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逆引き 四字熟語 四文字熟語辞典 > 悪い心境 感情に関する四字熟語



青息吐息 あおいきといき


青息吐息 あおいきといき  
困難な状態におかれたときや、弱ったときにつくため息。
または、ひどく苦しそうな様子や困り果てた様子を示すたとえ。
「青息」は心配したり困った時の息、
「吐息」は、ため息のこと。




悪口雑言 あこうぞうごん


悪口雑言 あこうぞうごん  
口にまかせてあれこれ悪口を言うこと。
さんざんにののしること。
また、そのことば。
「悪口」も「雑言」も、ともに悪口の意。




遺憾千万 いかんせんばん


遺憾千万 いかんせんばん  
非常に残念でたまらないこと。
思い通りにいかないで非常に心残りであること。
「遺憾」は残念なこと、不本意なこと、
「千万」は程度のはなはだしいことの意。




意気消沈 いきしょうちん


意気消沈 いきしょうちん  
元気を失ってるようす。
元気をなくし、しょげているようす。
「意気」は気持ち、元気な事、
「消沈」は消えうせる事の意で、「銷沈」とも書く。




右往左往 うおうさおう


右往左往 うおうさおう  
あわてふためいて、あちらへ行ったりこちらに行ったり
するような、混乱した状態のこと。
多くの人が入り乱れて動いてるさまにいう。




会稽之恥 かいけいのはじ


会稽之恥 かいけいのはじ 
敗戦の屈辱。
他人から受けた忘れられない恥辱。

中国の春秋時代、越(えつ)の王・勾践(こうせん)は、
呉(ご)の王・夫差(ふさ)に会稽山(かいけいざん)で敗れた。
そのとき受けたさまざまな恥辱を忘れず、非常な苦心の末に
夫差を破って名誉を回復したという故事から。
「会稽の恥を雪(すす)ぐ」とは、その恨みをはらすことをいう。




疑心暗鬼 ぎしんあんき


疑心暗鬼 ぎしんあんき    
心に疑いがあると何でもつまらない事で恐れたり
疑ってしまい不安になるという事。
疑いの心を持っていると暗がりの中で鬼の幻影を見たりする。




誇大妄想 こだいもうそう


誇大妄想 こだいもうそう
自分の現状を実際よりはるかに過大に評価して、
それを事実のように思い込むこと。
「誇大」は大げさなこと、
「妄想」はもと仏教語で、正しくない想念の意。




残念無念 ざんねんむねん


残念無念 ざんねんむねん   
満足がいかなくて悔しく思うこと。
「残念」も「無念」も、ともに心のこり、
あるいは悔しい思いの意。 



失望落胆 しつぼうらくたん


失望落胆 しつぼうらくたん  
希望を失ってがっかりすること。
「失望」は希望を失うこと、
「落胆」は期待はずれでがっかりすることの意。




自暴自棄 じぼうじき


自暴自棄 じぼうじき     
失望や失敗などで将来に対する希望を失い、
やけくそな行動をとること。
自分の思い通りにならないので、なげやりな
気持ちになること。
「自暴」は、自分の身を損なうほど
めちゃくちゃな行動をとること、
「自棄」は、すてばちで、やけくそになり、
自分で自分を見捨てることの意。




小心翼翼 しょうしんよくよく


小心翼翼 しょうしんよくよく 
気が小さくてびくびくしているさま。
「翼翼」は、うやまいつつしむの意。
本来は、つつしみ深く細かい配慮をし、何事もおろそかにしないさま。
(転じて)
気が小さくて思い切ったことが出来ず、いつもびくびくしているさま。
現在では、人を悪くいう場合に用いることが多い。




切歯扼腕 せっしやくわん


切歯扼腕 せっしやくわん   
非常にくやしくて激しく怒ったり、ひどく残念がったりすること。
「切歯」は歯を強く食いしばる、歯ぎしり、
「扼腕」は片方の手でもう一方の自分の腕を強く握りしめるの意。
いずれも憤りの表情をいうことから。



戦戦恐恐 せんせんきょうきょう


戦戦恐恐 せんせんきょうきょう  
恐れおののいているさま。
恐れてびくびくしていること。
「戦戦」は恐れおののくさま、
「恐恐」は恐れつつしむ、ふるえるの意。
「恐恐」は「兢兢」の書きかえで、
「戦戦兢兢として深淵(しんえん)に臨(のぞ)むが如(ごと)く、
薄氷(はくひょう)を踏むが如し」という詩句から。



惰気満満 だきまんまん


惰気満満 だきまんまん    
意欲が見られなくて、全くやる気がないさま。
怠け心が一杯でやる気がなく、だらけた状態。
また、そういう気分が満ち満ちているさま。
「惰気」は怠ける気分、
「満満」は満ちあふれているさまの意。




多情多恨 たじょうたこん


多情多恨 たじょうたこん   
ものごとに感じやすく、愛情も恨みも多いこと。
感受性が強く恨んだり悲しんだりすることが多いこと。
また、恋愛感情の豊かなさまにもつかわれる。




他力本願 たりきほんがん


他力本願 たりきほんがん   
ひたすら仏にすがって成仏しようとすること。
(転じて)
他人の力をあてにして、望みをかなえようとすること。
「本願」は仏や菩薩が衆生(しゅじょう)を救おうと立てた願いの意。
本来は仏教語で、自分で修行を重ねるのではなく、
仏の力に頼って極楽往生の望みを遂げることをいう。
それが転じて、他人まかせという悪い意味に用いるようになった。




輾転反側 てんてんはんそく


輾転反側 てんてんはんそく  
何度も寝返りをうつこと。
(転じて)
思い悩んで、なかなか眠れないさま。
また、人を恋するあまり、
眠れないままに夜を明かすこと。
「輾」は半回転、「転」は一回転、
「反」は返る、「側」は傾くの意。
すべて寝返りのこと。




屠所之羊 としょのひつじ


屠所之羊 としょのひつじ   
屠所に引かれていく羊のように、力のない歩みのこと。
刻刻と、また、一歩一歩死期が近づくことをいう。
災難や不幸に直面して、気力を失った人をたとえてもいう。
「屠所」は屠殺場の意。
はかない人生や無常の意にもいう。
  



怒髪衝天 どはつしょうてん


怒髪衝天 どはつしょうてん
激しく怒っているさま。
「怒髪」は怒りで逆立った髪の毛、
「衝天」は天を突くの意。
髪の毛が天に向かって逆立つほど激しく怒る事から。




薄志弱行 はくしじゃっこう


薄志弱行 はくしじゃっこう  
意志が弱く、実行力に乏しいこと。
気力が弱く、ものごとに消極的であること。
「薄志」は薄弱な意志、
「弱行」は気力・実行力に乏しいの意。



繁文縟礼 はんぶんじょくれい


繁文縟礼 はんぶんじょくれい  
規則や礼儀が込み入って、わずらわしいこと。
形式や手続きが多くこまごまとして面倒なこと。
「繁文」は、面倒でわずらわしい規則、
「縟礼」は、こまごました礼儀作法の意。

被害妄想 ひがいもうそう


被害妄想 ひがいもうそう   
他人から危害を加えられると思い込んで、不安にかられること。
また、ありもしない危害を受けていると思い込むこと。
「被害」は、害を被ること、
「妄想」は、もとは仏教語で、現実から離れた考え、迷いの考えの意。
妄想は「もうぞう」とも読む。 




悲歌慷慨 ひかこうがい


悲歌慷慨 ひかこうがい    
悲痛な歌を歌いつつ、嘆き悲しむこと。
また、社会の不正や乱れをいきどおり嘆くこと。
「悲歌」は悲しげに歌う、
「慷慨」は「忼概」とも書き、いきどおり嘆くの意。

楚(そ)の項羽(こうう)が、垓下(がいか)で
劉邦(りゅうほう)の漢軍に取り囲まれたとき、
自己の滅亡が目前に迫っている事を知り、
自ら詩を作り我が身の不運を嘆いたという故事による。




髀肉之嘆 ひにくのたん


髀肉之嘆 ひにくのたん    
実力を発揮する機会に恵まれないことを嘆き悲しむこと。
「髀肉」は股についた肉、
「嘆」は嘆き悲しむの意。

中国の三国時代、蜀(しょく)の劉備(りゅうび)が、
平和な日日が続いたので、戦場に出て馬に乗る機会がなく、
股に肉がついてしまったのを悲しんだという故事から。




悲憤慷慨 ひふんこうがい


悲憤慷慨 ひふんこうがい   
世の中の不正や不義に対して、いきどおり、かつ嘆き悲しむこと。
「悲憤」は悲しみいきどおる、
「慷慨」は「忼概」とも書き、いきどおり嘆くの意。
社会的な不正や不義に対しての怒りであり、
自己中心的な悲しみや怒りには使わない。




風声鶴唳 ふうせいかくれい


風声鶴唳 ふうせいかくれい  
ごくふつうの小さな物音や、ささいなことにも
驚いたり恐れたりすることのたとえ。
「風声」は風の音「鶴唳」は鶴の鳴き声。
敗軍の兵が、風の音と鶴の鳴き声にも
適の追撃かと思って驚き恐れたという故事から。
おじけづいた者が、ちょっとしたことにも
びくびくとおびえ恐れること。



不倶戴天 ふぐたいてん


不倶戴天 ふぐたいてん    
この世に共存できないほど恨みや憎しみが深く、
相手を生かしてはおけないということ。
また、そのような間柄。
「倶(とも)には天を戴(いただ)かず」と訓読する。
多くは「不倶戴天の敵」と使われる。




不承不承 ふしょうぶしょう


不承不承 ふしょうぶしょう  
仕方なしにいやいや承諾すること。
断わりきれずしぶしぶ承知すること。
気が進まないままに物事を行うさま。
「不承」は、承るに否定の意味をもつ
「不」をつけて繰り返し意味を強めたもの。

不平不満 ふへいふまん


不平不満 ふへいふまん    
満足できずに、心が落ち着かないこと。
または、その気持ちを態度やことばに出すこと。
「不平」は要求が満たされなくて不愉快な思いが
態度やことばに出るの意、
「不満」は要求の水準に達していないので物足りない、
気に入らないと思うことの意。




文人相軽 ぶんじんそうけい


文人相軽 ぶんじんそうけい   
作家や文学者はお互いに認めあわずに、軽蔑しあうこと。
「文人」は文章を書いたり詩を書いたりする人、
「相軽」はお互いに軽んじるの意。
互いに相いれない作家たちの心理をいい当てたことば。




辺幅修飾 へんぷくしゅうしょく


辺幅修飾 へんぷくしゅうしょく
布地のへりをきれいに飾ること。
(転じて)
うわべや外見を飾り、よく見せようと見栄をはること。
また、体裁を繕うこと。
「辺幅」は布地などのへり・ふち、
「修飾」は飾るの意。




茫然自失 ぼうぜんじしつ


茫然自失 ぼうぜんじしつ   
驚いて我を忘れ、ぼんやりすること。
あっけにとられたり気抜けして、我を忘れてしまうこと。
「茫然」は、あっけにとられてぼんやりする、
「自失」は、我を忘れるの意。
同意語を重ねて意味を強調したもの。



面従腹背 めんじゅうふくはい


面従腹背 めんじゅうふくはい 
上の者の命令に、表面的には素直に服従しているように
見せかけているが、心の中では背いていること。
また、反逆の機会をうかがっていたりすること。
「面」は、顔つき、「腹」は、心の中、「背」は、そむくの意。
「面従」は人の面前でだけ、服従することの意。
相手にへつらい従っているようでも、その裏で相手の失脚を
狙っているような態度をいう。





欲求不満 よっきゅうふまん


欲求不満 よっきゅうふまん  
ものごとが思うようにいかず、満たされないこと。
欲求が何らかの障害によって阻止され、満足されない状態にあること。
また、その結果生じる不快な緊張や不安、不満にたいしてイライラしていること。




哀毀骨立 あいきこつりつ


哀毀骨立 あいきこつりつ
親との死別に嘆き悲しんでやせ衰え、骨と皮ばかりになること。
「哀毀」は悲しみのあまりからだをこわす、また、やせ細ること。
「骨立」は骨だけでからだを支えるほど肉が落ちて、
骨と皮ばかりになること。
父母の死などで非常に悲しむことの形容。




意気阻喪 いきそそう


意気阻喪 いきそそう
元気を失う様子。意気込みがくじける様をいう。
「阻」は、はばむ、くじけるの意。
「喪」は、なくなる。
「阻喪」は気力がくじけ、勢いがなくなること。
「阻」は「沮」とも書く。




意志薄弱 いしはくじゃく


意志薄弱 いしはくじゃく
意志が弱く我慢強さに欠けること。
自分の行動を抑制したり、物事を我慢する気持ちの弱いこと。
自分の判断で一度決めたことでも、
人に言われるとすぐ心が揺らぎ変えてしまう場合にもいう。




外巧内嫉 がいこうないしつ


外巧内嫉 がいこうないしつ
外面だけがよいこと。
うわべではよい顔をしているが、内心では嫉んでいること。
「外巧」は外面上美しく巧みに飾り立てていること。
「内嫉」は心の中でねたむこと。
嫉妬していることを相手に悟られない為に、
美しい笑顔を見せてごまかしているさまをいう。




顔厚忸怩 がんこうじくじ


顔厚忸怩 がんこうじくじ
恥知らずのあつかましい者でさえ、さすがに恥ずかしく、
きまりの悪い思いをすること。
恥じ入る色が顔にありありとあらわれることの意。
「顔厚にして忸怩たる有り」の略。
「顔厚」は、恥じる心が顔に表れる意。
また、面の皮が厚い者の意とも解される。
「忸怩」は、恥ずかしく思うさま。また、恥じて身をちぢめること。
非常に恥じ入ることの謙称。




杞人之憂 きじんのうれい


杞人之憂 きじんのうれい
無用の心配のこと。
取り越し苦労のこと。
「杞」は、中国・周の時代の国名のこと。
杞の国のある男が、天が落ちてくるのではないかと心配して、
夜もゆっくり眠れず、食事ものどに通らなかったという故事から。
「杞憂」の語源になったことば。




形影相憐 けいえいそうりん


形影相憐 けいえいそうりん けいえいあいあわれむ
孤独な自分を憐れむさま。
影法師が憂いを慰めてくれるほかは同情者のないこと。
また、いつの間にか年老いて、
鏡の中に白髪となった自分の姿を見た悲哀のことば。
「形影」は、自分自身とその影。
「相隣」は、互いに憐れむこと。
自分の形と影とが互いに憐れみ慰め合うの意から、
孤独で訪れる人もいないさまにもいう。




犬猿之仲 けんえんのなか


犬猿之仲 けんえんのなか
何かにつけて、いがみ合うような仲の悪さのことをいう。
日本では昔から犬と猿は相性が悪いとされていることから、
非常に仲が悪いことのたとえ。




後顧之憂 こうこのうれい


後顧之憂 こうこのうれい
後に残る心配のこと。
物事をやり終わった後に残る気がかり。
のちのちの心配。
「後顧」は、後をふりむく意。
背後が気がかりであるということ。
自分が死んだ後のことにも使う。




自己嫌悪 じこけんお


自己嫌悪 じこけんお
自分が嫌になること。
自分で自分にいやけがさすこと。




自己顕示 じこけんじ


自己顕示 じこけんじ
自分の才能・力・実績をことさら他人に見せびらかすこと。
また、自分を実力以上に見せかけること。
自分の存在を必要以上に目立たせ、他人の注意をひくこと。
「顕示」は、はっきり示すこと。
謙虚さを伴わない場合が多い。




死児之齢 しじのよわい


死児之齢 しじのよわい
死んでしまった子がもし生きていたら今いくつになっているのかと、
その子の年を数えて嘆くこと。
また、取り返しのつかない過去の物事を悔やんで、
くどくど言うことのたとえ。
「死児の齢を数える」「死んだ子の年を数える」 ともいう。




焦心苦慮 しょうしんくりょ


焦心苦慮 しょうしんくりょ
心配していらだつさま。思い悩み心があせることの意。
あせっていらいらと気をもむこと。また 、その気持ち。
略して「焦慮(しょうりょ)」ともいう。




川上之歎 せんじょうのたん


川上之歎 せんじょうのたん
時の流れを悲しむこと。
万物が過ぎ去っていくのを嘆くこと。
孔子が川のほとりに立ち流水を見て、川の水の絶えない流れの様に
「過ぎ去るものはこの様なものか、昼となく夜となく流れ去っていく」と、
時が過ぎてかえらず、万物が変化してやまないのを嘆いたという
故事から。




泣斬馬謖 きゅうざんばしょく


泣斬馬謖 きゅうざんばしょく
規律を保つために最愛の者も、私情を交えずに処罰すること。
大きな目的を達成するために、また、大事をうまくおさめるため、
私情を挟まず法に従って、愛する者でも処分すること。
蜀(しょく)の諸葛亮(孔明)は、劉備の死後、
国力の充実を図っていたが、機が熟したと見ると、
大軍を発して魏(ぎ)を攻めた。
孔明の信頼を得ていた馬謖は命を受けて街亭で魏軍と会戦したが、
孔明の指揮に忠実でなかったために大敗し、
蜀の中原(ちゅうげん)攻略の計画は失敗した。
孔明はやむをえずその責任を追及し、最愛の部下である馬謖を、
法をまげないために、泣きながら処罰したという故事から。
上司が私情をすてて部下を処断する時に使われる。
「泣いて馬謖を斬る(ないてばしょくをきる)」と訓読する。




羨望嫉妬 せんぼうしっと


羨望嫉妬 せんぼうしっと
うらやんで、ねたむこと。
「羨望」は、うらやましく思うこと。
「嫉」も「妬」も、ねたむこと、
特に「妬」は、他の男女の仲をにくむこと。




俎上之鯉 そじょうのこい


俎上之鯉 そじょうのこい
俎(まないた)の上に据えられた鯉が、
料理されるのを待つばかりという状態のこと。
(転じて)
相手の成すがままになるより仕方のない、
逃げ場のない状態にある者のたとえ。
死ぬ以外に道のない、命運が尽きた者のたとえ。
他人によって生死の運命が握られている者のたとえ。
また、結果を待つ心境にもいう。
「まな板の上の鯉」ともいう。
類語、俎上之魚。俎上之肉。




断腸之思 だんちょうのおもい


断腸之思 だんちょうのおもい
はらわたがちぎれるほどの悲しみや苦しみ。
晋の武将 桓温(かんおん)が、舟で三峡(さんきょう)を渡った時、
その従者が猿の子を捕らえてその舟にのせた。
母猿がそれを慕って哀しげに鳴きながら、
岸を百余里も追いかけてきた。
だがついに力尽きて倒れた母猿の腹を割いて見ると、
腸が悲しみのあまりずたずたに断ちきれていたという故事による。




遅暮之嘆 ちぼのたん


遅暮之嘆 ちぼのたん
年老いていくわが身を嘆くこと。
「遅暮」は、少しずつ暮れに近づく、
(転じて)だんだん年をとること。
人生の夕暮れにさしかかった嘆きのこと。




懲羹吹膾 ちょうこうすいかい


懲羹吹膾 ちょうこうすいかい
失敗したことに懲りて臆病になるさま。
勢いよく熱い吸い物をすすって口にやけどをしたのに懲りて、
冷たいなますや刺し身を食べるにも警戒して吹いてさます。
前の失敗に懲りて必要以上に警戒心を持つことのたとえ。
「羹」は「あつもの」と読み、野菜や魚肉などを入れて作る熱い吸い物。
「膾」は「なます」と読み、魚介類や野菜などを刻み、
酢で味付けした料理。
「羹に懲りて膾を吹く」(あつものにこりてなますをふく)とも読む。




得魚忘筌 とくぎょぼうせん


得魚忘筌 とくぎょぼうせん
目的が達せられると、手段は忘れられるということ。
筌(うえ)を使って魚を捕ると、
そのうれしさに筌のおかげで捕れたのだということを忘れてしまう。
(転じて)
目的を達してしまうと、それまで役に立っていたもののことを
忘れてしまい、かえりみなくなることのたとえ。
また、恩を受けて報いることを忘れる意にも用いる。
「筌」は、水中に沈めて魚を捕る道具で、竹で作ったかごのこと。
「魚(うお)を得て筌(せん)を忘れる」と訓読する。




杯中蛇影 はいちゅうだえい


杯中蛇影 はいちゅうだえい
疑ってかかれば何でもないことでも疑わしく見えてしまい、
神経を悩ます元になるというたとえ。

河南(かなん)の長官 楽広(らくこう)の親しい友人が
楽公の部屋で酒を飲んでいたとき、
杯の中に影があるのを見て蛇と思い込み、
その酒を飲んだことが気になり病気になった。
後にその蛇の影は、なげしに懸けてあった弓の見間違えであると
楽公に説明されると、病気はたちまち治ったという故事から。




麦秀之嘆 ばくしゅうのたん


麦秀之嘆 ばくしゅうのたん ばくしゅうのなげき
祖国が滅亡したことに対する嘆きのこと。
殷(いん)が、紂王(ちゅうおう)の暴政によって滅んだあと、
王族のひとり箕子(きし)が殷の古都を過ぎたとき、
その廃墟に麦が伸びているのを見て、
王朝の滅亡を嘆いた故事による。




不埒千万 ふらちせんばん


不埒千万 ふらちせんばん
非常にけしからんと思うこと。
きわめて不届きであること。
「埒」は、馬場の囲いの意。(転じて)物事のくぎり、秩序の意。
「不埒」は、法にはずれていることや道理に背いていること。
「千万」は、名詞の下について、程度の甚だしいさまを示している。




鳳鳥不至 ほうちょうふし


鳳鳥不至 ほうちょうふし
鳳凰が現れないこと。
(転じて)
聖人が天子の位についていないことで、
救いのない乱世を絶望すること。
聖天子が現れる予兆ともいわれている鳳凰(ほうおう)が
出現しないといって、乱世を悲しんだ孔子のことば。
「鳳鳥至らず(ほうちょういたらず)」と訓読する。




冷汗三斗 れいかんさんと


冷汗三斗 れいかんさんと
非常に怖いこと。
また、恥ずかしい思いをすること。
「冷汗」は、冷や汗。
「斗」は、ひしゃく、または液体の量を計るマスの意で、
「三斗」は、量の多いたとえ。「一斗」は、約十八リットル。
冷や汗が三斗も出る意から、非常に恥ずかしい思いや、
恐ろしい事に出会って強い恐怖感を抱いた時の気持ちに使う。




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