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逆引き 四字熟語 四文字熟語辞典 > 花 木 植物の付く四字熟語



一樹之陰 いちじゅのかげ


一樹之陰 いちじゅのかげ
見知らぬ者同士が同じ木陰で休むことなど、この世のあらゆる
関わりは前世からの因縁によるものであるということ。
本来は、「一樹の陰一河(いちが)の流れも他生(たしょう)の縁」に
由来することば。
同じ木陰に宿り、同じ川の水をくむのも、みな前世からの浅からぬ
因縁であるから、おろそかに思ってはいけないの意。




一木一草 いちぼくいっそう


一木一草 いちぼくいっそう  
一本の木や一本の草まですべての意から、
そこにあるものすべてのこと。
また、そこにあるたった一本の木、一本の草というような、
ほんのわずかなもののたとえ。




一葉知秋 いちようちしゅう


一葉知秋 いちようちしゅう
木の葉が一枚落ちることで、秋の来る気配を察するように、
些細な兆しから、大きな動きや後の凋落を予測することのたとえ。
「一葉」は一枚の葉、一枚の葉が落ちること。
「知秋」は秋の訪れに気づくこと。
僅かな兆しや現象から、事の大勢や本質、
また、物事の衰亡を察知することの意。
「一葉落ちて天下の秋を知る」の略。




一蓮托生 いちれんたくしょう


一蓮托生 いちれんたくしょう  
仲間と物事の善意にかかわらず、行動や運命を共にすること。
夫婦や親子などが死後までも変わらない愛情を持ち合うこと。
もとは仏教で、死後、極楽浄土の同じ蓮華の上で生まれる事。
「一蓮」は同じ蓮の花、
「托生」は生をゆだねるの意で、「託生」とも書く。




移木之信 いぼくのしん


移木之信 いぼくのしん
約束を実行すること。
政府が人民との約束を守ることで、政治不信を取り除き、
法の権威と秩序を示すたとえ。
中国戦国時代、秦の商鞅(しょうおう)が法律の改正をする際に、
民衆の信頼を得ようとして、
市の南門の木を北門に移動した者に懸賞金を与えると公表し、
実行した者に約束通り懸賞金を与えたという。
商鞅が信頼すべき政治家であることを実証したという故事による。




越鳥南枝 えっちょうなんし


越鳥南枝 えっちょうなんし
故郷の忘れ難いことのたとえ。
「胡馬(こば)は北風に依(よ)り、越鳥は南枝に巣くう
(北方の胡国で生まれた馬は、他国にあっても北風が吹くごとに
生まれ故郷を慕ってその方に身を寄せ、南方の越の国で生まれた
鳥は、北国へ行っても木の南側の枝を選んで巣をかける)」から。
事情あって別れた男女の間の切ない心情を歌った
詩の一節から出たことば。
故郷をなつかしむ気持ちが強いことをいう。




縁木求魚 えんぼくきゅうぎょ


縁木求魚 えんぼくきゅうぎょ
誤った方法では求めるものを得ることができず、目的も達成できない。
目的にあった方法を取らないと、成果は得られないという意。
不可能なことのたとえ。
また、見当違いの無理な望みを持つこと。
「縁木」は、木によじ登ること。
「求魚」は、魚を捕まえようとすること。
孟子が王に「いまのようなやり方で、いまのような大望をおもちになるのは、まるで木に登って魚をとろうとするようなものです。」
と言ったことばから。
「木に縁(よ)りて魚(うお)を求(もと)む」と訓読する。




解語之花 かいごのはな


解語之花 かいごのはな     
美人のたとえ。
言葉を理解する花という意で、
唐の時代、玄宗皇帝が楊貴妃をさして言ったという故事から。




花鳥風月 かちょうふうげつ


花鳥風月 かちょうふうげつ  
自然の美しい風景。
花や鳥や風や月などの自然の風物。
また、自然を鑑賞したり、詩や絵画などをつくる風流な遊びもいう。




鏡花水月 きょうかすいげつ


鏡花水月 きょうかすいげつ
目に見えるだけで手に取れないもののたとえ。
はかない幻のたとえ。
直感で感じとったり、悟ったりして把握される物事のたとえ。
鏡に映った花と水に映った月は、
どちらも見えるだけで実際に手にすることのできないことから、
実体がなく、掴みどころのないもののことをいう。
また、奥深い味わいの小説・詩歌など、
感知できてもことばで言い尽くせない優れた趣のたとえにも使われる。




槿花一日 きんかいちじつ


槿花一日 きんかいちじつ
人の世の栄華は短くはかないことのたとえ。
槿花は、朝きれいに花を咲かせていても、
夕方にはしぼんでしまうことから。
(転じて)
この世の栄華が長続きすることなく、
はかなくむなしいことのたとえ。
「槿花」は、むくげの花。
「槿花一日の栄」「槿花一朝(いっちょう)の夢」ともいう。




金枝玉葉 きんしぎょくよう


金枝玉葉 きんしぎょくよう   
天子の一族や子孫のたとえ。
皇族のことをいう。
「枝」も「葉」も、ともに子孫の意。
樹木の枝葉が美しくしげるのにたとえていう。
本来は美しい雲の場合に使った。




錦上添花 きんじょうてんか


錦上添花 きんじょうてんか    
美しいものをより美しくすること。
ただでさえ美しい錦に美しい花を添えて、
一層麗しく立派にすること。
美しいものや立派なことの上に、
さらに美しいものや立派なことを加えること。
めでたいことや、よいことが重なることのたとえ。
「錦」は金糸や銀糸で織り上げた絹織物で、
「錦上」は錦の上にということ、
「添花」は花を添えるという意。
「錦上花を添える」という形で用いる。




草葉之陰 くさばのかげ


草葉之陰 くさばのかげ
葬られている草の葉の下という意味で、墓の下。
墓所のこと。
また、黄泉(よみ)の国。あの世をいう。
用例で「草葉の陰から見守る」とは、「あの世から見守る」という意味で、「見守る人」が生きてる場合には使えない。
ひそかに応援する気持ちを伝えることばで、「陰ながら見守る」と混同しないように注意が必要である。
「草葉」を「草場」、「陰」を「影」と書き誤らないように注意する。




桂玉之艱 けいぎょくのかん


桂玉之艱 けいぎょくのかん
地方から来た者が、物価の高い都会で
生活難に苦しみながら暮らすたとえ。
また、物価の高い都会で苦学するたとえ。
高価な香木より高い薪(たきぎ)と、
宝玉より高い食べ物に苦しむ意から。
「桂」は香木、「玉」は宝玉のこと。
「艱」は悩み苦しむこと。
中国戦国時代、遊説家の蘇秦(そしん)が楚(そ)の威王(いおう)に会いたいと思って訪れたところ、三ヶ月も待たされた。
その間に珠玉よりも高い食べ物と、桂より高い薪など生活物資の物価の高さに悩まれたという故事から。



勁草之節 けいそうのせつ


勁草之節 けいそうのせつ
くきが強くて、吹きつける強風にも折れずに耐える草。
(転じて)
困難な状況にあって自分の節操や信念を堅持し続けること。
また、激しい風が吹くと弱い草はみな折れてしまう、
その中ではじめて強い草の存在が見分けられるように、
困難な状況にあって、はじめて節操の固い
傑物(けつぶつ/秀でた人物)の真価が発揮されるということ。




桂林一枝 けいりんいっし


桂林一枝 けいりんいっし
出世したことを謙遜していうことば。
晋の郤詵(げきしん)が進士の試験に合格したのを、
桂の林のほんの一枝を折ったに過ぎないと言った故事に基づく。
もとは、少しばかりの出世のことで、
自分の官職や地位に不満足なたとえ。
また、高潔で世俗を抜け出ている人物のたとえにもいう。




豪華絢爛 ごうかけんらん


豪華絢爛 ごうかけんらん 
ぜいたくで華やかな上に目がくらむほど美しく、
輝くばかりに立派であるさま。
衣装や部屋の調度品がきらびやかなさま。
また、修飾の多いみごとな詩歌や美しい文章などにもいう。




剛毅木訥 ごうきぼくとつ


剛毅木訥 ごうきぼくとつ   
不屈の精神を持っていて、しかも地味で飾り気のないこと。
原典には「剛毅木訥は仁に近し」とある。
「木訥」は「朴訥」とも書く。




梧桐一葉 ごどういちよう


梧桐一葉 ごどういちよう
ものの衰えのきざしの意。
また、ささいな出来事から、全体の動きを予知すること。
あおぎり一枚の葉が落ちたことで、
秋の到来を知ることができるという意から。
僅かな前兆から、事の大勢や本質を察知することの例え。




出藍之誉 しゅつらんのほまれ


出藍之誉 しゅつらんのほまれ  
師匠よりも弟子の方がすぐれている事の例え。
青色の染料の原料となる草は藍(あい)だが、
その染料の色は原料の藍よりも青くなる事から。




松柏之操 しょうはくのみさお


松柏之操 しょうはくのみさお
苦しい状況にあっても、信条を変えないこと。
いかなる困難に負けない強さ。
松や柏(かしわ)は常緑樹なので、
冬の季節にあっても緑の葉をたたえて美しいことから、
(転じて)
困難な状況下でも節操を変えない意志の強さのたとえ。
「柏」は、このてがしわのこと。
「松柏」は、節操を守って変わらないことのたとえ。




枝葉末節 しようまっせつ


枝葉末節 しようまっせつ    
主要でないものや事柄。
本質からはずれたどうでもよくつまらない部分。
「枝葉」は、枝と葉、転じてものごとの主要でない部分、
「末節」は、つまらないささいな事柄の意。




芝蘭之交 しらんのまじわり


芝蘭之交 しらんのまじわり
徳のある人と親しく付き合うこと。
君子の美しい交際のこと。
よい人と付き合えば、しらないうちに感化されて、
自分も善人になるということ。
「芝」は、霊芝のこと、「蘭」は、ふじばかまのこと。
どちらも香りが高く、善人、君子のたとえ。
よい感化をもたらす賢人との交友のことをいう。




人面桃花 じんめんとうか


人面桃花 じんめんとうか
美人の顔と桃の花。
想いを寄せながらも、会うことのかなわない女性のこと。
「人面」は、美人の顔。美人のおもかげ。美人。
唐の崔護(さいご)の
「人面桃花相映(あいえい)じて紅(くれない)なり」
(あの人の顔と桃の花が互いに照らし合わせるかのように
美しく見えた)の句から出たことば。
崔護は、桃花の下で美女に合い、
忘れられなくて翌年またたずねたが会えなかった、
そこで思慕の情を詩に表して、
女の家の門に書いて帰ったということから。
以前美女と出会った所に行っても、
今はもうその人に会えないという場合に用いられる。




森羅万象 しんらばんしょう


森羅万象 しんらばんしょう   
宇宙に存在するあらゆるもの、あらゆる現象やいっさいのもの。
「森羅」は、果てしない森のようにかぎりなく並び連なる無数の樹木、
「万象」は、さまざまな有形物、形あるものすべての意。
「万象」は「ばんぞう」「まんぞう」とも読む。




雪月風花 せつげつふうか


雪月風花 せつげつふうか
四季折々の美しい自然景観のこと。
春夏秋冬の自然の景色のこと。
また、それを観賞し、詩歌をつくり、
俳句をよむ風流な生活のさま。
現実の生活から離れた、風雅な境地をいう。
「風花雪月(ふうかせつげつ)」ともいう。




草根木皮 そうこんぼくひ


草根木皮 そうこんぼくひ   
草の根と樹木の皮。
とくに漢方薬として用いるもの。
木皮は「もくひ」とも読む。
  



草茅危言 そうぼうきげん


草茅危言 そうぼうきげん
国政に苦言を呈すること。
官職につかず民間の立場から国政に厳しい批判をすること。
国政に対して浴びせられる民間の批判の声のこと。
「草茅」は、草と茅(ちがや)のことで、草むらのこと。
(転じて)朝廷・官界に対する在野・民間の意。
「危言」は、厳しい言葉、激しい苦言のこと。




大樹之下 たいじゅのもと


大樹之下 たいじゅのもと
条件の悪い地位のたとえ。
「大樹の下に美草(びそう)無し」の略。
よく茂った大木の下は陰になっているためよい草は生えない。
(転じて)
大人物や有能な人物の部下は、その威光に頭を押さえられて
意欲を失い、傑出した人物となりえないこと。
また人材の育つ条件に欠けるところや、進路がふさがれている
ところには、有能な人材が集まらないことのたとえ。




高嶺之花 たかねのはな


高嶺之花 たかねのはな
欲しくても眺めるだけで、手が届かないもののたとえ。
高い山の頂きに咲く美しい花のように、
遠くから見るだけで、手にとる事ができないもののこと。
魅力的で美しい女性に対して、
あこがれるだけで自分にはほど遠い存在のたとえ。
また、特別高価なものなどにも使う。




竹頭木屑 ちくとうぼくせつ


竹頭木屑 ちくとうぼくせつ   
竹の切れはし、木のけずり屑のように役に立たないようなものでも、
何かの役に立つことがあるということ。
些細なこともおろそかにしないことのたとえ。
「竹頭」は竹の切れ端、
「木屑」は木のくずの意。
晋の陶侃(とうかん)が、竹の切れ端や木のくずを大事に
とっておいて、後日それを役立てたという故事による。




竹帛之功 ちくはくのこう


竹帛之功 ちくはくのこう
史上に残る功名のこと。名を残すことをいう。
「竹帛」は、竹ふだと白絹のきれ。
昔は紙がなく竹ふだや白絹に文字を書いたことから、
書物や歴史書を言う。
(転じて)
歴史に記され、後世に伝えられるべき功名のこと。




竹林七賢 ちくりんのしちけん


竹林七賢 ちくりんのしちけん 
中国の晋代に、俗世間を避けて竹林に集まり、
酒と琴と清談(せいだん)を楽しんだといわれる七人の隠士のこと。
阮籍(げんせき)・嵆康(けいこう)・山濤(さんとう)
向秀(こうしゅう)・劉伶(りゅうれい)・阮咸(げんかん)
王戎(おうかい)をいう。




泥中之蓮 でいちゅうのはす


泥中之蓮 でいちゅうのはす 
泥の中でも汚されず清らかに咲く蓮の花。
(転じて)
悪い環境にいても染まる事無く潔白を保ち、正しく生きること。
また、そういう人。




天香国色 てんこうこくしょく


天香国色 てんこうこくしょく 
牡丹の花のこと。
また、美人をほめたたえる言葉。
「天香」は天の香りで、素晴らしい匂い、
「国色」は国一番の色を持つ花、美人の意。




桃李成蹊 とうりせいけい


桃李成蹊 とうりせいけい
桃や李(すもも)は口をきいて人を招くことはしないが、
花や実にひかれて人々が自然と多く集まってくるので、
いつのまにか木の下へ至る小道ができてしまうということ。
(転じて)
立派な人物は自ら特別なことをせずとも、
その徳を慕って人々が自然と集まってくるという意。
「桃李言わざれども下自ずから蹊を成す
( とうりいわざれどもしたおのずからけいをなす )」と訓読する。




十日之菊 とおかのきく


十日之菊 とおかのきく
時期に遅れて間に合わないこと。
九月九日の「重陽(ちょうよう)の節句」(菊の節句)に飾る菊を、
遅れて翌日の十日に手に入れても役に立たないということ。
菊の節句を過ぎても咲いている菊の場合にも用いる。
同義語に「六日の菖蒲(あやめ)」がある。
これも、菖蒲は五月五日に使うもので、六日では遅いということから、
時期遅れで役に立たないことをいう。




拈華微笑 ねんげみしょう


拈華微笑 ねんげみしょう    
言葉を使わないで、心から心へと伝えること。
「拈華」は花をひねるの意。
釈迦が弟子たちに説法したとき、
黙って蓮華(れんげ/ハス)の花をひねっていると、
ただひとり摩訶迦葉(まかかしょう)だけが
その意を解して微笑したので、
釈迦が迦葉に悟りの奥義を伝えたという故事から。




白砂青松 はくしゃせいしょう


白砂青松 はくしゃせいしょう  
白い砂と青々とした松。
海辺などの、白い砂浜に青々とした松の並ぶ風情のこと。
美しい海岸の景色のたとえ。
白砂は「白沙」とも書き、「はくさせいしょう」とも読む。




破竹之勢 はちくのいきおい


破竹之勢 はちくのいきおい    
止められないほど勢いがたいへん盛んなこと。
「破竹」とは竹を割るの意で、
竹は初めの一節を割ると次次に割れていくため、
止めることができないくらい猛烈な勢いのことをいう。
また、勢力が強くて、敵対するものがいない例えにもいう。
 



百花斉放 ひゃっかせいほう


百花斉放 ひゃっかせいほう 
多くの花がいっせいに咲く事。
(転じて)
さまざまな学問や芸術が一同にして
自由に盛んに行われているさま。
「百」は多数「斉」は平等「放」は開かれるの意。




百花繚乱 ひゃっかりょうらん


百花繚乱 ひゃっかりょうらん  
数多くの花が一度に咲き乱れ華やかなさま。
(転じて)
風俗が華やかなこと。
また、すぐれた人物や立派な業績が一時期に現れる事。
「繚乱」は「撩乱」とも書き、花が乱れるの意。




風樹之嘆 ふうじゅのたん


風樹之嘆 ふうじゅのたん   
親孝行をしたいと思った時には、
すでに親は死亡してこの世には無く親孝行が出来ないという嘆き。
風樹は風にゆられている木の意。
木が静止したくても、風がやまないと静止できないように、
自分の思い通りには行かないことのたとえ。
はやく孝行すべきだったと亡き父母への思いをいう。




風林火山 ふうりんかざん


風林火山 ふうりんかざん  
戦時における行動の指針。
その時機や情勢にあった適切な行動を示す。
中国の孫子の兵法書に「疾(はや)きこと風の如(ごと)く、
徐(しず)かなること林の如く、侵略すること火の如く、
動かざること山の如し」とあり、その略称。
敵の虚をついて攻撃するときは疾風のように速く、
味方が不利とみてじっとしている時は林のように静まっている。
戦国時代の武将、武田信玄が旗印にしていたことで有名。




武陵桃源 ぶりょうとうげん


武陵桃源 ぶりょうとうげん   
俗世間を離れた平和な別天地。
ユートピア・パラダイス・理想郷・桃源郷のこと。
陶淵明(とうえんめい)の「桃花源記」に記された隠れ里。
中国の伝説に、武陵の漁師が林に迷い込み、
川をさかのぼり洞穴を通り抜けると、
桃の花の咲く理想郷を見つけた。
そこには奏の乱を逃れた人々が世の変遷(へんせん)を
数百年間も知らずに、平和に暮らす里だったという故事から。
理想郷を桃源郷というのはここからきている。
 



蒲柳之質 ほりゅうのしつ


蒲柳之質 ほりゅうのしつ  
体質がひよわなこと。
虚弱体質。
「蒲柳」はカワヤナギの別名で、
カワヤナギが弱々しく見えるところから、
またカワヤナギの葉が早く落ちることから、
身体の弱いことをたとえていう。




盲亀浮木 もうきふぼく


盲亀浮木 もうきふぼく 
出会う事が大変に難しいこと。
大海に住み百年に一度だけ海面にでる盲目のカメが、
海上に浮かんだ流木のたった一つの穴に入ろうとしても、
なかなか出来ないという仏教の寓話から。
出会う事が滅多にないことのたとえ。
また、めったにない幸運に巡り合う場合の意にも使う。




落花啼鳥 らっかていちょう


落花啼鳥 らっかていちょう
自然の風情のこと。
春の自然を表すことばで、風流な味わいのこと。
「落花」は、花が散ること。
「啼鳥」は、鳥の鳴き声。
あちらこちらで鳥のさえずる声が聞こえ、
花はどれほど散ったことだろうという、
晩春の寂しげな自然の風景のこと。




落花流水 らっかりゅうすい


落花流水 らっかりゅうすい
落ちる花には流水に浮かびたいという情があれば、
流れゆく水にも花を浮かべて流れたいという情があり、
それぞれの心情を男と女に移し変えて、
男に女を思う情があれば、女にもまた男を慕う情の生ずることで、
互いに気持ちが通じ合い、相思相愛の状態にあること。
落ちた花が水に従って流れる情景から、晩春の景色のたとえ。
(転じて)物事の衰退や、人が落ちぶれる意にもいう。
また、時がむなしく過ぎ去るたとえ。別離のたとえにもいう。




蘭摧玉折 らんさいぎょくせつ


蘭摧玉折 らんさいぎょくせつ
賢人や美人の死をたとえていう。
蘭の花が散り、玉が砕け割れること。
(転じて)
賢人や美人などが、その魅力を十分に発揮しないまま、
世を去ってゆくこと。
「蘭摧玉折と為(な)るとも簫敷艾栄(しょうふがいえい)
とは作(な)らず」という語から。
蘭が折れ、玉が砕け散るように、
優れた者として死ぬことはあっても、
雑草が茂るように無能の者として繁栄することは欲しない。
なんの取り得もなく漫然といき長らえるよりは、
潔く死ぬほうが本望であるの意。




李下之冠 りかのかんむり


李下之冠 りかのかんむり
他人の疑いを受けやすい行為は、初めからしないほうがよいという意。
李(すもも)の木の下で冠をかぶり直したりすれば、
手を伸ばして李を盗んでいるのだと疑われるから。
「李下に冠を正さず(りかにかんむりをたださず)」と訓読する。
類義語、「瓜田李下」「瓜田に履を納れず」




柳緑花紅 りゅうあんかこう


柳緑花紅 りゅうあんかこう   
自然のままであること。
春の景色の美しさを形容する言葉。
または、ものにはそれぞれに個性があるという事のたとえ。
柳は緑色をなすように、花は紅色に咲くように、
この世のものは種々様々に異なっており、
それぞれに自然の理が備わっている、という意。
中国の詩人・蘇軾(そしょく)の詩から。
「柳は緑花は紅/やなぎはみどり、はなはくれない」ともいう。




柳暗花明 りゅうあんかめい


柳暗花明 りゅうあんかめい   
春の野が花や緑に満ちて、美しい景色にあふれること。
柳が茂って暗く、花が明るく咲くという、
春の山水の美しい景色を表現したもの。
(転じて)花柳界・遊郭・色町の意にも使われる。




良禽択木 りょうきんたくぼく


良禽択木 りょうきんたくぼく 
賢い人は自分の主君をよく選んで仕えるというたとえ。
賢い鳥は木を選んで巣をつくるがもとの意。
「良禽は木を択ぶ」と訓読する。




連理之枝 れんりのえだ


連理之枝 れんりのえだ
深い愛情で結ばれた男女のこと。
二本の木は根や幹は別だが、それぞれの枝が寄り添いかさなり合い、
長い年月が経つ間につながって一つになっているもの。
(転じて)
夫婦や男女の契りの深いことのたとえ。
中国唐代の詩人白居易(はくきょい/白楽天)の「長恨歌」の一節で、
玄宗皇帝が最愛の楊貴妃に語ったと詠われていることば、
「天にあっては比翼の鳥となり、地にあっては連理の枝とならん」から。
「比翼の鳥」「比翼連理」ともいう。




六菖十菊 ろくしょうじっきく


六菖十菊 ろくしょうじっきく  
時期に遅れて役に立たないこと。
菖蒲(あやめ)は五月五日の端午(たんご)の節句に使うので、
六日では遅く、菊は九月九日の重陽(ちょうよう)の節句に使うので、
十日では役に立たないことから。 
「りくしょうじゅうきく」とも読む。




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