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座右の銘とは


座右之銘 ざゆうのめい
常に身近にあって自らを戒めることばのこと。
「座右」は、自分が座るかたわらをさし、
身のまわり、身近な所という意。
「銘」は、自分の戒めとする語句・文・格言などのこと。




一意専心 いちいせんしん


一意専心 いちいせんしん
他のことは一切考えず、一つの事に心を集中すること。
熱中すること。
「一意」は一つの事に集中すること、
「専心」はあることに心を集中し、熱心に行う事。
専念すること。




一言之信 いちげんのしん


一言之信 いちげんのしん
一言でも言ったことは必ず守ること。
「一言」は、一つのことば、一句のこと。
たった一言でも、いったん口に出したからには、
最後まで固く守り通すことをいう。
「信」は、もともとそうした言行の一致していること、
言うことに偽りがあってはならないの意。




一汁一菜 いちじゅういっさい


一汁一菜 いちじゅういっさい  
質素な食事のこと。
飯のほかに汁一品、おかず一品だけの簡素な食事。
「汁」はしるもの「菜」はおかずの意。




一諾千金 いちだくせんきん


一諾千金 いちだくせんきん   
男が一度承諾したことには千金にも代えがたい価値があるということ。
約束したら必ず守らなければならないことのたとえに用いる。
「季布(きふ)一諾」から出た言葉。
楚(そ)の名将・季布は、
いったん約束したことは命をかけて実行したため、
「黄金百斤(おうごんひゃっきん)よりも季布の一諾のほうがまし」と
人々から絶大な信用を得た。




一念通天 いちねんつうてん


一念通天 いちねんつうてん
強い信念をもって一心に努力を続けていれば、
必ず成し遂げられるということ。
「一念」は、ある一つのことをひたすら思い続けること。
固い決意で物事に専心し、たゆまず努力を続けていけば、
その誠意が必ずや天に通じて、
いかなる事でも達成することができるという意。




一蓮托生 いちれんたくしょう


一蓮托生 いちれんたくしょう  
仲間と物事の善意にかかわらず、行動や運命を共にすること。
夫婦や親子などが死後までも変わらない愛情を持ち合うこと。
もとは仏教で、死後、極楽浄土の同じ蓮華の上で生まれる事。
「一蓮」は同じ蓮の花、
「托生」は生をゆだねるの意で、「託生」とも書く。




一視同仁 いっしどうじん


一視同仁 いっしどうじん   
敵味方の区別や身分や国籍などで相手の人を差別する事無く、
すべての人を平等に愛する事。
「一視」は一目見ること、
「同仁」は同じ様に愛を施すの意。




一死報国 いっしほうこく


一死報国 いっしほうこく
一命を捨てて国のために尽くすこと。
わが身を顧(かえり)みずに、国家のために働くこと。
「一死」は、一命をなくすこと。
「報国」は、国恩に報いるために尽くすこと。




一刀両断 いっとうりょうだん


一刀両断 いっとうりょうだん 
一振りで真っ二つに切ってしまう事
(転じて)
情実などにとらわれず決断が速く鮮やかに事を処理する事。
断固たる態度で物事を処理する事。




一片氷心 いっぺんひょうしん


一片氷心 いっぺんひょうしん
清らかに澄んだ美しい心のこと。
汚れなく清らかな品行のたとえ。
「一片」は、ひとかけら。
「氷心」は、氷のように透明な心のこと。
薄いひとかけらの氷のように、
心が澄みきって汚れのないきわめて清らかな様子。




威風堂堂(威風堂々) いふうどうどう


威風堂堂(威風堂々) いふうどうどう 
態度や雰囲気が周囲を圧倒するような、
威厳に満ちて堂堂としている様。
「威風」は、威厳があって立派な様。
「堂堂」は、おごそかで立派な様の意。




隠忍自重 いんにんじちょう


隠忍自重 いんにんじちょう 
ひたすら我慢して軽はずみな行動はつつしむ事。
「隠忍」は、じっと耐え忍ぶ、
「自重」は、自分を大切にすることで、
ここでは自分の行動をつつしむ事の意。




雲烟過眼 うんえんかがん


雲烟過眼 うんえんかがん  
物事に深く執着しないこと。
雲や煙が目の前を過ぎて、たちまち跡形もなくなってしまうようす。
それを気にしないように、物事を深く心に止めないで、
欲もなく執着しないことの意。
「烟」は煙、かすみの意。




雲心月性 うんしんげっせい


雲心月性 うんしんげっせい  
物にとらわれない雲や澄んでいる月のように
清らかな心をもった性質。
(転じて)
名声や富を求めず超然としていること。
無私無欲の清らかな人柄のたとえ。




運否天賦 うんぷてんぷ


運否天賦 うんぷてんぷ  
運を天にまかせる事。
運があるかないか、人の吉凶は天の力によって決まるという意。
運否は好運と非運、運不運、天賦は天が与えるものの意。




円転滑脱 えんてんかつだつ


円転滑脱 えんてんかつだつ  
物事を手際よく処理する事。
物事が順調に進行する事。
また、人との応対がかどを立てずに巧みな事。
「円転」は、まるく転がる、
「滑脱」は、なめらかにすべりぬけるの意。




偃武修文 えんぶしゅうぶん


偃武修文 えんぶしゅうぶん
戦いをやめ、学問を重んじて平穏な世の中を築くこと。
「偃武」は、武器を倉庫に納め片づける意。
(転じて)戦いをやめること。
「修文」は、文徳を修めること。学問を修めること。
武器を伏せてかたづけ、文徳を修めて太平の世にすること。
周の武王(ぶおう)が殷(いん)の紂王(ちゅうおう)を滅ぼして凱旋し、
武器をしまって学問を重んじ、軍用の馬を華山の南に帰し、
牛を桃林の野に放って、再び用いないことを示した故事に基づく。
「武を偃せ文を修む(ぶをふせぶんをおさむ)」と訓読する。




温故知新 おんこちしん


温故知新 おんこちしん
過去のことを研究して、そこから新しい真理を再発見すること。
古いものをたずね求めて新しい事柄を知る意から。
孔子の「故(ふるき)を温(たず)ねて新しきを知らば、
以(も)って師と為(な)るべし」
(昔のことを研究して、そのなかから新しい真理を発見できる人なら、
人の師となることができる)ということばから。
一般に「故きを温ねて新しきを知る
(ふるきをたずねてあたらしきをしる)」と訓読する。
一説には、「故きを温(あたた)めて」と訓読し、
冷たいものをあたため直し味わう意から
(転じて)昔のことをもう一度よみがえらす意となる。




外柔内剛 がいじゅうないごう


外柔内剛 がいじゅうないごう 
外見は穏かそうに見えても、本当は芯がしっかりしていること。
態度は柔和でも、実際は気が強いこと。




快刀乱麻 かいとうらんま


快刀乱麻 かいとうらんま 
物事を敏速かつ手際よく、鮮やかに解決をする事。
「快刀」は良く切れる刀、
「乱麻」は縺れた麻の意。
「快刀乱麻を絶つ
(切れ味の良い刀で縺れた麻糸を断ちきる)」の略で、
こみいった物事を明快に解決することをいう。




偕老同穴 かいろうどうけつ


偕老同穴 かいろうどうけつ  
夫婦が愛情深く結ばれていて契りが固い事。
また、幸福な夫婦生活のたとえ。
「偕老」は夫婦がともに老い、
「同穴」は死んでからも同じ墓に入ると言う意から。
夫婦が老年になるまで仲良く連れ添い遂げること。




臥薪嘗胆 がしんしょうたん


臥薪嘗胆 がしんしょうたん 
復讐の志を抱き敵を打つ為、
あるいは目的を果たす為に長い間苦労を重ねる事。
又は、将来の成功を期して長い間辛抱強く努力する事。
「臥薪」は薪(たきぎ)の上で寝ること。
「嘗胆」は苦い胆をなめること。

中国の春秋時代、呉(ご)と越(えつ)の間には戦争が絶えなかった。
越の王・勾践(こうせん)に父を討たれた呉の王・夫差(ふさ)は、
毎夜薪の上で寝て、その痛みで復讐心を奮い立たせた。
そして三年後、ついに会稽山(かいけいざん)にて父の敵を討った。
一方、戦に惨敗した勾践は、命は助かったが夫差の臣下(しんか)になり、妻を召使に差し出すという屈辱を受けた。
馬小屋の番人にされるなどの苦労の後、越へ帰国した勾践は、寝室に苦い胆を掛けておき、
これをなめることで敗戦の屈辱(会稽之恥)を思い出させた。
そして苦心の末、二十二年後に呉を滅ぼしたという故事から。




確固不抜 かっこふばつ


確固不抜 かっこふばつ
しっかりして、動かないこと。
意志や精神などがしっかりとしていて動じないさま。
また、固く定まって変えることができないさま。
「確固」は、しっかりして堅いさま。揺るぎのないさま。
「不抜」は、固くて抜けないこと。動かせないこと。
いかなる状況にもかかわらず、信念を守る、不変なさまをいう。
「確乎不抜」とも書く。




間雲孤鶴 かんうんこかく


間雲孤鶴 かんうんこかく
隠居(いんきょ)者の自由な生活のこと。
世俗にわずらわされることなく、
静かに自適生活をするのんびりとした心境のこと。
「間雲」は、静かに空に浮かぶ雲のこと。
「間」は「閑」と同じ。
「孤鶴」は、群を離れた一羽の鶴のこと。
自然の中で思いのままに悠々と暮らす境地をいう。




閑雲野鶴 かんうんやかく


閑雲野鶴 かんうんやかく    
なにものにも束縛されず、
のんびり自然を楽しみながら暮らす境遇をいう。
「閑雲」は静かに空に浮かぶ雲、
「野鶴」は原野に遊ぶツルの意。




寛仁大度 かんじんたいど


寛仁大度 かんじんたいど   
心が広くて情け深いこと。
「寛仁」も「大度」も寛大で度量の大きい
おもいやりのある人柄の意。




勧善懲悪 かんぜんちょうあく


勧善懲悪 かんぜんちょうあく  
善いことをするように勧め、悪い事を戒め懲らしめること。
略して勧懲ともいう。
善が栄え、悪は滅びるという勧善懲悪を説く小説を勧懲小説といい、
滝沢馬琴(たきざわばきん)の「南総里見八犬伝」が名高い。




気炎万丈 きえんばんじょう


気炎万丈 きえんばんじょう   
他を圧倒するほど意気込みが盛んなこと。
「気炎」は「気焔」とも書き、炎が燃え上がるほど威勢のいいこと、
「丈」は長さの単位で「万丈」は、きわめて高いことの意。
燃え上がる炎のように、意気が一万丈にまで立ち昇る様子から。
気炎を上げるの意。




旗幟鮮明 きしせんめい


旗幟鮮明 きしせんめい  
主義主張や立場がはっきりしていること。
「旗幟」は、旗とのぼり、はたじるし。また、主義・主張・態度のこと。
「鮮明」は、はっきりしている事の意。
「旗色鮮明」と書く人が多いが誤り。




鬼面仏心 きめんぶっしん


鬼面仏心 きめんぶっしん   
外見は鬼のように恐い顔でも、
本当は見た目と違いとてもやさしい心をもっていること。
また、そういう人。
「鬼面」は鬼の顔の意で、外見だけのいかめしさをいう。
「鬼面人を驚かす」(見せかけの威勢で人をおどす)などと用いる。




救世済民 きゅうせいさいみん


救世済民 きゅうせいさいみん
乱れた世の中をよくし、人々を苦しみや難儀から助けることの意。
「救世」は、悪い世の中を救ってよいほうに導くこと。
とくに宗教の力により、この世の苦しみから人々を救うこと。
「済民」は、人々をこの世の苦しみや難儀から救うこと。



虚静恬淡 きょせいてんたん


虚静恬淡 きょせいてんたん
心にわだかまりを持たず、さっぱりとしているさま。
私心や私欲がなく、心静かなこと。
「虚静」は、心が平静であること、静かで落ち着いた心。
「恬淡」は、無欲で物事に執着しないこと、わだかまりがないこと。




義理人情 ぎりにんじょう


義理人情 ぎりにんじょう
物事の正しい道理、人の行うべき正しい筋道のことで、
人付き合いの基本とされる観念。
「義理」は、人間関係のしがらみに基づく義務。
「人情」は、人間が本来持っている思いやりの心。
「義理」と「人情」は理性と感情を意味する別のことばだが、
二つを合わせる事で、人間関係や社会的立場などから生まれる
複雑な感情のことにもいう。
また、人との関係を大事にし、愛情や責任感が強い人に対して
「義理人情に厚い人」といい、ほめことばとしてもつかう。




謹厳実直 きんげんじっちょく


謹厳実直 きんげんじっちょく  
正直できわめてまじめな事。
謹厳はつつしみ深くおごそかなこと、実直は正直でまじめな事の意。
また、融通の利かない人に皮肉をこめて用いる事もある。




形影一如 けいえいいちにょ


形影一如 けいえいいちにょ
仲むつまじい夫婦のたとえ。
形と影とがいつもいっしょであるように、
夫婦が仲がとてもよい状態であることの意。
形あるものと影は互いに離れることがないことから、
密接な関係のたとえ。
「形影」は、物の形とその影。
「一如」は、同じということ。
また、物の形と影が全く同じであるように、
心と行動とがぴったりと合うことで、
その人の心の善悪がそのまま行動に表れることのたとえ。




堅忍不抜 けんにんふばつ


堅忍不抜 けんにんふばつ  
我慢強くどんな困難にも屈せず耐え忍び、
誘惑にも心を動かさず頑張る事。
「堅忍」は我慢強い事、
「不抜」は意志が強くものに動じないの意。




行雲流水 こううんりゅうすい


行雲流水 こううんりゅうすい  
空を行く雲と、ながれてとどまらない水。
(転じて)
ものごとに執着せずに、自然のなりゆきに任せて行動すること。
また、諸国を修業して歩く禅僧(雲水)のたとえ。
「行雲」はただよう雲、「流水」は流れる水の意。
悠々とした態度にもいう。




光焰万丈 こうえんばんじょう


光焰万丈 こうえんばんじょう
勢いの盛んなさま。
光り輝く炎が一万丈にまで達すること。
(転じて)
詩文や議論などの、内容や表現の規模が雄大で勢いがあること。
またそれゆえに、長く後世に伝わるたとえ。
韓愈(かんゆ)が、李白(りはく)と杜甫(とほ)の詩文を形容したことば。
「光焔万丈」「光炎万丈」とも書く。




剛毅木訥 ごうきぼくとつ


剛毅木訥 ごうきぼくとつ   
不屈の精神を持っていて、しかも地味で飾り気のないこと。
原典には「剛毅木訥は仁に近し」とある。
「木訥」は「朴訥」とも書く。




剛毅果断 ごうきかだん


剛毅果断 ごうきかだん
しっかりした強い意志を持ち、
物事にひるまず思い切って事を行うさま。
自らの信念に従って大胆に事を決すること。
不屈の意思で思い切りがよく、決断力に富んでいるさま。
「剛毅」は、意思が強固で不屈であるという意。
「果断」は、思い切って事を行う潔い決断力の意。




光風霽月 こうふうせいげつ


光風霽月 こうふうせいげつ  
雨上がりのさわやかな風と晴れ渡った月。
(転じて)
心が清らかで、わだかまりのないこと。
性質が公明で清々しいこと。
宋の詩人黄庭堅(こうていけん)が
周敦頤(しゅうとんい)の人柄を評した言葉。
「霽月」は雨上がりの晴れ渡った夜の月。




公平無私 こうへいむし


公平無私 こうへいむし    
誰にでも公平で少しも私欲をまじえない事。
または、判断が一方に偏ることなく、
個人的な感情や利害をからめないこと。




豪放磊落 ごうほうらいらく


豪放磊落 ごうほうらいらく 
度量が大きく、細かな事にこだわらないこと。
または、くよくよしないこと。
「豪放」も「磊落」もともに心が大きく、小事にこだわらないの意。




克己復礼 こっきふくれい


克己復礼 こっきふくれい    
自分の欲望をおさえて、社会の規範や礼儀にかなった行動をとること。
「克己」は己の欲望に勝つこと、
「復礼」は礼の道に従うことの意。
「己(おのれ)に克(か)ちて礼を復(ふ)む」と訓読する。
「仁」について、孔子が弟子の顔淵(がんえん)に答えたことば。




刻苦勉励 こっくべんれい


刻苦勉励 こっくべんれい 
心労を尽くして仕事や勉学に励む事。
苦労しながら努力する事。
「刻苦」は力を尽くし心を労すること、
「勉励」は努め励み、精を出すこと。




塞翁之馬 さいおうのうま


塞翁之馬 さいおうのうま
人生の禍福は変転し予測できないものである。
またそれをいたずらに一喜一憂すべきことでないことをいう。

国境の砦に住む老翁が、飼っていた馬に逃げられたが、
やがてその馬が駿馬(足の速い馬)をつれて帰ってきた。
駿馬に乗った翁の子は落馬して足を折ってしまったが、
そのために、胡人の侵略による戦乱にも兵役をまぬがれて
無事であった、という故事から。

幸不幸は定め難く、不幸を嘆いてばかりいてはいけない
という意もある。
「人間万事塞翁が馬」ともいう。




先則制人 さきんずればひとをせいす


先則制人 さきんずればひとをせいす
ひとより先に事を行えば、人を抑えることができ有利である。
人の後に回れば、牽制を受けて不利になる。
「先即制人、後則為人所制」
(先んずれば即(すなわ)ち人を制し、
後(おく)るれば則(すなわ)ち人に制せらる所と為る)
ということばから。
何事においても後手に回ってはいけないということ。




殺身成仁 さっしんせいじん


殺身成仁 さっしんせいじん
自分の命を犠牲にして、世のため人のために尽くすこと。
人道の極致を成就するためには、生命をも顧みないということ。
人にとって最も大事な価値のある目的を達成するためには、
命を賭しても悔いないということ。
「身を殺して仁を為(な)す」と訓読する。




左文右武 さぶんゆうぶ


左文右武 さぶんゆうぶ
左に文を用いて右に武を用いるという意から、
学識と武力を用いて天下を治めるということ。
また、文武両道にすぐれていること。
「左文」は、文筆を尊ぶこと。
「右武」は、武を尊ぶこと。
「右文左武(ゆうぶんさぶ)」ともいう。




四海兄弟 しかいけいてい


四海兄弟 しかいけいてい    
世界中の人々はみな同じ人類で、分け隔てすべき理由が無く、
すべて兄弟のように親しくつきあうべきであるということ。
「四海」は四方の海、また国内、天下、世界の意。
「兄弟」は「きょうだい」とも読む。




已後而死 ししてのちやむ


已後而死(死して後已む) ししてのちやむ
死ぬまで努力し続けること。
死んでようやく終わりになることで、
命のある限り物事をやめるべきではないことをいう。



獅子奮迅 ししふんじん


獅子奮迅 ししふんじん 
激しい勢いで物事に取り組み全力を尽くす事。
人の勢いの盛んな例え。
百獣の王ライオンが猛り狂う意から。
「奮迅」は勢い激しく奮い立つの意。



質素倹約 しっそけんやく


質素倹約 しっそけんやく
贅沢ではなく、つつましいこと。
地味で無駄遣いをしないこと。
「質素」は、飾り気がないこと。
「倹約」は、つつましく、無駄遣いをしないこと。




七転八起 しちてんはっき


七転八起 しちてんはっき 
何度失敗しても、くじけることなく立ち上がり、奮起する事。
七度転んでも八度起きるという意から。




質実剛健 しつじつごうけん


質実剛健 しつじつごうけん   
まじめで飾り気が無くすこやかで、
心身ともにしっかりしていて強い事。
またそのさま。
質実は飾り気が無く、
まじめなこと剛健は心も体も強くたくましい事の意。
生活態度の模範としてもちいる。




実践躬行 じっせんきゅうこう


実践躬行 じっせんきゅうこう  
自分自身で実際に行ってみること。
口先だけではなく、まずは行動せよの意。
「実践」は実行する、
「躬行」は、みずから行うことの意。
とくに高い目標や信条を掲げて、
それを行おうとする場合に用いる。



疾風迅雷 しっぷうじんらい


疾風迅雷 しっぷうじんらい 
強い風と激しい雷。
(転じて)
行動が極めて素早く激しい事。
事態が急変するさま。
または、強い軍勢の攻撃の形容にも使われる。
「疾」も「迅」も速い激しいの意。




終始一貫 しゅうしいっかん


終始一貫 しゅうしいっかん    
始めから終わりまで、
ずっと同じ主義や態度でのぞみ変わらないこと。
周囲の情勢や変化に影響される事なく、
主義主張を持ち続ける場合にも用いる。




周而不比 しゅうしてひせず


周而不比 しゅうしてひせず
優れた人格者は、だれとも公平に交わり、
かたよった仲間を作らないこと。
「周」は、あまねく広く人々と親密に交わること。
「比」は、かたより親しんで党派をなすこと。
孔子の「子曰、君子周而不比、小人比而不周」
(子曰わく、君子は周して比せず、小人は比して周せず)
ということばから。
君子は誰とでも誠実公正に付き合うが、
特定の仲間だけの私的な結束はしない。
小人は私的な結束はするが広く分け隔てない
誠実なつき合いはしない。
「君子」は、学識・人格ともに優れた立派な人。
また、高位・高官の人。




柔能制剛 じゅうのうせいごう


柔能制剛 じゅうのうせいごう 
しなやかで柔軟性に富む者は、
力の強いものをうまくかわして勝ってしまう事。
(転じて)
弱い者が強いものに勝つ事。
「柔能く剛を制す(じゅうよくごうをせいす)」と訓読する。
「柔能く剛に克つ」ともいう。




松柏之操 しょうはくのみさお


松柏之操 しょうはくのみさお
苦しい状況にあっても、信条を変えないこと。
いかなる困難に負けない強さ。
松や柏(かしわ)は常緑樹なので、
冬の季節にあっても緑の葉をたたえて美しいことから、
(転じて)
困難な状況下でも節操を変えない意志の強さのたとえ。
「柏」は、このてがしわのこと。
「松柏」は、節操を守って変わらないことのたとえ。




首尾一貫 しゅびいっかん


首尾一貫 しゅびいっかん  
始めから終わりまで、主義や態度など方針を変えることなく、
一筋に貫いている事。
初めと終わりで矛盾しないこと。
「首尾」とは初めと終わりの意。
類義語に「終始一貫」、「首尾一徹」などがある。



初志貫徹 しょしかんてつ


初志貫徹 しょしかんてつ  
最初に思い立った志を、
くじけることなく最後まで貫き通すこと。
「初志」は、はじめに立てた志の意。




仁者不憂 じんしゃふゆう


仁者不憂 じんしゃふゆう
日ごろの行いがよければ、悩みごとはなくなるということ。
仁徳のある優れた人物は、道理に従い天命に任せるから、
心配したり嘆いたりしないという意。
「論語」の「知者は惑(まど)わず。仁者は憂(うれ)えず。
勇者は懼(おそ)れず。」から。




仁者無敵 じんしゃむてき


仁者無敵 じんしゃむてき
情け深い人は、人から憎まれないということ。
また、仁徳者は慈愛をもって政治を行い、
人民を分け隔てなく愛するから敵対する者がいないということ。
「仁者」は、儒教道徳の根本原理である「仁」の徳を備えている人、
仁政を施す為政者のこと。

梁(りょう)の恵王(けいおう)が、「自分に敵対する者がいるか。」と
問うたのに対して、ある人が「民衆は、仁政をなす王に心から従い、
敵対する者はいない。」と答えた故事から。
仁徳の備わった人は、すべての人に愛情をもって接するので、
敵というものがないということ。
「仁者は敵無し(じんしゃはてきなし)」と訓読する。




進取果敢 しんしゅかかん


進取果敢 しんしゅかかん
自ら積極的に物事に取り組み、
決断力にすぐれて大胆に突き進むこと。
「進取」は、自分から進んで事をなす、
「果敢」は、決断力が強く大胆なこと。




心頭滅却 しんとうめっきゃく


心頭滅却 しんとうめっきゃく 
無念無想の境地。
もとは仏教語で、心の中の雑念を取り除く事。
(心頭を滅却すれば火もまた涼し)の略。
いかなる苦難にあっても、
心の持ちかたでしのげるはずだという意。




晴耕雨読 せいこううどく


晴耕雨読 せいこううどく    
晴れた日は田畑を耕して働き、雨の日は家の中で読書を楽しむこと。
悠悠自適の生活をいう。
自然と共に気ままに暮らす、理想的な老後の生活にもたとえられる。



精神一到 せいしんいっとう


精神一到 せいしんいっとう 
全精神を集中して努力すれば、どんな困難なことでもできるということ。
朱熹(しゅき)の言った「精神一到何事か成らざらん」の略




正正堂堂 せいせいどうどう


正正堂堂(正々堂々) せいせいどうどう   
行動や態度が公正で正しく立派なさま。
態度がまっすぐで卑怯な手段をとらないこと。
本来は「正正の旗、堂堂の陣」の略で、
軍隊などの陣容が整い、勢いが盛んなこと。
「正正」は、正しくきちんとしていること。
「堂堂」は、いかめしく立派なこと。




清濁併呑 せいだくへいどん


清濁併呑 せいだくへいどん 
心が広くて、善人と悪人の区別なくあるがままに受け入れる事。
その人物の度量や包容力の大きい事。
「清濁併せ呑む」とも読む。
「清濁」は正と邪、善人と悪人といった意。
大海は清流も濁流も区別無く受け入れることから。




精励恪勤 せいれいかっきん


精励恪勤 せいれいかっきん
力の限りを尽くして学業や仕事に励むこと。
きわめて熱心に仕事に励むこと。
「精励」は、力を尽くして仕事に励むこと。
「恪」は、慎むことの意で、
「恪勤」は、職務に忠実で、まじめに一生懸命勤めることの意。




清廉潔白 せいれんけっぱく


清廉潔白 せいれんけっぱく   
心や行いが清く正しく、決して私欲に走らず不正などしないこと。
心が清く澄み、後ろ暗くないこと。
「清廉」は、心が清く、私欲のないこと。
「潔白」は、行いが正しく、やましいところがないさま。




切磋琢磨 せっさたくま


切磋琢磨 せっさたくま   
学問や道徳に励み、人格を向上させる事。
または仲間同士が互いに競い合い励ましあって、
それぞれ学問や技芸を向上させ自分を磨く事。
宝石類の彫琢の過程「切」は切る、「磋」は、あらくみがく、
「琢」は、きざむ、「磨」は、みがくの意。
象牙や角は、刃物で切ったり、やすりで磨いたりして
きれいに細工して完成させることから、
その過程を学問や人格の向上にたとえたもの。




善因善果 ぜんいんぜんか


善因善果 ぜんいんぜんか
よい行いをしていれば、後によい結果に報いられ
幸せをもたらすということ。
よい行いには、よい果報があるということ。
「善因」は、幸せを招く原因となるよい行いのこと。
「善果」は、よい行いの結果であるよい報い。
仏教で、人の行いの善悪に応じて、その報いが現れる
「因果応報(いんがおうほう)」の思想に基づく言葉。
対義語に「悪因悪果(あくいんあっか)」がある。




先義後利 せんぎこうり


先義後利 せんぎこうり
道理をよく考え利益を後にすること。
物事の道筋や道理をまず考え、利害打算は二の次にすること。
ビジネスの基本理念であり、企業倫理として望まれることである。
「義」は、人として当然あるべき道の意で、この場合は、
利害をすてて条理に従うことで、公共のために尽くす気持ちのこと。
「利」は利益のこと。
「義を先にして、利を後(のち)にす」と訓読する。




前程万里 ぜんていばんり


前程万里 ぜんていばんり
これから先の道のりが非常に長く遠いこと。
また、その人物の将来が有望で、
大きな可能性に満ちあふれていることのたとえ。
「前程」は、これから進んでいく道程、前途のこと。
「万里」は、一万里ほどのきわめて遠い距離のことで、遠大の意。
将来の可能性が大きく前途が明るいことの意で、
社会に巣立つ前途ある人への祝福のことばに使う。




先手必勝 せんてひっしょう


先手必勝 せんてひっしょう    
戦いや勝負事では、
相手より先に攻撃し機先を制すれば、必ず勝つということ。
また、人に先んじて事を行えば、必ず有利な立場に立てるという意。
「先手」は囲碁や将棋で先に着手する人のことから、
一般に先に攻撃することの意。




先憂後楽 せんゆうこうらく


先憂後楽 せんゆうこうらく  
心配事や面倒なことは先に片づけ、その後でゆっくり楽しむこと。
また、為政者(いせいしゃ)の心構えで、
天下国家の問題を人民よりも先に立って心配しそれを解決して、
人民が喜ぶのを見てから後に楽しむべきだということ。
我が身の楽しみは後回しにして、
いつも天下や人民の生活の安定を心がけているという、
政治家の心得を述べたもの。
「後楽園」の名は、これに由来する。




粗衣粗食 そいそしょく


粗衣粗食 そいそしょく
粗末な衣装と粗末な食事のこと。
また、そうした質素でつつましい生活。
簡素な貧しい生活のたとえ。




率先垂範 そっせんすいはん


率先垂範 そっせんすいはん  
人の先に立って行動し、模範を示す事。
「率先」は人の先頭に立って物事を行う事。
「垂範」は模範を示す、手本となるの意。




行不由径 こうふゆけい


行不由径 こうふゆけい
道を行くのに小道や裏道を通らず、堂々と表通りの大道を行くこと。
行いの公明正大なたとえ。
また、事を行うのに、その場しのぎの手段を講じたり、
浅い考えの策を用いたりせず、
正々堂々と真正面から取り組むことにもいう。
「径」は「小道、近道、抜け道」の意。

歩くには近道を通らず、公務でないかぎり
長官の部屋を訪れないという人物、澹台滅明(たんだいめつめい)を、
孔子の弟子 子游(しゆう)が評価したことによる。
「行くに径によらず(ゆくにこみちによらず)」と訓読する。




水滴石穿 すいてきせきせん


水滴石穿 すいてきせきせん
絶え間ない努力は事を成就する。
微力でも根気よく続けてやれば、遂には成功することのたとえ。
水一滴が滴り落ちる力は弱く微々たるものだが、
長い時間を経ると、石に穴をあけるほど強い力となることから。
何事もあきらめずに根気よく努力すれば、
必ず成し遂げられるという意。
また、小さな力でも集めれば強大になるということ。
「水滴りて石を穿つ(みずしたたりていしをうがつ)」と訓読する。




積土成山 せきどせいざん


積土成山 せきどせいざん
少しの土でも、それを積み上げていけばやがては山になることから、
人も努力を積み重ねて学問に励めば、必ず大成することのたとえ。
「塵も積もれば山となる」と同じ意味のことば。
努力の積み重ねの大切さをいう。
「土積成山」とも書き、
「土を積みて山を成す」ともいう。




泰山北斗 たいざんほくと


泰山北斗 たいざんほくと   
その分野で最も世に仰ぎ尊ばれている人。
第一人者のこと。
「泰山」は中国華北、山東省にある天下一と言われた名山の名称、
「北斗」は北斗七星のこと。
いずれも人々に仰ぎ見られる存在であることから、
学問や芸術など、その分野の第一人者・権威を示す。
略して「泰斗/たいと」ともいう。




大胆不敵 だいたんふてき


大胆不敵 だいたんふてき  
度胸がすわっていて、恐れを知らないさま。
何事にも動じない事。
「大胆」は肝が太くて度胸がある、
「不敵」は敵を敵とも思わないの意。




沈着大胆 ちんちゃくだいたん


沈着大胆 ちんちゃくだいたん
物事に動じない腹のすわった性格のこと。
落ち着いていて、しかも度胸があるさま。
「沈着」は、落ち着いて動じない。
「大胆」は、きもったまが大きい。




点滴穿石 てんてきせんせき


点滴穿石 てんてきせんせき
小さな力であっても、継続すれば
大仕事を成し遂げることができるということ。
一滴一滴の小さな雨だれが石の上に落ち続けると、
長い年月を経ていくうちには、
その石に穴をあけてしまうということから出たことば。

漢の景帝(けいてい)は、御史大夫(ぎょしたいふ)の
晁錯(ちょうそ)の献策をいれて、
諸侯(しょこう)の領地を削減しようとした。
呉王はこれを不服とし、他の六国とともに挙兵したが、
家臣の枚乗(ばいじょう)はその非を諫(いさ)め、
小さなことの積み重ねが、
やがては大きな変化につながることを説いて、
和平工作をコツコツと続けるよう献言したという。
「泰山の霤石を穿つ(たいざんのあまだれいしをうがつ)」から。
「点滴石を穿つ(てんてきいしをうがつ)」と訓読する。




天道無親 てんどうはしんなし


天道無親 てんどうはしんなし
(天道は親無し)

天は人を選んだり依怙贔屓(えこひいき)などはしない。
天は公平公正で、特定の人を特別扱いなどせず、
常に善人に味方するということ。
「親」は、親しくする、仲良くするなどの
個人的な好き嫌いの感情のこと。




天馬行空 てんばこうくう


天馬行空 てんばこうくう
天馬が大空を自由自在にかけめぐる様子から。
(転じて)
束縛されることなく伸び伸びと自由なさま。
着想や言動、手腕などが自由奔放で、
何物にも規制されることなく、破綻(はたん)がないさま。
文勢、筆勢などの秀でている形容。
また、思想、行動などの束縛なく自由なさまで、人柄にも用いる。
「天馬」は、天上に住むという馬のこと。
「てんまぎょうくう」「てんばくうをゆく」ともよむ。




知者不言 ちしゃふげん


知者不言 ちしゃふげん ちしゃはいわず
本当に物事をよく知っている人は、それを軽々しく言わないということ。
「知者」は、物事の真理を深く理解している人のこと。
そういう人は、謙虚で、知識をひけらかしたりしないものである。
また、「言者不知(言う者は知らず)」と言って、
やたらと言いたがる人は、かえってよく知らないものである。




転禍為福 てんかいふく


転禍為福 てんかいふく     
身にふりかかった災難をうまく活用して、
幸いになるようにすること。
不利な状況や不運な状況を、考え方や気持ちを変えて
幸運な状況に変えること。
「禍(わざわい)を転じて福と為(な)す」とも読む。




独立自尊 どくりつじそん


独立自尊 どくりつじそん
人に頼らずに自分の力だけで事を行い、
自己の人格・尊厳を保つこと。
独力で自立して、自ら尊厳を守ること。
「自尊」は自身の品格を保つこと。
福沢諭吉の造語で、個人の独立が国家の独立につながるという
思想から、人任せにしない自立する生き方を求めたことば。




独立独歩 どくりつどっぽ


独立独歩 どくりつどっぽ   
他からの助けを借りずに、自分の信念に基づいて実行する事。
または、他の支配束縛を受けず、自己の所信を遂行すること。




独立不撓 どくりつふとう


独立不撓 どくりつふとう
他人に頼らず自分だけの力でやりぬくこと。
「独立」は、人の力を借りずに自分の力で身を立てること。
「不撓」は、困難に負けないさま。
どのような困難に遭遇しても屈することなく、
自分の力で、自分の意志によって目標を達成するさま。




図南之翼 となんのつばさ


図南之翼 となんのつばさ
大事業を成し遂げようとすることのたとえ。
鵬(おおとり)が翼をはばたいて九万里も空高く舞い上がり、
南の海に飛ぼうとした話による。
また、遠征を試みようとする場合にも用いる。
「図」は、はかること、くわだてること。
「図南の鵬翼(ほうよく)」ともいう。




習与性成 ならい せいとなる


習与性成 ならい せいとなる
(習い、性と成る)

習慣がつくと、生まれつきのようになるということ。
後天的に習っていたことが、ついには先天的に備わっていた能力、
生まれつきの性質のようになっていまうほど上達してしまうこと。
原典では、習慣と天性との二つで性格がつくられるという意味で、
悪い習慣は避けて、良い習慣だけを繰り返すべきであるということ。
「習与性為」とも書く。




任重道遠 にんおもくしてみちとおし


任重道遠 にんおもくしてみちとおし
(任重くして道遠し)

志を抱く男子の責任は重く、前途は長いことのたとえ。
志を抱く男子は、その任務(特に、仁を成し遂げる任務)は重く、
実行は容易でないから、その前途は遠いということ。
ゆえに、堅固な意志を持たなければならないと言った、
孔子の弟子の曾参(そうしん)のことば。




忍之一字 にんのいちじ


忍之一字 にんのいちじ    
忍耐強くすすめることが、
物事を成し遂げるのに一番大切であるということ。
「忍」は忍耐の意。




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