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逆引き 四字熟語 四文字熟語辞典 > 愛情や友情を表現する四字熟語



合縁奇縁 あいえんきえん


合縁奇縁 あいえんきえん   
他人との交際で、気心が合うのも会わないのも、
みな因縁という不思議な縁によるものだということ。
男と女、夫婦、友人などのめぐり合わせについていう。



愛別離苦 あいべつりく


愛別離苦 あいべつりく    
別れるかなしみやつらさの事。
親子、兄弟、妻子など愛し合ってるものが生き別れや
死別するかなしみや苦しみの事。
仏教で言う八苦(人生の八つの苦しみ)の一つ。




意気投合 いきとうごう


意気投合 いきとうごう    
お互いの気持ちがぴったり合うこと。
二人の心がお互いによく通い会う事。
「意気」は気持ちや意気込みの事、
「投合」は二つのものがぴったり合うこと。



以心伝心 いしんでんしん


以心伝心 いしんでんしん   
言語や文字では表せない仏法の真髄を、師の心から弟子の心に
直接伝える事。
ことばによらず心で意思を伝えること
(転じて)
言葉を用いないでも、お互いに意志が通じる意に用いる。



異体同心 いたいどうしん


異体同心 いたいどうしん   
からだは別々でもお互いの心はひとつであること。
心の通じ合うようすを示し、夫婦・兄弟・朋友・師弟などに用い、
特に夫婦仲よさなどに用いる。




一日千秋 いちじつせんしゅう


一日千秋 いちじつせんしゅう
切実に恋に慕う気持ちや、人や物事を待ち遠しく思うさまのこと。
待ちこがれる気持ちの切なるさまを言う。
「千秋」は千年の意でたった一日が千年の長さにも感じられる事。
「一日」は「いちにち」とも読む。



意中之人 いちゅうのひと


意中之人 いちゅうのひと
思いを寄せる相手。心に思い定めた人のこと。
特に、恋しく思っている異性、恋人についていう。
また、任務の適任者の候補などにつかうことがある。




一蓮托生 いちれんたくしょう


一蓮托生 いちれんたくしょう  
仲間と物事の善意にかかわらず、行動や運命を共にすること。
夫婦や親子などが死後までも変わらない愛情を持ち合うこと。
もとは仏教で、死後、極楽浄土の同じ蓮華の上で生まれる事。
「一蓮」は同じ蓮の花、
「托生」は生をゆだねるの意で、「託生」とも書く。



一家団欒 いっかだんらん


一家団欒 いっかだんらん   
家族みんなが集まって、食事や談話などを楽しむ事。
「団欒」は、集まって車座に座る事。



一視同仁 いっしどうじん


一視同仁 いっしどうじん   
敵味方の区別や身分や国籍などで相手の人を差別する事無く、
すべての人を平等に愛する事。
「一視」は一目見ること、
「同仁」は同じ様に愛を施すの意。



一宿一飯 いっしゅくいっぱん


一宿一飯 いっしゅくいっぱん 
一晩泊めてもらったり一度の食事を振舞ってもらったりして
世話になる事。
昔の博徒(ばくと/やくざのこと)世界での仁義では、
生涯忘れてはならない恩義とされた。



一心同体 いっしんどうたい


一心同体 いっしんどうたい  
複数の人間が同じ考えで、まるで一人の人間のように
同じ行動する事。
「一心」は心を一つに合せる、
「同体」は一体になると言う意。
強い結びつきや絆の例え。
愛し合い助け合う理想的な夫婦に多く用いる。



益者三友 えきしゃさんゆう


益者三友 えきしゃさんゆう  
交際して有益な三種類の友人のこと。
「益者」は為になる友人の意。 
「三友」は、直(正直な友)、諒(りょう/誠実な友)、
多聞(博学な友)のこと。



鴛鴦之契 えんおうのちぎり


鴛鴦之契 えんおうのちぎり  
仲むつまじい夫婦の例え。
おしどり夫婦。
いつまでも連れ添うという夫婦の約束のこと。
「鴛」は雄のおしどり、「鴦」は雌のおしどり。
いつも雄雌がともにいることから、夫婦仲の良さをいう。



乳母日傘 おんばひがさ


乳母日傘 おんばひがさ  
子供を非常に大事に育てることのたとえ。
過保護に育てる事の意。
乳母をつけて大切に育てられ、外出の際は日傘をさしかけて、
大事に守られるという意から。



偕老同穴 かいろうどうけつ


偕老同穴 かいろうどうけつ  
夫婦が愛情深く結ばれていて契りが固い事。
また、幸福な夫婦生活のたとえ。
「偕老」は夫婦がともに老い、
「同穴」は死んでからも同じ墓に入ると言う意から。
夫婦が老年になるまで仲良く連れ添い遂げること。



家書万金 かしょばんきん


家書万金 かしょばんきん   
旅先では、家族からの手紙が何よりも、万金に値するほど
嬉しいという事。




管鮑之交 かんぼうのまじわり


管鮑之交 かんぼうのまじわり 
利害によって変わる事のない極めて親密な友情。
終生変わらない友情の例え。
中国の春秋時代、斉(せい)の管仲(かんちゅう)と
鮑叔牙(ほうしゅくが)は、幼い頃から無二の親友で
生涯変わらない友情をもって交わったと言う故事から。



共存共栄 きょうそんきょうえい


共存共栄 きょうそんきょうえい 
互いに敵対する事無く、助け合って生存し共に栄える事。
「共存」は「きょうぞん」とも読み、
二つ以上のものが敵対する事無く存在する事の意。
共に存在し共に繁栄することの意。




琴瑟相和 きんしつそうわ


琴瑟相和 きんしつそうわ    
琴(きん/こと)と瑟(しつ/おおごと)は、
合奏するとよく音が調和する。
(転じて)
夫婦仲が良い事の例え。
「琴」は七弦の弦楽器(古くは五弦)
「瑟」は大型の琴で弦数が二十五弦ある。
日本で琴と言えば主に十三弦。



金蘭之契 きんらんのちぎり


金蘭之契 きんらんのちぎり  
友人同士の極めて親密な交際を言う。
「金」は固い金属の意で、
「蘭」は香り高い花の意。
金属よりも堅く、蘭よりもかぐわしい結びつきと言う事。
金蘭簿と言えば親しい友人の住所などを記した帳面を言う。



敬天愛人 けいてんあいじん


敬天愛人 けいてんあいじん  
天を敬い自分を愛する気持ちで人を愛する事。
「敬天」は天を恐れ敬うの意。
西郷隆盛の「道は天地自然の道なるゆえ、講学の道は
敬天愛人を目的とし、身を修するに克己を似て終始せる」から。



月下氷人 げっかひょうじん


月下氷人 げっかひょうじん  
媒酌人。結婚の仲人の事。
月下老人と氷人を合わせて出来たことば。

唐の時代、韋固(いこ)が旅先で月夜に本を調べてる老人に会って
未来の妻を予言されたと言う故事から。
月下老人は縁結びの神の意。
また、晋の時代、令孤策(れいこさく)が索タン(さくたん)という
占いの名人に、氷の上に立って氷の下の人と話をしたという夢の判断を求めたところ、それは結婚の世話をする前兆であると言われ、
その占いどおりに仲人を頼まれたと言う故事から。
氷人も男女の仲をとりもつ人、仲人の意。



膠漆之心 こうしつのこころ


膠漆之心 こうしつのこころ  
固いきずなで結ばれている友情の例え。
「膠漆」は、にかわとうるしのことで、
(転じて)
非常に親密で離れがたい事を言う。



股肱之臣 ここうのしん


股肱之臣 ここうのしん    
最も頼りになる手足となって働く家来。
側近(そっきん)や腹心(ふくしん)の部下。
「股肱」は足のももと手のひじの意で、動く際の要となる部分、
無くてはならない大事なもの。



舐犢之愛 しとくのあい


舐犢之愛 しとくのあい    
親が子供をやたら可愛がる事の例え。
「舐」は、なめる、「犢」は子牛の意。
親牛が子牛を舌でなめて愛する事から。




情意投合 じょういとうごう


情意投合 じょういとうごう  
二人の気持ちが互いに通じ合う事。
「情意」は気持ち、「投合」はぴったり合うの意。




掌中之珠 しょうちゅうのたま


掌中之珠 しょうちゅうのたま 
手の内に持っている珠玉(しゅぎょく)。
最も大切にしているもの。
目の中のいれても痛くないほどの最愛の子供や妻のこと。
「掌中」は手のひらの中、自分のものにできる範囲の意。



唇歯輔車 しんしほしゃ


唇歯輔車 しんしほしゃ    
利害関係が密接で、互いに助け合うことで成り立つ関係にあること。
持ちつ持たれつの関係。
「唇歯」は、くちびると歯、「輔車」は頬骨と歯茎(下あご)の意。



唇亡歯寒 しんぼうしかん


唇亡歯寒 しんぼうしかん   
唇が歯を守っているという事から、
互いの助け合いで成り立っている密接な関係であるがゆえに、
一方がほろびると他方もあやうくなってしまうというたとえ。



水魚之交 すいぎょのまじわり


水魚之交 すいぎょのまじわり 
非常に親密な関係。
離れがたいきわめて密接な友情や交際のたとえ。
夫婦の仲についてもいう。
三国時代、蜀(しょく)の劉備(りゅうび)が諸葛孔明(しょかつこうめい)を軍師に招いたとき「私が孔明を得たのは、魚が水を得た様なものだ」といった故事から。



善隣友好 ぜんりんゆうこう


善隣友好 ぜんりんゆうこう  
隣り合ってるもの同士が、互いに仲良くしていくこと。
「善隣」は、隣国や隣家同士が仲良くする事、
「友好」は、友情をもって交わる事の意。
外交上は隣国と友好関係を結ぶと言う事。




糟糠之妻 そうこうのつま


糟糠之妻 そうこうのつま   
貧乏していた頃から苦労を共にしてきた妻の事。
「糟糠」は酒かすと米ぬかのことで、粗末な食べ物の意。




相互扶助 そうごふじょ


相互扶助 そうごふじょ    
お互いに助け合う事。
もとはロシアの無政府主義者クロポトキンの社会学説理論の
基本的概念。
生存競争を進化の原因だとするダーウィン主義に対して、
互いに助け合う共同関係が進化の要因であるとした。




相思相愛 そうしそうあい


相思相愛 そうしそうあい   
男女が互いに慕い合い、愛し合ってる事。
非常にむつまじい男女の仲。




知己朋友 ちきほうゆう


知己朋友 ちきほうゆう    
交際のあるすべての友人のこと。
「知己」は、おのれを知るもの、「朋友」は、友達の意。




竹馬之友 ちくばのとも


竹馬之友 ちくばのとも    
幼い頃から一緒に遊んだ仲のよい友達。
おさな友だち。
「竹馬」は中国では竹の棒の先に飾りをつけたもので、
それにまたがって遊ぶおもちゃ。
日本の竹馬とは違うもの。




朝雲暮雨 ちょううんぼう


朝雲暮雨 ちょううんぼう   
男女が愛し合い深い仲になる事。
または男女の情交をいう。
昔、中国の楚(そ)の懐王(かいおう)が、夢の中で女神と情交した。
別れ際に女神が「朝は雲になり、日暮れには雨となって、
朝に夕にお目にかかります」と言ったという故事から。



喋喋喃喃 ちょうちょうなんなん


喋喋喃喃(喋々喃々) ちょうちょうなんなん 
男女がうちとけて楽しそうに語り合っているようす。
または、小さな声で話しつづける事。
「喋喋」は良くしゃべる事、「喃喃」は小さな声で語る事の意。




亭主関白 ていしゅかんぱく


亭主関白 ていしゅかんぱく  
夫が家の中で一番権力を持って、妻や家族に対して威張っている事。
「亭主」は一家の主人、夫の意。
「関白」は平安期以降の天皇を助けて政治を行った最高職で、
ここでは権力の強い事のたとえ。



内助之功 ないじょのこう


内助之功 ないじょのこう   
家庭にあって、夫が外で十分活躍できるように、
陰で支える妻の働きのこと。
または、その功績や蔭の力のことをいう。
「内助」は内部から援助するの意。




二人三脚 ににんさんきゃく


二人三脚 ににんさんきゃく  
二人が並んで肩を組み、
互いの隣りあった内側の足首をひもで結び合わせて走る競技。
(転じて)
二人が一致協力して物事にあたる事。



莫逆之友 ばくぎゃくのとも


莫逆之友 ばくぎゃくのとも  
意気投合し、よく気の合うきわめて親密な友人の事。
「莫」は無と同じ意で、「莫逆」は逆らう事が無いの意。




比翼連理 ひよくれんり


比翼連理 ひよくれんり    
夫婦の深い契り。
夫婦または男女の仲がきわめてむつまじく、愛情が深い事のたとえ。
「比翼」は、「比翼の鳥」から、雌雄がそれぞれ翼と目を一つずつ
持っていて、いつも一体となって飛ぶ伝説上の鳥。
「連理」は、「連理の枝」から、一つの木の枝が他の木の枝と結合して、
一本の木のようになることの意。
中国唐代の詩人白居易(はくきょい/白楽天)の「長恨歌」の一節で、
玄宗皇帝が最愛の楊貴妃に語ったと詠われていることば、
「天にあっては比翼の鳥となり、地にあっては連理の枝とならん」から。



夫唱婦随 ふしょうふずい


夫唱婦随 ふしょうふずい   
夫婦仲がとてもよいこと。
夫がまず何かをいい、妻がそれに従うという意から。
夫婦和合の道であるという教え。



不即不離 ふそくふり


不即不離 ふそくふり     
つかず離れずのちょうど良い関係にあること。
二つの物が付きもせず離れすぎもしないこと。
「不即」は、くっつかず「不離」は離れずの意。




刎頚之友 ふんけいのとも


刎頚之友 ふんけいのとも   
きわめて親しい友人の事。
その友人を助けるためならたとえ自分が首を斬られようとも
悔いが無いほど、深い友情でむすばれた間柄の事。
「刎頚」は首をはねるの意。



良妻賢母 りょうさいけんぼ


良妻賢母 りょうさいけんぼ  
夫にとってはよき妻であり、子にとっては賢明な母であること。
または、そのような女性。
女子教育の目標とされていた。



和気藹藹 わきあいあい


和気藹藹(和気藹々) わきあいあい  
なごやかで楽しい気分が満ち溢れ、
なかよく打ち解けて談笑するさま。
「和気」は、なごやかな気分で、
「藹藹」は、おだやかなさまの意





一飯之報 いっぱんのむくい


一飯之報 いっぱんのむくい
わずかの恩にも報いること。
ほんのわずかな恩恵に対しても感謝と礼を忘れないこと。
中国春秋時代、晋の霊輒(れいちょう)が貧しく餓えていた時に、
趙盾(ちょうとん)から食事を施された。
その後、趙盾が暗殺の危機にさらされると、
霊輒は身を挺して彼を救ったという故事から。




倚門之望 いもんのぼう


倚門之望 いもんのぼう
子供を愛する気持ちが切実であることで、
特に母親の愛情についていう。
子の帰りを待ちわびる親の情のたとえ。
門に寄りかかって望み待つ意から。
「倚」は、寄りかかるで、
「望」は、遠くを見やる意。
母が門に寄りかかってわが子の帰ってくるのを待つ心。
母が子を心から案じる情愛のこと。




雨霖鈴曲 うりんれいきょく


雨霖鈴曲 うりんれいきょく
亡き妻をしのぶ曲。
玄宗が楊貴妃を悼んで作った楽曲の名。
唐の玄宗が愛する楊貴妃をやむなく殺したのち、
雨と鈴の音が和すのを聞いて、
寵愛していた楊貴妃をしのぶ曲をつくったという故事から。
「霖」は、長雨のこと、「鈴」は、馬につけた鈴の音。




盈盈一水 えいえいいっすい


盈々一水 えいえいいっすい
愛する人に会えない苦しさをいう。
「盈盈」は、水が満ち溢れるさま。「一水」は、一筋の川。
牽牛(ひこ星)と織女(おり姫)が、天の川に隔てられて
会えないという伝説に基づく、
「盈盈たる一水の間、脈脈として語るを得ず」より。
恋した女性が愛する人と、水の満ち満ちた川に隔てられ、
言葉すら交わせず、見つめ合うことしかできない悲しみを表す。




屋烏之愛 おくうのあい


屋烏之愛 おくうのあい
人を愛すると、その周囲のものまでよく見えること。
その人を深く愛していると、その人の家の屋根にとまっている
烏(からす)までもいとおしく思えること。
相手に対する愛情が、きわめて深いことのたとえ。
「愛、屋烏に及ぶ」ともいう。




恩愛之絆 おんあいのきずな


恩愛之絆 おんあいのきずな
仏教で、情愛に対して執着する心のこと。
親子・夫婦など、肉親間の愛情こもった思いやりが深いこと。
肉親間の深くて断ち切り難いつながりのことをいう。
「恩愛」は、「おんない」とも読み、思いやりや情けのこと。



温凊定省 おんせいていせい


温凊定省 おんせいていせい
子が心を尽くして親に孝行すること。
冬は暖かく、夏は涼しく父母が暮らせるように、
子は夜は寝室を心地よく整え、朝はごきげんをうかがう。
それが、父母に仕える礼であるという。
「温オン」は、暖かい。
「凊セイ」は、涼しい。
「定テイ」は、寝床を整える。
「省セイ」は、安否をたずねる意。




華燭之典 かしょくのてん


華燭之典 かしょくのてん
結婚式や婚礼の儀式をいう。
「華燭」は美しく華やかなあかりの意。
(転じて)婚礼の席のともしびのこと。
中国では樺(かば)の灯火を華燭と言い、
途中で消えないので縁起が良いとされた。
華やかな結婚式を祝っていう美称。




関雎之化 かんしょのか


関雎之化 かんしょのか
夫婦の仲がむつまじいこと。
家庭が平和なこと。
水鳥がつがいで鳴き交わす声から
(転じて)
夫婦が仲よく、礼儀正しく円満な家庭生活のたとえ。
「関雎」は、「関関たる雎鳩(しょきゅう)」
(のどかに鳴いているみさご)のこと。
「詩経」の周南の冒頭にある篇名で、周の文王と、
その皇后 太姒(たいじ)との幸福な夫婦の徳を詠じたもの。
「化」は、この徳に感化されて、どの家庭も円満になること。




君辱臣死 くんじょくしんし


君辱臣死 くんじょくしんし
君主と臣下の心の結びつきが強いため、
君主が恥をかかされれば、臣下は命を投げ出してでも、
その屈辱をはらさなければならないということ。
主人と部下が一体であること。

中国春秋時代、越(えつ)の氾蟸(はんれい)の言った、
「君(きみ)辱(はずかし)めらるれば臣死(しんし)す」という言葉から。
氾蟸は、越王 勾践(こうせん)を支えた軍師で、
呉王 夫差(ふさ)への復讐をとげさせた功労者。
日本では「忠臣蔵」のようなこと。
臣下は君主と苦楽や生死をともにすべきであるという意。




義理人情 ぎりにんじょう


義理人情 ぎりにんじょう
物事の正しい道理、人の行うべき正しい筋道のことで、
人付き合いの基本とされる観念。
「義理」は、人間関係のしがらみに基づく義務。
「人情」は、人間が本来持っている思いやりの心。
「義理」と「人情」は理性と感情を意味する別のことばだが、
二つを合わせる事で、人間関係や社会的立場などから生まれる
複雑な感情のことにもいう。
また、人との関係を大事にし、愛情や責任感が強い人に対して
「義理人情に厚い人」といい、ほめことばとしてもつかう。




金石之交 きんせきのまじわり


金石之交 きんせきのまじわり
永く変わることのない固い友情のこと。
金や石のようにきわめて硬くて、
絶対変わることのない付き合いのたとえ。

楚(そ)の項羽(こうう)が漢(かん)の名将
韓信(かんしん)に人を介して、
漢に背いて楚に仕えないかと誘ったとき
「漢王と金石の交わりをなす」と言ったという故事から。




君子之交 くんしのまじわり


君子之交 くんしのまじわり
君子の人との交際は水のように淡泊で、しかもその友情は
永久に変わらないということ。
「荘子・山木」の「君子の交わりは淡(あわ)きこと水の若(ごと)く、
小人(しょうじん)の交わりは甘きこと醴(れい/あまざけ)の若し」より。
君子のようなよくできた人物の交際は、
あまり他人の実情に深入りしない。
良好な人間関係を長く維持して行くためには、甘酒のようにベタベタせずに、水のようにアッサリした付き合いのほうが良いということ。
またお互いに君子(立派な人物)として付き合うこと。




形影一如 けいえいいちにょ


形影一如 けいえいいちにょ
仲むつまじい夫婦のたとえ。
形と影とがいつもいっしょであるように、
夫婦が仲がとてもよい状態であることの意。
形あるものと影は互いに離れることがないことから、
密接な関係のたとえ。
「形影」は、物の形とその影。
「一如」は、同じということ。
また、物の形と影が全く同じであるように、
心と行動とがぴったりと合うことで、
その人の心の善悪がそのまま行動に表れることのたとえ。




傾蓋知己 けいがいちき


傾蓋知己 けいがいちき
初めて出会った者同士が意気投合し、
たちまち親しくなることのたとえ。
初対面で、以前から親友のように親しくなること。
親友のこと。
孔子と程子(ていし)が路上で出会い、
たがいに蓋(カサ/車のほろ)を傾けて親しく語り合った故事から。
「傾蓋」は、道で初めて会った人が、
車を寄せ合ってしばらく話をしただけで、すっかり懇意になること。
「知己」は、自分の心や値打ちをよく知ってくれている人。
また、友情の強さは、年月の長短では計れないものだということ。




高山流水 こうざんりゅうすい


高山流水 こうざんりゅうすい
絶妙な音楽。すぐれて巧みな演奏のたとえ。
中国春秋時代、琴の名手 伯牙(はくが)が、
高い山を想って琴を弾くと、友人の鐘子期(しょうしき)が
「泰山の如し」と評し、流水を想って弾くと
「江河(長江と黄河)の如し」と評したという故事から。
また、己をよく知る真の友人のこと。
高い山と流れる水のことから、
清らかな自然の意に用いられることもある。




骨肉之親 こつにくのしん


骨肉之親 こつにくのしん
親子・兄弟・姉妹のように血のつながりの濃い肉親の間柄。
また、それらの間の深い愛情のたとえ。
骨と肉のように離れられない関係。




三枝之礼 さんしのれい


三枝之礼 さんしのれい
親をうやまうこと。
また礼の厚いさま。
鳩は親鳥の止まる枝から三本下の枝に止まるということから、
親に対する礼儀を守ることをいう。
親への礼儀を尽くし、孝行心の厚いことのたとえ。




三世之縁 さんぜのえん


三世之縁 さんぜのえん
三世までも切れることのない縁。
前の世もあの世までも結ばれている、主従の縁をいう。
主従の契りは、過去・現在・未来に渡るということ。
親子は一世、夫婦は二世、主従は三世と、
その結びつきがきわめて強いこと。
「さんぜのえにし」ともよむ。




三代相恩 さんだいそうおん


三代相恩 さんだいそうおん
三代にわたって恩恵を受けること。
主君に仕えて恩を受けることが、祖父以来三代にわたっていること。
「三代」は、三世のことで祖父・父・子が家を相続する間のこと。
「相恩」は、主君・主家などから代々恩義を受けていること。




慈母敗子 じぼはいし


慈母敗子 じぼはいし
過保護の母親は、子供をだめにしてしまうこと。
母親が慈愛にあふれて甘すぎると、
かえって放蕩(ほうとう)な子ができる意から。
教育は時には厳しさが必要であることのたとえ。
子供を甘やかすことを戒めることば。
「慈母に敗子有り」の略。
「慈母」の本来の意は、愛情の深い母親。
ここでは度を過ぎて甘い母のこと。
「敗子」は、家を滅ぼす道楽息子。放蕩な子のこと。




芝蘭之交 しらんのまじわり


芝蘭之交 しらんのまじわり
徳のある人と親しく付き合うこと。
君子の美しい交際のこと。
よい人と付き合えば、しらないうちに感化されて、
自分も善人になるということ。
「芝」は、霊芝のこと、「蘭」は、ふじばかまのこと。
どちらも香りが高く、善人、君子のたとえ。
よい感化をもたらす賢人との交友のことをいう。




人面桃花 じんめんとうか


人面桃花 じんめんとうか
美人の顔と桃の花。
想いを寄せながらも、会うことのかなわない女性のこと。
「人面」は、美人の顔。美人のおもかげ。美人。
唐の崔護(さいご)の
「人面桃花相映(あいえい)じて紅(くれない)なり」
(あの人の顔と桃の花が互いに照らし合わせるかのように
美しく見えた)の句から出たことば。
崔護は、桃花の下で美女に合い、
忘れられなくて翌年またたずねたが会えなかった、
そこで思慕の情を詩に表して、
女の家の門に書いて帰ったということから。
以前美女と出会った所に行っても、
今はもうその人に会えないという場合に用いられる。




大信不約 たいしんふやく


大信不約 たいしんふやく
本当の信義というものは約束などをしなくとも守られるもので、
本当の信頼関係において約束や誓約は必要ないということ。
どんな約束も大事なのはその心だということ。
また、信義の厚い人はやたらと約束をせず、
一度誓約をかわせばその遂行(すいこう)に全力を尽くすということ。
「大信は約せず(たいしんはやくせず)」と訓読する。




断金之交 だんきんのこう


断金之交 だんきんのこう だんきんのまじわり
きわめて堅い友情のこと。
二人が心を同じくすれば、
その鋭利さは金属も断つほどであるということから。
友情の強さを、金属をも断ち切るほどと形容したもの。




棣鄂之情 ていがくのじょう


棣鄂之情 ていがくのじょう
兄弟の美しい愛情のこと。
兄弟の仲が大変良く、互いに尊敬と愛情とをそそぎ合っていること。
「棣」は、にわうめの花。
「鄂」は、花の蕚(がく)をいう。
にわうめは花がいくつも集まって美しく咲くことから、
兄弟がよりそうように仲良くかたまっている様子に例えたもの。




破鏡不照 はきょうふしょう


破鏡不照 はきょうふしょう
夫婦が離婚すること。
「破鏡再び照らさず」の略で、割れた鏡は二度と元には戻らぬように、
ひとたび別れた夫婦は、もう元のさやに納まらないというたとえ。
離れて暮らす夫婦が半分に割った鏡をそれぞれが持ち、
愛情の証としたが、妻が不義をはたらき、
その一片が鵲(かささぎ)となって夫の所に舞い戻り、
不義が発覚して離縁となったという故事による。
「破鏡」は、割れた鏡。(転じて)夫婦が離縁すること。
また、一度した失敗は取り返しのつかないこともいう。
「破鏡は照らさず」と訓読する。
対義語、「破鏡重円(はきょうじゅうえん)」




破鏡重円 はきょうじゅうえん


破鏡重円 はきょうじゅうえん
二つに割れた鏡が元通りになることから、
(転じて)
引き裂かれた夫婦が再び一緒になることのたとえ。
また、離婚した夫婦が復縁すること。
夫婦が生き別れになる際に、鏡を二つに割って再会を誓い、
それが縁でもとのさやにおさまったという故事から。
対義語、「破鏡不照(はきょうふしょう)」




氷炭相愛 ひょうたんそうあい


氷炭相愛 ひょうたんそうあい
氷と炭という性質の全く異なるもの同志が、
互いにその特性を活かしてお互いに助け合うということ。
氷と炭が一緒になった時、炭火は氷を解かして水となり、
その水が炭火を消して燃えつきるのを止めることで、
お互いにその本来の姿にもどしてくれるということから、
友人同志が互いの特性を生かして助け合い戒め合うたとえ。
また対義語で、性質が反対で調和・一致することがないことを
「氷炭相容(あいい)れず」という。




比翼之鳥 ひよくのとり


比翼之鳥 ひよくのとり
夫婦の仲の良いことのたとえ。
雌雄それぞれが目と翼を片方ずつもち、
二羽がいつも一体となって飛ぶという、中国の伝説上の鳥のこと。
(転じて)
夫婦または男女の仲がきわめてむつまじく、愛情が深い事のたとえ。
中国唐代の詩人白居易(はくきょい/白楽天)の「長恨歌」の一節で、
玄宗皇帝が最愛の楊貴妃に語ったと詠われていることば、
「天にあっては比翼の鳥となり、地にあっては連理の枝とならん」から。
「比翼連理」「連理之枝」ともいう。




不買美田 ふばいびでん


不買美田 ふばいびでん
肥えた田んぼを買わないこと。
(転じて)
子孫のために、あえて財産を残さないこと。
「児孫(じそん)の為に美田を買わず」の略。
子供に財産を残すと、安楽な生活を当然と思い、
自分の力で働くことや、努力することを忘れてしまう。
それはかえって子供のためにはならないという考え方による。
「美田」は、よく肥えた田地。




刎頸之交 ふんけいのまじわり


刎頸之交 ふんけいのまじわり
非常に厚い友情のこと。
その友人のためなら首を斬られても悔いはないほどの親しい間柄。
生死を共にするほど、決して変わらない親しい交わり。
「刎頸の友」ともいう。




朋友有信 ほうゆうゆうしん


朋友有信 ほうゆうゆうしん
友人同士は信頼し合うべきであること。
また、信頼関係が何より大切であるということ。
友人の間では、信(まこと)を大切にすることが
人としての道であるという意。
「朋友の信」は、父子の親・君子の義・夫婦の別
・長幼の序、とともに五倫のひとつ。
「朋友信有り(ほうゆうしんあり)」と訓読する。





落花流水 らっかりゅうすい


落花流水 らっかりゅうすい
落ちる花には流水に浮かびたいという情があれば、
流れゆく水にも花を浮かべて流れたいという情があり、
それぞれの心情を男と女に移し変えて、
男に女を思う情があれば、女にもまた男を慕う情の生ずることで、
互いに気持ちが通じ合い、相思相愛の状態にあること。
落ちた花が水に従って流れる情景から、晩春の景色のたとえ。
(転じて)物事の衰退や、人が落ちぶれる意にもいう。
また、時がむなしく過ぎ去るたとえ。別離のたとえにもいう。




連理之枝 れんりのえだ


連理之枝 れんりのえだ
深い愛情で結ばれた男女のこと。
二本の木は根や幹は別だが、それぞれの枝が寄り添いかさなり合い、
長い年月が経つ間につながって一つになっているもの。
(転じて)
夫婦や男女の契りの深いことのたとえ。
中国唐代の詩人白居易(はくきょい/白楽天)の「長恨歌」の一節で、
玄宗皇帝が最愛の楊貴妃に語ったと詠われていることば、
「天にあっては比翼の鳥となり、地にあっては連理の枝とならん」から。
「比翼の鳥」「比翼連理」ともいう。




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