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倚馬七紙 いばしちし


倚馬七紙 いばしちし
すぐに名文を書き上げるほどの非常に優れた文才の意。
馬に寄りかかって待つ間に、
七枚の紙に文章を書き上げるほどの才能をいう。
「倚馬」は、馬の近くで立ったままという意
「七紙」は、七枚にわたる長文のこと。
晋の時代、主君の桓温(かんおん)に布告の文を書くように命じられた袁虎(えんこ)が、その馬前で七枚の紙に名文をたちどころに書き上げ、王c(おうしゅん)に文才をほめられたという故事から。
同義語、倚馬之才
類義語、七歩之才




意馬心猿 いばしんえん


意馬心猿 いばしんえん     
煩悩(ぼんのう)のとりこになり情欲や欲望にかられ、
心の乱れを鎮(しず)めることが出来ない事。
煩悩や欲望は抑えがたいということ。
意(心の動き)は馬がやみくもに走りまわるように、
心は猿が騒ぎたてるように、
それを制するのはむずかしいという意から。
仏教の教えからくる。




飲馬投銭 いんばとうせん


飲馬投銭 いんばとうせん
馬が水を飲むたびに、その水の代金として
水中に銭を投げ入れること。
(転じて)
心が清く、行ないが正しいことのたとえ。
「飲馬」は、馬に水を飲ませること。




烏白馬角 うはくばかく


烏白馬角 うはくばかく
全くありえないことのたとえ。
また、実現しないことの意。
白いカラスや、角のある馬など存在しないことから。
戦国時代、秦(しん)の王が燕(えん)の太子に対し、
「烏の頭が白くなり、馬に角が生えたら釈放してやろう」と言った。
太子が、嘆きながら懸命に祈ったところ、
からすの頭が白くなり、馬に角が生えたという故事から。




絵馬医者 えまいしゃ


絵馬医者 えまいしゃ
患者もいないのに往診するふりをして、
暇つぶしに社寺の絵馬を見て歩くような医者のこと。
はやらぬ医者をあざけっていうことば。
「絵馬」は、祈願や報謝のために、社寺に奉納する絵の額。
生きた馬の代わりに絵に描いて奉納したのが始まりとされる。




管仲随馬 かんちゅうずいば


管仲随馬 かんちゅうずいば
聖人の知恵を借りることのたとえ。
また、先人の経験を尊重することのたとえ。
春秋時代、名宰相といわれた管仲が、戦いの帰り道に迷ったとき、
一度通った道を覚えているとされる老馬を放ち、
そのあとに従い道を見出すことができたという故事から。
もとは管仲のような知恵者ですら馬の知恵に頼るのに、
人が聖人の知恵に頼らないことを戒めた語。




乾田馬耕 かんでんばこう


乾田馬耕 かんでんばこう
日本の稲作技術に大きな変化をもたらした、
明治時代末期におこなわれた農地改良の方法。
「乾田」は、湿田の水を抜いて乾かし、
深く耕して肥料を入れることで地力を向上させた田んぼ。
人力では対応できないため馬に犂(すき)を引かせて田起こしした。




汗馬之労 かんばのろう


汗馬之労 かんばのろう     
戦場で、馬に汗をかかせてかけめぐったほどの活躍や功労のこと。
戦場でのてがら。
(転じて)
物事をまとめるために、走り回る苦労をたとえていう。
漢の高祖(こうそ/劉邦りゅうほう)が天下を統一したとき、
蕭何(しょうか)を厚く遇(もてな)したが、ほかの将軍たちは
「われわれは戦場を駆け回ったが、蕭何は汗馬の労がない」と
反対した故事による。
運搬などや物事を解決するために駆けずり回る事についても用いる。




帰馬放牛 きばほうぎゅう


帰馬放牛 きばほうぎゅう
戦争が終わって平和になるたとえ。
また、再び戦争をしないことのたとえ。
周の武王(ぶおう)が殷(いん)の紂王(ちゅうおう)を破ったのち、
軍用の馬を華山の南に帰し、牛を桃林の野に放して、
二度と戦争には用いないことを示したという故事から。
「馬を帰し牛を放つ」と訓読する。




牛飲馬食 ぎゅういんばしょく


牛飲馬食 ぎゅういんばしょく  
やたらにたくさん食べたり飲んだりすること。
牛や馬が多くの水を飲み草を食べる事から、
人が酒や食べ物を多く飲食することをいう。
多く飲むことをクジラにたとえて「鯨飲」ともいう。
同義語、鯨飲馬食




牛驥同皁 ぎゅうきどうそう


牛驥同皁 ぎゅうきどうそう
賢者が愚者と同一の待遇を受けるたとえ。
優れた人物が粗末に扱われるたとえ。
また、賢者と凡人が混じるたとえ。
歩みののろい牛と、一日に千里を走る駿馬(しゅんめ)が、
一緒の飼い葉桶おけの餌えさを食べる意から。
また、牛馬と飼い葉桶を同じくして養われる意から。
「驥」は、一日に千里走ることのできる駿馬。
「皁」は、飼い葉桶の意。
「牛驥(ぎゅうき)皁(そう)を同じうす」と訓読する。




泣斬馬謖 きゅうざんばしょく


泣斬馬謖 きゅうざんばしょく
規律を保つために最愛の者も、私情を交えずに処罰すること。
大きな目的を達成するために、また、大事をうまくおさめるため、
私情を挟まず法に従って、愛する者でも処分すること。

蜀(しょく)の諸葛亮(孔明)は、劉備の死後、
国力の充実を図っていたが、機が熟したと見ると、
大軍を発して魏(ぎ)を攻めた。
孔明の信頼を得ていた馬謖は命を受けて街亭で魏軍と会戦したが、
孔明の指揮に忠実でなかったために大敗し、
蜀の中原(ちゅうげん)攻略の計画は失敗した。
孔明はやむをえずその責任を追及し、最愛の部下である馬謖を、
法をまげないために、泣きながら処罰したという故事から。
上司が私情をすてて部下を処断する時に使われる。
「泣いて馬謖を斬る(ないてばしょくをきる)」と訓読する。




牛溲馬勃 ぎゅうしゅうばぼつ


牛溲馬勃 ぎゅうしゅうばぼつ
つまらないものや、値打ちのないもののたとえ。
牛の小便や馬のふんなどには価値は無く、
何の役にも立たない無用なものであることから。
「牛溲」は、牛の尿。「馬勃」は、馬の糞。
「溲」は「そう」とも読む。また、「勃」は「渤」とも書く。




弓調馬服 きゅうちょうばふく


弓調馬服 きゅうちょうばふく
なにごとにも基礎を固め置くことが大事であることのたとえ。
弓はまず調子を整えておくこと、
馬は人によく服従させておくことが重要であるの意。
孔子の「弓は調えるをもって、すなはち強しを求め、
馬は服して、すなはち良きを求む」から。




魚竜爵馬 ぎょりょうしゃくば


魚竜爵馬 ぎょりょうしゃくば
古代中国で行われた演芸のひとつ。
大魚が竜になってうねり歩いたり、
大雀や馬の形をしたものが走ったりするなど
珍奇な趣向をこらしたもの。
「魚竜」は、魚が竜に変ずる変幻の芸。
「爵馬」は、賞玩用の飾り物。
ぜいたくで珍奇な遊興や娯楽の意。




狗馬之心 くばのこころ


狗馬之心 くばのこころ
自分の誠意の謙称。忠誠心の意。
犬や馬が自分を養ってくれた主人に対して、
恩を忘れず仕えるようなささやかな真心のことで、
主人に対してささやかながら恩返しをさせて頂くという意味。
「狗馬」は、犬や馬。犬や馬のように卑しい者の意。
臣下が君主に対して尽くす忠誠心を謙遜していうことば。
同義語、犬馬之心




鯨飲馬食 げいいんばしょく


鯨飲馬食 げいいんばしょく   
一度にたくさん飲んだり食べたりすること。
飲食の量がはなはだ多くその勢いがすさまじいことをいう。
「鯨飲」は、酒や水を一度にたくさん飲む事、
「馬食」は、たくさん食べることの意。
同義語、牛飲馬食




軽裘肥馬 けいきゅうひば


軽裘肥馬 けいきゅうひば
非常に富貴なさま。
また、富貴な人が外出するときのいでたちにいう。
「論語」雍也の「肥馬に乗り、軽裘を衣(まと)ふ」
軽くて美しい皮ごろもと肥えた立派な馬の意から。
(転じて)富貴の人のこと。
「裘」は皮ごろものこと。「軽裘」は軽くて高価な皮ごろも。
「軽裘肥馬」を略して「軽肥」ともいう。
また、「肥馬軽裘(ひばけいきゅう)」ともいう。




犬馬之労 けんばのろう


犬馬之労 けんばのろう
主人や他人のために力を尽くして働くこと。
また、そのことを犬や馬程度の働きだという意で、
自分の力を謙遜(けんそん)していうことば。
犬と馬は、人に忠実に仕える家畜の代表であることから、
主君のために働く自分自身を「犬馬」に見立てて、
へりくだっていったことば。




高車駟馬 こうしゃしば


高車駟馬 こうしゃしば
高位高官の地位にある者が乗る、
覆いつきの立派な四頭立ての馬車のこと。
「高車」は、蓋(覆い)の高い車。
「駟馬」は、四頭立て馬車。
高貴な人の乗り物の意。




天馬行空 てんばこうくう


天馬行空 てんばこうくう
天馬が大空を自由自在にかけめぐる様子から。
(転じて)
束縛されることなく伸び伸びと自由なさま。
着想や言動、手腕などが自由奔放で、
何物にも規制されることなく、破綻(はたん)がないさま。
文勢、筆勢などの秀でている形容。
また、思想、行動などの束縛なく自由なさまで、人柄にも用いる。
「天馬」は、天上に住むという馬のこと。
「てんまぎょうくう」「てんばくうをゆく」ともよむ。




呼牛呼馬 こぎゅうこば


呼牛呼馬 こぎゅうこば
ほめられてもけなされても、相手の言うがままにまかせて、
自分では逆らわないことのたとえ。
相手が自分を牛と呼べば自分は牛だと思い、
馬だと呼ばれれば自分は馬だと思うことの意。
「牛と呼び馬と呼ぶ」と訓読する。




牛頭馬頭 ごずめず


牛頭馬頭 ごずめず       
地獄の鬼、獄卒(ごくそつ)のこと。
牛の頭をした鬼と、馬の頭をした鬼の事。
(転じて)
鬼のように人を苦しめる人のたとえ。




胡馬北風 こばほくふう


胡馬北風 こばほくふう       
故郷は忘れがたいものであるというたとえ。
望郷の念をいう。
「胡馬北風に依る」の略。
北方産の馬(胡馬)は他郷に行くと、
北風が吹くたびに故郷を思っていななき、
また北風に身を寄せるようにするという意。




塞翁之馬 さいおうのうま


塞翁之馬 さいおうのうま
人生の禍福は変転し予測できないものである。
またそれをいたずらに一喜一憂すべきことでないことをいう。

国境の砦に住む老翁が、飼っていた馬に逃げられたが、
やがてその馬が駿馬(足の速い馬)をつれて帰ってきた。
駿馬に乗った翁の子は落馬して足を折ってしまったが、
そのために、胡人の侵略による戦乱にも兵役をまぬがれて
無事であった、という故事から。
幸不幸は定め難く、
不幸を嘆いてばかりいてはいけないという意もある。
「人間万事塞翁が馬」ともいう。




四月馬鹿 しがつばか


四月馬鹿 しがつばか
エープリルフールのこと。
四月一日の午前中は、軽いいたずらでうそをついたり、
人をかついだりしてもとがめられないという風習。
一八世紀頃から西洋に起こり、大正頃から日本にも伝わる。
また、四月一日にかつがれた人にもいう。




死馬之骨 しばのほね


死馬之骨 しばのほね
かつてはずばぬけていたが、
今は価値のなくなってしまったもののたとえ。
また、無用の物を利用して有用なものとすること。
凡人をまず優遇しておけば、やがて賢者が自然と集まって来るたとえ。
「死馬の骨を五百金に買う」の略。

昔、中国のある王が、千金を持たせて千里を走る名馬を
求めさせたところ、その馬はすでに死んでしまっていた。
だがその馬の骨を五百金で買い取ってみせると、そのうわさが
広まって、たちまち名馬が三頭も持ち込まれてきたという故事。
これは、優秀な人材を集めたいと願っていた
燕(えん)の昭王(しょうおう)に、その臣下の郭隗(かくかい)が、
具体策を示した時のたとえ話。
そして郭隗は「死馬の骨のような役立たずの私を、
不相応に優遇するところからはじめて下さい」と説得したという。
つまらぬものでもそれによって良い結果を得ることから、
人材を熱心に集めることの例えにも用いる。




車水馬竜 しゃすいばりょう


車水馬竜 しゃすいばりょう
車や馬などの乗り物の往来が多く、とてもにぎやかな様子のこと。
車は流れる水のように、馬は竜のように連なっているという意味。




車轍馬跡 しゃてつばせき


車轍馬跡 しゃてつばせき
車馬の通った車輪の跡や馬の通り過ぎた跡のこと。
(転じて)
天子や君主などの巡遊した跡。




秋高馬肥 しゅうこうばひ


秋高馬肥 しゅうこうばひ
さわやかな気持ちのよい秋の季節をいう。
「秋高くして馬肥ゆ」とも読む。
一年のうち、秋の空は高く澄みわたり、気候もよいので、
馬の食欲が盛んになってよく肥え、たくましくなるの意。

日本では、行楽の好季節という意味によく使うが、
中国では北方の騎馬民族の匈奴(きょうど)が、
たくましくなった馬に乗り、
意気があがって国境から大挙して略奪にやってくる季節なので、
警戒するようにとの意味であった。




射将先馬 しゃしょうせんば


射将先馬 しゃしょうせんば
何かを手に入れたり、大きな目的を果たすためには、
相手のよりどころや周囲から攻めろということ。
「将を射(い)んと欲(ほっ)すれば先(ま)ず馬を射よ」から。
敵の将軍を射とめようと思うなら、
まずその乗っている馬を射とめるのがよいという意。




人馬一体 じんばいったい


人馬一体 じんばいったい
乗馬において乗り手(騎手)と馬が一つになったかのように、
巧みな連携が行われること。
馬は乗り手の性格や技量を一瞬のうちに見抜くと言われる。
乗り手が初心者や馬に嫌われていると思い通りに動いてくれない。
しかし馬と騎手との相性が合えば、
まるで人と馬が一体になったかのように快適な走りをすることから。

なお、車やバイクを巧みに乗りこなす場合にも使いがちだが、
この場合マシンの性能を最大限に引き出すことができる
ドライバーの運転技術を評価するべきであるため、
心をもたない乗り物を運転する場合に使うのは違和感を禁じ得ない。
類義語、鞍上に人なし鞍下に馬なし/馬が合う




寸馬豆人 すんばとうじん


寸馬豆人 すんばとうじん
一寸ほどの馬と豆粒ほどの人の意で、
遠くの方にいる人や馬が小さく見えることのたとえ。
特に、絵画の遠景で人馬が小さく見えることにいう。
山水画家の荊浩(けいこう)の「画山水賦」に記された
山水画の手法から。




石人石馬 せきじんせきば


石人石馬 せきじんせきば
日本の古墳に配列された石製の人物および馬の像。
石製の楯(たて)・靭(ゆき)・壺(つぼ)なども含め、
石製の表飾彫刻の総称。
動物・甲冑(かっちゅう)・刀剣などを表すものがある。
福岡・熊本・大分三県に見られ、福岡県の岩戸山古墳のものが有名。




千軍万馬 せんぐんばんば


千軍万馬 せんぐんばんば    
多くの兵士や軍馬。非常に大きな軍隊。
歴戦の兵士のこと。
また、数多くの戦いを経験していることから、
(転じて)
社会経験が豊富で、多くの苦労を重ねたしたたかな人のこと。
「千」も「万」も数の多いことを示す。




走馬看花 そうばかんか


走馬看花 そうばかんか
馬を走らせながら花を見るということから、
物事を慌ただしく大雑把にしか観察せず、理解の仕方が浅いこと。
もとは科挙(官吏登用試験)に合格した者が馬を走らせ、
得意げに都の花を見て回ったことをいう。
「走馬」は、馬を走らせること。
「看花」は、花を見ること。
物をうわべだけざっと見て、本質を理解しないこと。




素車白馬 そしゃはくば


素車白馬 そしゃはくば
白い車と白い馬の意で、中国で葬儀に用いられた車と白馬のこと。
「素車」は飾りがなく、着色を施さない車。白木の車。
「白馬」は「素車」を引く白い馬。
降参するときや罪をわびるとき、
死を覚悟していることを示すために用いられる例もあった。




竹馬之友 ちくばのとも


竹馬之友 ちくばのとも    
幼い頃から一緒に遊んだ仲のよい友達。
おさな友だち。
「竹馬」は中国では竹の棒の先に飾りをつけたもので、
それにまたがって遊ぶおもちゃ。
日本の竹馬とは違うもの。




天馬行空 てんばこうくう


天馬行空 てんばこうくう
天馬が大空を自由自在にかけめぐる様子から。
(転じて)
束縛されることなく伸び伸びと自由なさま。
着想や言動、手腕などが自由奔放で、
何物にも規制されることなく、破綻(はたん)がないさま。
文勢、筆勢などの秀でている形容。
また、思想、行動などの束縛なく自由なさまで、人柄にも用いる。
「天馬」は、天上に住むという馬のこと。
「てんまぎょうくう」「てんばくうをゆく」ともよむ。




駑馬十駕 どばじゅうが


駑馬十駕 どばじゅうが
才能の乏しい者も、たえまなく努力すれば、
やがて才能のある者と肩を並べることが出来るということ。
「駑馬」は、足の遅い馬で、鈍才のたとえ。
「十駕」は、馬が車を引いて進む十日の行程。
足の遅い馬でも十日歩き続ければ、
駿馬が一日で走る千里の道を行くことができることから。




南船北馬 なんせんほくば


南船北馬 なんせんほくば  
あちこちと絶えず旅をしてまわる事。
忙しく動き回る事。
中国の南部は川や運河が多いので船に乗り、
北部は山や草原なので馬に乗って旅したことから。




馬鹿正直 ばかしょうじき


馬鹿正直 ばかしょうじき
愚かと思えるほど正直なこと。
正直すぎて周囲の人々が迷惑するほど融通がきかないこと。
また、その人や、そのさま。




馬耳東風 ばじとうふう


馬耳東風 ばじとうふう     
他人の意見や批評などを
気にもかけず聞きながす態度のこと。
「馬耳」は馬の耳、
「東風」は春風の意。
人間にはそよそよと吹く心地よい春風も、
馬の耳にはなにも感じないがもとの意。




馬歯徒増 ばしとぞう


馬歯徒増 ばしとぞう
なすこともなく、いたずらに年を取ること。
自分が年取ったことの謙称。
「馬歯」は、馬齢の意。
馬は歯によって年齢がわかることから、馬の年齢のこと。
「徒」は、ただいたずらにの意。
「馬歯(ばし)徒(いたずら)に増(ま)す」と訓読する。




万馬奔騰 ばんばほんとう


万馬奔騰 ばんばほんとう
数多くの馬が走ったり跳ねたりするようすから、
勢いのきわめて盛んなさまの意。
「万馬」は、たくさんの馬。
「奔」は勢いよく走る意。「騰」は高くとび跳ねる意。




馬牛襟裾 ばぎゅうきんきょ


馬牛襟裾 ばぎゅうきんきょ
学識のない者、礼儀知らずな者をののしっていう語。
馬や牛が人の衣服を着たようなものという意から。
「襟裾」はえりとすそ。転じて、衣服を着ること。




風檣陣馬 ふうしょうじんば


風檣陣馬 ふうしょうじんば
勇ましく意気盛んなことの意。
また、文章や詩句の力強さをいう。
「風檣」は、風をはらんだ帆船の帆柱。
「陣馬」は、戦場にいる馬。




兵強馬壮 へいきょうばそう


兵強馬壮 へいきょうばそう
兵士が強く軍馬の元気がよいということ。
兵力が充実しており、高い戦闘力を誇る軍隊の形容。
「壮」は、元気がよいという意。




兵荒馬乱 へいこうばらん


兵荒馬乱 へいこうばらん
兵士が荒らし、軍馬が入り乱れるという意味から、
戦乱のために世の中がひどく荒れ果てて、
苦しみや不安におびえる世情のこと。
「兵荒れ馬乱る」と訓読する。




兵馬倥偬 へいばこうそう


兵馬倥偬 へいばこうそう
戦争のために忙しくあわただしいこと。
また、戦争にあけくれる軍人の生活のこと。
「兵馬」は、兵器と軍馬。(転じて)戦争のこと。
「倥偬」は、忙しいさま。また、苦しむさま。




泛駕之馬 ほうがのうま


泛駕之馬 ほうがのうま
暴れ馬のことから、
(転じて)常道に従わない英雄のたとえ。
「泛」は、ひっくり返すこと、「駕」は、車の意。
「泛駕」は、馬車をひっくり返す馬の意。
馬が興奮して指示に従わずに道をそれてしまうことから。
一般的な常識や決まりきったやり方には従わずに、
別の方法をとる英雄のたとえ。




竜馬之躓 りゅうめのつまづき


竜馬之躓 りゅうめのつまづき
どんなに賢い人でも失敗はあることのたとえ。
ずば抜けてすぐれた馬でも躓くことはあることから、
どんなに優れた人物でも時には失敗することがあることをいう。
「竜馬」は、足の速い名馬のことで、
「りゅうば」「りょうば」とも読む。
なお、この場合「りょうま」と読むのは誤り。
類義語、千里の馬も蹴躓く/麒麟の躓き/猿も木から落ちる/
河童の川流れ/弘法にも筆の誤り/文殊も知恵のこぼれ




良馬難乗 りょうばなんじょう


良馬難乗 りょうばなんじょう
良い馬は気が荒くて容易に人を乗せないが、
乗りこなすことができればその力は非常に強い意から。
(転じて)
才能ある人物は、使いこなすのは難しいが、
うまく使えば大変役に立つこと。
「良馬乗り難し」と訓読する。
類義語、良才難令




老馬之智 ろうばのち


老馬之智 ろうばのち
長い経験に培われた知識のたとえ。
老馬は早く駆けることは出来ないが、
通った道をよく覚えていて迷うことが無い。
そのように、経験が豊かな人は、
物事の判断や方針を誤らないということ。
また、旧主の恩義を忘れないというたとえにもいう。
他国を攻めた軍勢が帰り道に迷った時、
老馬を先に立てて無事に帰国したという故事から。
同義語、老いたる馬は道を忘れず




問牛知馬 もんぎゅうちば


問牛知馬 もんぎゅうちば
相手が隠している情報を、巧みな誘導尋問で入手する方法。
直接関係ない話から始めて巧みに本題や秘密を聞き出すこと。
馬の値段を知る為には、まず犬の値段を聞き出して、
次に羊の値段を聞き、牛の値段を聞き、その上で馬の値段を聞くこと。
それらの値段を比較し類推して、馬の値段に誤りがないかを知る。
これを鈎距(こうきょ)の術といい、
前漢時代の趙広漢(ちょうこうかん)が得意とした尋問方法で、
犯罪者を巧みに自白に導いたとされている。





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