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逆引き 四字熟語 四文字熟語辞典 > かっこいい四字熟語



一騎当千 いっきとうせん


一騎当千 いっきとうせん 
一人の騎馬武者で千人もの敵を相手に戦えるほど強い事。
非常に高い能力がある人の事。            
「一騎」とは馬に乗った一人の将兵、
「当千」とは千人に相当するの意。




一子相伝 いっしそうでん


一子相伝 いっしそうでん 
学問や技芸などの奥義を我が子の一人にだけ、
口伝(くでん)や体得で伝えて他の物には秘密にする事。
「一子」は一人の子供、「相伝」は代々伝えていくの意。





一世風靡 いっせいふうび


一世風靡 いっせいふうび 
その時代の人々をなびかせたり、従わせてたりする事。
又流行する事。
「一世」は、その時代、
「風靡」は、風が草木をなびかせるように
人々をなびかせ従わせるの意。




一刀両断 いっとうりょうだん


一刀両断 いっとうりょうだん 
一振りで真っ二つに切ってしまう事
(転じて)
情実などにとらわれず決断が速く鮮やかに事を処理する事。
断固たる態度で物事を処理する事。




一発必中 いっぱつひっちゅう


一発必中 いっぱつひっちゅう 
矢一本、もしくは弾丸一発だけで命中させてしまう事。
(転じて)
一度だけの試みでそれを成功させてしまう事。
「中」はあたるの意。




威風堂堂 いふうどうどう


威風堂堂(威風堂々) いふうどうどう 
態度や雰囲気が周囲を圧倒するような、
威厳に満ちて堂堂としている様。
「威風」は、威厳があって立派な様。
「堂堂」は、おごそかで立派な様の意。




雲蒸竜変 うんじょうりゅうへん


雲蒸竜変 うんじょうりゅうへん 
英雄や豪傑がチャンスを得て世に出る事の例え。
雲が群がりおこるのに乗じて、蛇が龍となって昇天すると言う意から。




快刀乱麻 かいとうらんま


快刀乱麻 かいとうらんま 
物事を敏速かつ手際よく、鮮やかに解決をする事。
「快刀」は良く切れる刀、
「乱麻」は縺れた麻の意。
「快刀乱麻を絶つ(切れ味の良い刀で縺れた麻糸を断ちきる)」の
略で、こみいった物事を明快に解決することをいう。




臥薪嘗胆 がしんしょうたん


臥薪嘗胆 がしんしょうたん 
復讐の志を抱き敵を打つ為、
あるいは目的を果たす為に長い間苦労を重ねる事。
又は、将来の成功を期して長い間辛抱強く努力する事。
「臥薪」は薪(たきぎ)の上で寝ること。
「嘗胆」は苦い胆をなめること。

中国の春秋時代、呉(ご)と越(えつ)の間には戦争が絶えなかった。
越の王・勾践(こうせん)に父を討たれた呉の王・夫差(ふさ)は、
毎夜薪の上で寝て、その痛みで復讐心を奮い立たせた。
そして三年後、ついに会稽山(かいけいざん)にて父の敵を討った。
一方、戦に惨敗した勾践は、命は助かったが夫差の臣下(しんか)になり、妻を召使に差し出すという屈辱を受けた。
馬小屋の番人にされるなどの苦労の後、越へ帰国した勾践は、寝室に苦い胆を掛けておき、これをなめることで敗戦の屈辱(会稽之恥)を思い出させた。
そして苦心の末、二十二年後に呉を滅ぼしたという故事から。





活殺自在 かっさつじざい


活殺自在 かっさつじざい 
生かすも殺すも思いのままである事。
人や物を自分の意のままに扱う事。
「活殺」は生かす事と殺す事、
「自在」は思いのままの意。




画竜点睛 がりょうてんせい


画竜点睛 がりょうてんせい 
最後の仕上げ。
物事を完成するための最も大切な部分。
または、その一事で一気に全体がひきたつような効果の事をいう。
「画竜」は「がりゅう」とも読み、絵にかいた竜のこと、
「点睛」は、ひとみを入れることの意。

中国梁(りょう)の時代、張僧縣(ちょうそうよう)という画僧が、
金陵(きんりょう/南京のこと)の安楽寺の壁に二匹の竜の絵を書き、
このうち一匹の竜に瞳を入れるとたちまち本物となり、
天に昇ったという故事から。

「竜を画(えが)いて睛(ひとみ)を点ず」とも読み
「画竜点睛を欠く」とは、最後の仕上げが不十分であることをいう。  




臥竜鳳雛 がりょうほうすう


臥竜鳳雛 がりょうほうすう 
非常に優れた能力を持っているのに、
世の中には知られていない大人物と、
将来大人物になる事を嘱望されている少年の事。
「臥竜」は横になって眠っている竜、
「鳳雛」は鳳凰(ほうおう/中国神話の伝説の鳥)のひなの意。
「臥竜」は(がりゅう)とも読む。

中国の三国時代、人物鑑定で有名な司馬徽(しばき)が、
諸葛亮(しょかつりょう/孔明こうめい)を「臥竜」にたとえ、
龐統(ほうとう/士元しげん)を「鳳雛」にたとえたことから。
その才能を認められた二人はのちに、
蜀(しょく)の初代皇帝・劉備(りゅうび/玄徳げんとく)に召し抱えられ、有能な軍師となった。




気炎万丈 きえんばんじょう


気炎万丈 きえんばんじょう   
他を圧倒するほど意気込みが盛んなこと。
「気炎」は「気焔」とも書き、炎が燃え上がるほど威勢のいいこと、
「丈」は長さの単位で「万丈」は、きわめて高いことの意。
燃え上がる炎のように、意気が一万丈にまで立ち昇る様子から。
気炎を上げるの意。




疑心暗鬼 ぎしんあんき


疑心暗鬼 ぎしんあんき 
心に疑いがあると、何でもつまらない事で
恐れたり疑ってしまい不安になるという事。
「疑心」は疑う心、
「暗鬼」は暗闇の中のお化けの意。
「疑心暗鬼を生ず」の略。
疑いの心を持っていると、
暗がりの中で鬼の幻影を見たりするということから。




狂瀾怒濤 きょうらんどとう


狂瀾怒濤 きょうらんどとう 
荒れ狂う大波。
物事が激しく乱れて大荒れの状態の例え。
「狂瀾」も「怒濤」も共に荒れ狂う大波の意。




金城鉄壁 きんじょうてっぺき


金城鉄壁 きんじょうてっぺき 
非常に堅固(けんご)な守りを誇る城の事。
(転じて)
物事の非常に堅固でつけ入るすきのないことのたとえ。
金や鉄の固さから、城壁の堅牢(けんろう)さを表している。





豪華絢爛 ごうかけんらん


豪華絢爛 ごうかけんらん 
ぜいたくで華やかな上に目がくらむほど美しく、
輝くばかりに立派であるさま。
衣装や部屋の調度品がきらびやかなさま。
また、修飾の多いみごとな詩歌や美しい文章などにもいう。




獅子奮迅 ししふんじん


獅子奮迅 ししふんじん 
激しい勢いで物事に取り組み全力を尽くす事。
人の勢いの盛んな例え。
百獣の王ライオンが猛り狂う意から。
「奮迅」は勢い激しく奮い立つの意。





疾風迅雷 しっぷうじんらい


疾風迅雷 しっぷうじんらい 
強い風と激しい雷。
(転じて)
行動が極めて素早く激しい事。
事態が急変するさま。
または、強い軍勢の攻撃の形容にも使われる。
「疾」も「迅」も速い激しいの意。




疾風怒濤 しっぷうどとう


疾風怒濤 しっぷうどとう 
強い風とさかまく荒波。
「疾風」は、はやて、「怒濤」は荒れ狂う大波の事。
時代や社会がめまぐるしく変化し、国家の形勢が大きく転換する時代を形容するときに使う。
シュトルム・ウント・ドラングの訳語
(18世紀後半ゲーテを中心に、当時の啓蒙主義に反対し自然や感情を重んじた、ドイツで起こった文学革新運動)





紫電一閃 しでんいっせん


紫電一閃 しでんいっせん 
研ぎ澄ました刀を一振りした時にひらめく一瞬の鋭い光。
「紫電」は、紫色の光、
「一閃」は、ピカッと光る事。
(転じて)
一瞬の短い時間の事。
または、事態が急変する事。





神出鬼没 しんしゅつきぼつ


神出鬼没 しんしゅつきぼつ 
非常に素早く現れたり隠れたりする事。
また居場所が容易わからない事。
鬼神のように自由自在に出没すると言う事から。
変幻自在な行動の形容。





森羅万象 しんらばんしょう


森羅万象 しんらばんしょう   
宇宙に存在するあらゆるもの、あらゆる現象やいっさいのもの。
「森羅」は、果てしない森のようにかぎりなく並び連なる無数の樹木、
「万象」は、さまざまな有形物、形あるものすべての意。
「万象」は「ばんぞう」「まんぞう」とも読む。




泰山北斗 たいざんほくと


泰山北斗 たいざんほくと   
その分野で最も世に仰ぎ尊ばれている人。
第一人者のこと。
「泰山」は中国華北、山東省にある天下一と言われた名山の名称、
「北斗」は北斗七星のこと。
いずれも人々に仰ぎ見られる存在であることから、
学問や芸術など、その分野の第一人者・権威を示す。
略して「泰斗/たいと」ともいう。




大武辺者 だいぶへんもの


大武辺者 だいぶへんもの
勇敢な武士。武道にすぐれた人。武勇のある人。
また、一郡一城を領するほどの侍大将のこと。
「大」は、一番優れている人を指す意で、
「武辺者」は優れた武人、勇敢な武士の意。
この軍の中で最も優れている武人であるという意。
「だいぶへんしゃ」ともいう。






魑魅魍魎 ちみもうりょう


魑魅魍魎 ちみもうりょう 
野山に住む様々な妖怪や化け物の総称。
(転じて)
私利私欲の為に人を惑わし苦しめる悪人の事。
「魑魅」は山林の精気から生じる人面獣身の妖怪、
「魍魎」は山川や木石の精霊で人を迷わせるものの意。





適者生存 てきしゃせいぞん


適者生存 てきしゃせいぞん 
自然淘汰すること。
外界の状況や環境に最も適したものが生き残り、
適さないものはしだいに絶滅するという理の事。
イギリスの社会学者スペンサーの造語で、
生物学者ダーウィンが使用した。





電光石火 でんこうせっか


電光石火 でんこうせっか 
稲妻や火打石(ひうちいし)の火のように、
一瞬光る極めて短い時間の例え。
(転じて)
動作が非常に素早い事。
「電光」は稲妻のこと、
「石火」は火打石から出る火花の意。




伝家宝刀 でんかほうとう


伝家宝刀 でんかほうとう 
代々家に伝わる大切な刀。
(転じて)
隠してあり滅多に用いないもの。
または、必殺技の事。
「伝家の宝刀を抜く」とは、
いざと言う時にとっておきの技を用いる事。




徒手空拳 としゅくうけん


徒手空拳 としゅくうけん 
手に何も持っていない素手の事。
また自分以外に頼る物が何も無い事。
「徒手」は手に何も持っていない、
「空拳」は拳に何も無いの意。
同義語を重ねて意味を強めたもの。




怒髪衝天 どはつしょうてん


怒髪衝天 どはつしょうてん 
激しく怒っているさま。
「怒髪」は怒りで逆立った髪の毛、
「衝天」は天を突くの意。
髪の毛が天に向かって逆立つほど激しく怒る事から。



破邪顕正 はじゃけんせい


破邪顕正 はじゃけんせい 
邪説や邪道を打ち破り、正道や正義をあらわすこと。
また、正統を守ること。
「破邪」は邪説・邪道を説き伏せる事。
「顕正」は、けんしょうとも言い、正しい仏法・正道を表し示す事。
本来は仏教語だが、いまはより広い意味で用いられる。
  



波瀾万丈 はらんばんじょう


波瀾万丈 はらんばんじょう 
変化が極めて激しい事。
特に人生の浮き沈みの激しさに用いる。
「波」は小波、「瀾」は大波、「万丈」は非常に高いの意。
大小の波が打ち寄せ、その波が時には
一万丈の高さまでに躍り上がるという事から、
激しく変化し起伏に富むことをいう。



美辞麗句 びじれいく


美辞麗句 びじれいく  
美しく飾り立てた言葉。
美しいが真実味のない空虚なことば。
「美辞」も「麗句」もともに美しく、巧みな事の意。
うわべだけで真実味や内容がないという、
否定的なニュアンスで用いられる。


眉目秀麗 びもくしゅうれい


眉目秀麗 びもくしゅうれい 
顔かたちが人並み以上にうつくしいこと。
「眉目」は眉と目(転じて)容貌のこと、
「秀麗」は優れて美しいの意。
特に男性の容姿をいい、女性の場合は「容姿端麗」という。



百戦錬磨 ひゃくせんれんま


百戦錬磨 ひゃくせんれんま 
多くの戦いや経験を通じて、鍛えられている事。
「百戦」は多くの戦い、「練磨」は学芸や武芸を磨くの意。
(転じて)
経験が豊かで、よく事情に通じてる事。



百花繚乱 ひゃっかりょうらん


百花繚乱 ひゃっかりょうらん  
数多くの花が一度に咲き乱れ華やかなさま。
(転じて)
風俗が華やかなこと。
また、すぐれた人物や立派な業績が一時期に現れる事。
「繚乱」は「撩乱」とも書き、花が乱れるの意。



風林火山 ふうりんかざん


風林火山 ふうりんかざん  
戦時における行動の指針。
その時機や情勢にあった適切な行動を示す。
中国の孫子の兵法書に「疾(はや)きこと風の如(ごと)く、
徐(しず)かなること林の如く、侵略すること火の如く、
動かざること山の如し」とあり、その略称。
敵の虚をついて攻撃するときは疾風のように速く、
味方が不利とみてじっとしている時は林のように静まっている。
戦国時代の武将、武田信玄が旗印にしていたことで有名。



不惜身命 ふしゃくしんみょう


不惜身命 ふしゃくしんみょう 
仏道の教えを修め極めるために、
自身の身や命を惜しまないこと。
また、そうした心構えや態度。
「不借」は惜しまないこと、
「身命」はからだと命の意。



不撓不屈 ふとうふくつ


不撓不屈 ふとうふくつ   
志が堅くどんな困難にあってもくじけない事。
また、そのさま。
「不撓」は、たわまない、
「不屈」は、屈しないの意。


明鏡止水 めいきょうしすい


明鏡止水 めいきょうしすい 
心が澄みきり、落ち着いた心境のこと。
やましいことなど何もなく、心が澄み切って落ち着いた心境をいう。
「明鏡」は一点のくもりもないカガミのこと、
「止水」は澄みきった静かな水の意。



唯我独尊 ゆいがどくそん


唯我独尊 ゆいがどくそん  
自分だけが一番偉いとうぬぼれること。
本来は釈迦(しゃか)が生まれてすぐに立ち、一方の手で天を指し
もう一方の手で地を指し七歩歩いて
「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」といったという故事から。
現在では、ひとりよがりの意で多く用いる。


綾羅錦繍 りょうらきんしゅう


綾羅錦繍 りょうらきんしゅう 
「綾羅」は、あやぎぬとうすぎぬで、美しい衣服のこと。
「錦繍」は、にしきと刺繍をした織物。
美しい織物や衣服のこと。
また、美しい花や紅葉、うるわしい詩文の字句をたとえていう。

天下無双 てんかむそう


天下無双 てんかむそう
天下に並ぶ者がいないほど優れている人物。
「天下」は世の中すべて、
「無双」は世に並ぶものがないの意。
古くは「てんかぶそう」ともいい、
戦国時代の優れた武人や将軍などにいう。




英雄豪傑 えいゆうごうけつ


英雄豪傑 えいゆうごうけつ
優れて偉く強い人のこと。
武勇に優れた偉大な人物の総称。
「英雄」は、知恵・才覚が優れ、気力・武力にも秀でている人のこと。
また、大衆から熱狂的に尊敬されている人のこと。
「豪傑」は、きわめて武勇に優れ、強く勇ましい人のこと。
(転じて)常識や打算にとらわれず、大胆に行動する人のこと。




貴顕紳士 きけんしんし


貴顕紳士 きけんしんし
身分高く、教養や品位がある男子のこと。
「貴顕」は、身分が高く名声があること。
また、その人やさまのこと。
「紳士」は、「縉紳(しんしん)の士」のことで、高貴な人物の意。
また、上流社会の人で教養があり、礼儀正しい男性のこと。




鏡花水月 きょうかすいげつ


鏡花水月 きょうかすいげつ
目に見えるだけで手に取れないもののたとえ。
はかない幻のたとえ。
直感で感じとったり、悟ったりして把握される物事のたとえ。
鏡に映った花と水に映った月は、
どちらも見えるだけで実際に手にすることのできないことから、
実体がなく、掴みどころのないもののことをいう。
また、奥深い味わいの小説・詩歌など、
感知できてもことばで言い尽くせない優れた趣のたとえにも使われる。




光焰万丈 こうえんばんじょう


光焰万丈 こうえんばんじょう
勢いの盛んなさま。
光り輝く炎が一万丈にまで達すること。
(転じて)
詩文や議論などの、内容や表現の規模が雄大で勢いがあること。
またそれゆえに、長く後世に伝わるたとえ。
韓愈(かんゆ)が、李白(りはく)と杜甫(とほ)の詩文を形容したことば。
「光焔万丈」「光炎万丈」とも書く。




剛毅果断 ごうきかだん


剛毅果断 ごうきかだん
しっかりした強い意志を持ち、
物事にひるまず思い切って事を行うさま。
自らの信念に従って大胆に事を決すること。
不屈の意思で思い切りがよく、決断力に富んでいるさま。
「剛毅」は、意思が強固で不屈であるという意。
「果断」は、思い切って事を行う潔い決断力の意。




殺身成仁 さっしんせいじん


殺身成仁 さっしんせいじん
自分の命を犠牲にして、世のため人のために尽くすこと。
人道の極致を成就するためには、生命をも顧みないということ。
人にとって最も大事な価値のある目的を達成するためには、
命を賭しても悔いないということ。
「身を殺して仁を為(な)す」と訓読する。




水天一碧 すいてんいっぺき


水天一碧 すいてんいっぺき
水と空とが一続きになって、一様に青々としていること。
よく晴れ渡った海上の水の青と空の青とが一つになって、
境い目がわからないこと。
「水天」は、水面と空、海と空。
「一碧」は、一面に青い色となること。
「碧」は、深い青色、あおみどり。




碩学大儒 せきがくたいじゅ


碩学大儒 せきがくたいじゅ
深い学問を身につけた学者。
学問の奥義をきわめた大学者のたとえ。
「碩学」は、修めた学問の広くかつ深い人のことで、大学者のこと。
「碩」は、大きい意で、内容の充実しているさまをいう。
「大儒」は、すぐれた儒者または大学者のこと。
「儒」は、中国の春秋時代の孔子が始めた儒教の教えを
伝える人の意で、後に学者一般をさすことばとなった。
「碩儒(せきじゅ)」ともいう。




雪月風花 せつげつふうか


雪月風花 せつげつふうか
四季折々の美しい自然景観のこと。
春夏秋冬の自然の景色のこと。
また、それを観賞し、詩歌をつくり、俳句をよむ風流な生活のさま。
現実の生活から離れた、風雅な境地をいう。
「風花雪月(ふうかせつげつ)」ともいう。




捲土重来 けんどちょうらい


捲土重来 けんどちょうらい 
一度負けて退いた者が勢力を盛り返し、
再び猛烈に攻め寄せてくること。
または、一度失敗した者が、ものすごい意気込みでやり直すこと。
「捲土」は土煙を巻き上げるさまで、それほど激しい勢いのこと。
「重来」は再びやってくること。
「けんどじゅうらい」とも読む。




権謀術数 けんぼうじゅっすう


権謀術数 けんぼうじゅっすう 
巧みに人をだます策略の事。
相手をうまくだます計略。
「権謀」は、その場に応じた策略、
「術数」は、はかりごとの意。




功成名遂 こうせいめいすい


功成名遂 こうせいめいすい
成功して、名誉も合わせて受けとること。
「功」は「功績」、「成」は「完成」、
「名」は「名声・名誉」、「遂」は「完遂(なしとげる)」の意味。
「功成り名遂ぐ(こうなりなをとぐ)」と訓読することが多い。
出典「老子/運夷(うんい)第九」では、
「功成り名遂げて身退くは、天の道なり」といい、
成功者はその地位にしがみつかず、
引き際も大切にすべきであるといったことば。




樽俎折衝 そんそせっしょう


樽俎折衝 そんそせっしょう  
宴席で談笑のうちに交渉をすすめ、武力を用いず相手をくじくこと。
(転じて)
交渉でかけひきすること。
宴会でなごやかに交渉し、うまく話を運ぶこと。
「樽」は酒樽のこと「俎」は肉料理をのせる器で、
「樽俎」は公式の宴会のこと。
「折衝」は攻めてくる敵の衝車(兵車)をくじいて止めるの意。




大義滅親 たいぎめっしん


大義滅親 たいぎめっしん
君主や国家に報いるという大義のためには
親兄弟をも顧みないということ。
個人の恩愛や義理は犠牲にするということ。
「大義」は、人間として、
特に国や主君に対して行うべき最も大切な道理。

衛(えい)の国の大夫 石碏(せきしゃく)は子の厚(こう)が、
逆臣の州吁(しゅうく)の企てによる反乱に味方したので、
衛国の正義を守るため、子の厚を殺させた故事による。
「大義親を滅す(たいぎしんをめっす)」と訓読する。




破鏡重円 はきょうじゅうえん


破鏡重円 はきょうじゅうえん
二つに割れた鏡が元通りになることから、
(転じて)
引き裂かれた夫婦が再び一緒になることのたとえ。
また、離婚した夫婦が復縁すること。
夫婦が生き別れになる際に、鏡を二つに割って再会を誓い、
それが縁でもとのさやにおさまったという故事から。
対義語、「破鏡不照(はきょうふしょう)」




偃武修文 えんぶしゅうぶん


偃武修文 えんぶしゅうぶん
戦いをやめ、学問を重んじて平穏な世の中を築くこと。
「偃武」は、武器を倉庫に納め片づける意。
(転じて)戦いをやめること。
「修文」は、文徳を修めること。学問を修めること。
武器を伏せてかたづけ、文徳を修めて太平の世にすること。

周の武王(ぶおう)が殷(いん)の紂王(ちゅうおう)を滅ぼして凱旋し、
武器をしまって学問を重んじ、軍用の馬を華山の南に帰し、
牛を桃林の野に放って、再び用いないことを示した故事に基づく。
「武を偃せ文を修む(ぶをふせぶんをおさむ)」と訓読する。




天之美禄 てんのびろく


天之美禄 てんのびろく
酒の異称。
酒は天が与えた、この上なく素晴らしい贈りものということ。
酒を賛美することば。
「禄」は、役人の棒給のことで、上から下に賜(たまわ)る物の意。
「美禄」は、有り難い贈りもの、厚い俸禄の意。
また、単に酒を指すこともある。
この上なく立派な授かりものの意。




破天荒解 はてんこうかい


破天荒解 はてんこうかい
今まで誰もなしえなかったことを初めて成し遂げること。
前人未踏の偉業を成し遂げること。
「破天荒」ともいい、同じ意。
「破」は、打破る(転じて)成し遂げる。
「天荒」は、天と地がまだ分かれていない荒れた地、
またそのような混沌とした状態のこと。
「解」は、中国の科挙(高等文官試験)制度で、地方で行う選抜試験に
合格して、中央で行う進士科の試験を受けることができる者をいう。

唐(とう)の時代、荊州(けいしゅう)では毎年進士科の受験者を
中央に推挙していたものの、一人として合格者がでなかったので、
荊州では「天荒(未開の地)」と呼ばれていた。
そこに劉蛻(りゅうぜい)という者が荊州からのはじめての合格者と
なったので、人々は驚き「破天荒解」と称されたという故事に基づく。
また、それまで人が思いもよらなかった驚嘆するような
出来事をすること。
型破りなことの意にも使われる。

なお、豪快な人物や、粗暴で無茶をする人、気性の荒い性格の意に
使うのは誤り。




風雲之志 ふううんのこころざし


風雲之志 ふううんのこころざし
機会を得て出世しようとする意志。
竜が風や雲を得て天高く昇るように、
時勢に乗じて功名を立てたり、大望を遂げたりしようとする志。
また、風が起こり雲が立つことから世の中の乱れに乗じて、
大きなことをしようとする気持ち。
「風雲の望み」「風雲の思い」ともいう。




武陵桃源 ぶりょうとうげん


武陵桃源 ぶりょうとうげん   
俗世間を離れた平和な別天地。
ユートピア・パラダイス・理想郷・桃源郷のこと。
陶淵明(とうえんめい)の「桃花源記」に記された隠れ里。

中国の伝説に、武陵の漁師が林に迷い込み、
川をさかのぼり洞穴を通り抜けると、
桃の花の咲く理想郷を見つけた。
そこには奏の乱を逃れた人々が世の変遷(へんせん)を
数百年間も知らずに、平和に暮らす里だったという故事から。
理想郷を桃源郷というのはここからきている。
 



刎頸之交 ふんけいのまじわり


刎頸之交 ふんけいのまじわり
非常に厚い友情のこと。
その友人のためなら首を斬られても悔いはないほどの親しい間柄。
生死を共にするほど、決して変わらない親しい交わり。
「刎頸の友」ともいう。




兵貴神速 へいきしんそく


兵貴神速 へいきしんそく
戦争では一瞬の遅速で運命が決まってしまう。
戦で兵を動かすには、すべて迅速な作戦や行動が大切である。
迅速な行動を重んじることにいう。
「神速」は、きわめてすみやかなこと。
「兵は神速を貴ぶ(へいはしんそくをたっとぶ)」と訓読する。




墨痕淋漓 ぼっこんりんり


墨痕淋漓 ぼっこんりんり
筆跡が生き生きとして勢いが盛んなさま。
書や絵などで、墨の跡がみずみずしく、表現が生き生きしていること。
「墨痕」は、筆で書いたあと、墨を使って表現したもの。
「淋漓」は、水・汗・血などのしたたるさま。
また、筆の勢いが盛んなさま。




落花啼鳥 らっかていちょう


落花啼鳥 らっかていちょう
自然の風情のこと。
春の自然を表すことばで、風流な味わいのこと。
「落花」は、花が散ること。
「啼鳥」は、鳥の鳴き声。
あちらこちらで鳥のさえずる声が聞こえ、
花はどれほど散ったことだろうという、
晩春の寂しげな自然の風景のこと。




落花流水 らっかりゅうすい


落花流水 らっかりゅうすい
落ちる花には流水に浮かびたいという情があれば、
流れゆく水にも花を浮かべて流れたいという情があり、
それぞれの心情を男と女に移し変えて、
男に女を思う情があれば、女にもまた男を慕う情の生ずることで、
互いに気持ちが通じ合い、相思相愛の状態にあること。
落ちた花が水に従って流れる情景から、晩春の景色のたとえ。
(転じて)物事の衰退や、人が落ちぶれる意にもいう。
また、時がむなしく過ぎ去るたとえ。別離のたとえにもいう。




柳緑花紅 りゅうあんかこう


柳緑花紅 りゅうあんかこう   
自然のままであること。
春の景色の美しさを形容する言葉。
または、ものにはそれぞれに個性があるという事のたとえ。
柳は緑色をなすように、花は紅色に咲くように、この世のものは
種々様々に異なっており、それぞれに自然の理が備わっている、
という意。
中国の詩人・蘇軾(そしょく)の詩から。
「柳は緑花は紅/やなぎはみどり、はなはくれない」ともいう。




竜驤虎視 りゅうじょうこし


竜驤虎視 りゅうじょうこし
天下に権威をふるうさま。
竜のように昇り、虎のようににらむこと。
天下を睥睨(へいげい/睨みを利かす)するさまをいう。
英雄・豪傑が雄飛するさま。
「驤」は、おどりあがって天に昇る、勢いの盛んなこと。
「竜驤」は、昇り竜の昇天の意。
「虎視」は、虎が獲物を恐ろしい目でにらみすえるの意。
竜が首をあげて天に昇り、
虎が鋭い目を張り四方を見渡すという意で、
竜や虎のように意気盛んで権力を持ち
世の中を威圧する力を備えているさま。
「りょうじょうこし」とも読む。




竜攘虎搏 りゅうじょうこはく


竜攘虎搏 りゅうじょうこはく
互角の力を持った強い者同士が激しく争うさまをいう。
竜と虎を英雄・豪傑にみたてて、両者が激しく戦うさまのたとえ。
「攘」は、はらう。
「搏」は、打つ意。




両虎共闘 りょうこともにたたかう


両虎共闘 りょうこともにたたかう
強豪同士が対決すること。
二頭の虎が戦うことから、
二人の勇者、または二つの強国が戦うことのたとえ。
虎のように強い者同士が戦うこと。
なお、両虎が争う時は必ず一虎あるいは、
両虎とも倒れる(共倒れになる)という意を含んだことば。
「両虎あい闘う」「竜虎相搏(う)つ」ともいう。




輪廻転生 りんねてんせい


輪廻転生 りんねてんせい りんねてんしょう
生まれ変わり、死に変わること。
死んであの世に還った魂が、
この世に何度も生まれ変わってくることをいう。
「輪廻」は、車輪が回転するように生死を繰り返していくこと。
「転生」は、生まれ変わること。
仏教では、生きているものはすべて生まれ変わり死に変わって、
とどまるところを知らず、因果応報の法則に従って、
六道(地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上)の世界に
転生し続けるという。
つまり、すべての生命は死んだ後、
別の人間あるいは別の生き物に生まれ変わるという思想。




烈士徇名 れっしじゅんめい


烈士徇名 れっしじゅんめい
気性が強く節義を守る人物は、財産や地位は問題にせず、
名誉のために生命を賭けるということ。
「烈士」は正義感の強い信念ある人。
「徇」は「殉」と同義で命を捨てること。
「貧夫(どんぷ)財に徇(したが)い、烈士名に徇う」とあり、
強欲な者は財貨に殉じ、
かたく義を守る者は名誉に殉じるという意から。
道理を知る人は、名誉のために命を捧げるという意。
「烈士は名に徇う(れっしはなにしたがう)」と訓読する。




我心匪石 わがこころはいしにあらず


我心匪石 わがこころはいしにあらず
心が堅固で動くことのないこと。
「我が心は石に匪ず転(てん)ず可(べ)からず」から。
石は堅くても転がすことができるが、
私の心は堅固で動かすことはできないという意。
確固たる信念を持ち、心が絶対不動であることのたとえ。




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