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逆引き 四字熟語 四文字熟語辞典 > 行動に関する四字熟語



暗中飛躍 あんちゅうひやく


暗中飛躍 あんちゅうひやく   
ひそかに策略をめぐらして大胆な活躍すること。
人知れず活動する事。
「暗中」は暗闇の中、「飛躍」は飛び跳ねるの意。
「暗躍」はこの言葉から出ている。






暗中模索 あんちゅうもさく


暗中模索 あんちゅうもさく   
暗闇の中を手探りで物を探し求める事。
(転じて)
はっきりした方法がないまま、いろいろやってみること。
手がかりなしで当てもなく捜す事。
「暗中」は暗闇の中、「模索」は手探りで物を探すの意。





唯唯諾諾 いいだくだく


唯唯諾諾 いいだくだく     
事の善し悪しにかかわらず、相手の言う事に逆らわずに、
何でもはいはいと従い、言いなりになること。
「唯唯」は、はいはいと従順に従うこと、
「諾諾」は、承諾の意で、他人の言うままに従うこと。





一言之信 いちげんのしん


一言之信 いちげんのしん
一言でも言ったことは必ず守ること。
「一言」は、一つのことば、一句のこと。
たった一言でも、いったん口に出したからには、
最後まで固く守り通すことをいう。
「信」は、もともとそうした言行の一致していること、
言うことに偽りがあってはならない意。






一年之計 いちねんのけい


一年之計 いちねんのけい
物事の計画を立てること。
「計」は、はかりごと、計画のこと。
「一年の計は元旦にあり」ということわざより、
一年間の計画は元旦に立てるべきであるという意。
(転じて)
物事は最初が大切で、まず始めにしっかりした
計画を立てることが必要であるということ。

元は、中国の書「月令広義」に「一日之計在晨、一年之計在春、
一生之計在勤、一家之計在身」とあり、
訓読すると「一日の計は朝にあり、一年の計は春にあり、
一生の計は勤めにあり、一家の計は身にあり」となる。
日本で「春」は年頭のことを意味するので、
「一年の計は元旦にあり」と言うようになった。





一目十行 いちもくじゅうぎょう


一目十行 いちもくじゅうぎょう
読む力がすぐれていて、非常な速さで本を読むこと。
本を読むときに目を一度上下させるだけで、
十行分を読み取ることができる能力をいう。
また、その人物の才気が優れているたとえにも使われる。





一気呵成 いっきかせい


一気呵成 いっきかせい     
ひと息に文章などを書き上げてしまうこと。
休まず一気に仕事や物事を成し遂げ完成させる事。
「一気」は、ひと息、「呵」は息を吐く音、「成」はできあがるの意。





一簣之功 いっきのこう


一簣之功 いっきのこう    
仕事を完成させる直前の最後の努力のこと。
「簣」は、縄または藁蓆(わらむしろ)を網状に編んだ「もっこ」のことで、
吊り綱に棒を通し前後二人で担ぎ、農作業や土木工事などで土や砂を運搬することに使用される道具。
「一簣」は、一つのもっこ。(転じて)わずかな量のこと。
もっこ一杯の土の仕事のことで、山をつくるのには、
最後のもっこ一杯の土がたりなくても完成したとはいえないことから、
最後の骨折り、残りわずかのひとふんばりのこと。
完成直前の努力を惜しんだ
「九仭の功を一簣に虧く(きゅうじんのこうをいっきにかく)」に
由来することば。





一挙一動 いっきょいちどう


一挙一動 いっきょいちどう   
一つ一つの動作。細かい動作やふるまいのこと。
「挙」は手を上げること。
「動」は足や体を動かすこと。
「一挙」も「一動」も一つの動作の意。
他人から行動が注視または監視されてる場合に用いられる。






一刀両断 いっとうりょうだん


一刀両断 いっとうりょうだん 
一振りで真っ二つに切ってしまう事
(転じて)
情実などにとらわれず決断が速く鮮やかに事を処理する事。
断固たる態度で物事を処理する事。





一発必中 いっぱつひっちゅう


一発必中 いっぱつひっちゅう 
矢一本、もしくは弾丸一発だけで命中させてしまう事。
(転じて)
一度だけの試みでそれを成功させてしまう事。
「中」はあたるの意。





屋上架屋 おくじょうかおく


屋上架屋 おくじょうかおく   
無駄なことを繰り返し行う事のたとえ。
屋根の上にまた屋根をつくるという意から。






画竜点睛 がりょうてんせい


画竜点睛 がりょうてんせい   
最後の仕上げ。
物事を完成するための最も大切な部分。
または、その一事で一気に全体がひきたつような効果の事をいう。
「画竜」は「がりゅう」とも読み、絵にかいた竜のこと、
「点睛」は、ひとみを入れることの意。

中国梁(りょう)の時代、張僧縣(ちょうそうよう)という画僧が、
金陵(きんりょう/南京のこと)の安楽寺の壁に二匹の竜の絵を書き、
このうち一匹の竜に睛(ひとみ)を入れるとたちまち本物となり、
天に昇ったという故事から。
「竜を画(えが)いて睛(ひとみ)を点ず」とも読み
「画竜点睛を欠く」とは、最後の仕上げが不十分であることをいう。
  




汗馬之労 かんばのろう


汗馬之労 かんばのろう     
戦場で、馬に汗をかかせてかけめぐったほどの活躍や功労のこと。
戦場でのてがら。
(転じて)
物事をまとめるために、走り回る苦労をたとえていう。

漢の高祖(こうそ/劉邦りゅうほう)が天下を統一したとき、
蕭何(しょうか)を厚く遇(もてな)したが、ほかの将軍たちは
「われわれは戦場を駆け回ったが、蕭何は汗馬の労がない」と
反対した故事による。
運搬などや物事を解決するために駆けずり回る事についても用いる。





牛飲馬食 ぎゅういんばしょく


牛飲馬食 ぎゅういんばしょく  
やたらにたくさん食べたり飲んだりすること。
牛や馬が多くの水を飲み草を食べる事から、
人が酒や食べ物を多く飲食することをいう。
多く飲むことをクジラにたとえて「鯨飲」ともいう。





鯨飲馬食 げいいんばしょく


鯨飲馬食 げいいんばしょく   
一度にたくさん飲んだり食べたりすること。
飲食の量がはなはだ多くその勢いがすさまじいことをいう。
「鯨飲」は、酒や水を一度にたくさん飲む事、
「馬食」は、たくさん食べることの意。





言行一致 げんこういっち


言行一致 げんこういっち    
口で言うことと実際に行うことが食い違う事なく同じである事。
日ごろ主張しているように行動すること。
「言行」は言論と行動のことで、口で言うことと実際の行いの意。
  




行雲流水 こううんりゅうすい


行雲流水 こううんりゅうすい  
空を行く雲と、ながれてとどまらない水。
(転じて)
ものごとに執着せずに、自然のなりゆきに任せて行動すること。
また、諸国を修業して歩く禅僧(雲水)のたとえ。
「行雲」はただよう雲、「流水」は流れる水の意。
悠々とした態度にもいう。





効果覿面 こうかてきめん


効果覿面 こうかてきめん    
効き目が即座にあらわれること。
「効果」は、よい効き目、「覿面」は、まのあたりに見るの意。





虎穴虎子 こけつこじ


虎穴虎子 こけつこじ      
物事を進めていくうえで危険をおかさなければ、
大きな成功や望みのものは得られないことのたとえ。
「虎穴」は虎が住んでいるほら穴のことで、(転じて)危険な場所の意。
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」ともいう。
  



後生大事 ごしょうだいじ


後生大事 ごしょうだいじ   
物を大事に所持する事。
もとは、仏教語で来世を考えて信心を忘れないの意であったが、
後生(来世)の安楽を願うことが大事という本来の意味から離れ、
一般に、大切に扱うの意に転じた。





三三五五 さんさんごご


三三五五 さんさんごご     
人々があちらに三人こちらに五人というように歩いてゆくさま。
また、家などが散在するさま。





三拝九拝 さんぱいきゅうはい


三拝九拝 さんぱいきゅうはい  
三拝の礼と九拝の礼。
何度も繰り返し礼拝をして敬意を表すること。
(転じて)
何度も頭を下げて拝み物事を頼むこと。
また、手紙文の末尾に記して相手に深い敬意を表す挨拶の言葉。
  




実事求是 じつじきゅうぜ


実事求是 じつじきゅうぜ    
事実に基づいて、物事の真実を追求していくこと。
「実事」は本当のことで、事実の意。





実践躬行 じっせんきゅうこう


実践躬行 じっせんきゅうこう  
自分自身で実際に行ってみること。
口先だけではなく、まずは行動せよの意。
「実践」は実行する、「躬行」は、みずから行うことの意。
とくに高い目標や信条を掲げて、それを行おうとする場合に用いる。





叱咤激励 しったげきれい


叱咤激励 しったげきれい    
強いことばや大声をあげて励ますこと。
「叱」はしかりつける声、「咤」は怒りの舌打ち音の擬声語。
「叱咤」は大声で叱りつけること、「激励」は励ますことの意。





自暴自棄 じぼうじき


自暴自棄 じぼうじき  
自分の思い通りにならないで、なげやりな気持ちになること。
失望や失敗などで将来に対する希望を失い、
やけくそな行動をとること。
「自暴」は、自分の身を損なうこと、
「自棄」は、すてばちでやけくそになるの意。




遮二無二 しゃにむに


遮二無二 しゃにむに     
他のことは気にかけず、強引に物事をすすめること。
前後の見さかいもなくむやみに行動する事。
めったやたらに。
「二」をたちきり、また「二」は無いの意から。




縦横無尽 じゅうおうむじん


縦横無尽 じゅうおうむじん  
この上なく自由自在に物事を行うさま。
思う存分に自由であること。
本来の「限りがない」という意から転じて、
自由自在に四方八方へ力が及ぶさまをいう。





自由自在 じゆうじざい


自由自在 じゆうじざい    
自分の思うままにでき、存分にふるまうさま。
「自由」も「自在」も、ともに心のまま、思うままの意。





柔能制剛 じゅうのうせいごう


柔能制剛 じゅうのうせいごう 
しなやかで柔軟性に富む者は、
力の強いものをうまくかわして勝ってしまう事。
(転じて)
弱い者が強いものに勝つ事。
「柔能く剛を制す(じゅうよくごうをせいす)」と訓読する。
「柔能く剛に克つ」ともいう。





熟慮断行 じゅくりょだんこう


熟慮断行 じゅくりょだんこう  
十分に考えた上で、思い切って実行すること。
「熟慮」は、よくよく考える事、思いをめぐらせること。
「断行」は、思い切って行なう、おしきってすること。





首尾一貫 しゅびいっかん


首尾一貫 しゅびいっかん  
始めから終わりまで、主義や態度など方針を変えることなく、
一筋に貫いている事。
初めと終わりで矛盾しないこと。
「首尾」とは初めと終わりの意。
類義語に「終始一貫」、「首尾一徹」などがある。





常套手段 じょうとうしゅだん


常套手段 じょうとうしゅだん  
ありふれたいつもの方法や手段。
古くさい手口。
同じような局面でいつも決まってとられる手段の事。
「常套」は決まりきった、ありふれたやり方の意。





初志貫徹 しょしかんてつ


初志貫徹 しょしかんてつ  
最初に思い立った志を、最後までくじけることなく貫き通す事。
「初志」は、はじめに立てた志の意。





白河夜船 しらかわよふね


白河夜船 しらかわよふね  
ぐっすり眠り込んでしまい、
その間なにが起こっても気がつかないこと。
京都を見物したと偽った人が
白河(京都の地名)のことを尋ねられ、川の名前と思って、
夜に船で通ったから知らないと答えたという話から。
よく寝込んでいて何も知らないことの例え。
「白川夜舟」とも書く。






神出鬼没 しんしゅつきぼつ


神出鬼没 しんしゅつきぼつ
非常にすばやく自在に現れたり隠れたりすること。
また、出没が思うままで居場所が容易にわからないこと。
鬼神のように自由自在に出没するという意から。
変幻自在な行動の形容。





正当防衛 せいとうぼうえい


正当防衛 せいとうぼうえい  
自分または他人に不意の理不尽な攻撃があったとき、
これを防ぐために、やむを得ず行う加害行為。
法律上の責任は問われない。





整理整頓 せいりせいとん


整理整頓 せいりせいとん  
乱れているものをそろえ、正しく整えること。
「整理」も「整頓」もともに、ととのった状態にするという意。





善後処置 ぜんごしょち


善後処置 ぜんごしょち  
後始末をよくするため、取り扱いを決める事。
後始末の為の方策。
「善後」は、うまく後始末をすること、
「処置」は、とりはからうことの意。





先憂後楽 せんゆうこうらく


先憂後楽 せんゆうこうらく  
心配事や面倒なことは先に片づけ、その後でゆっくり楽しむこと。
また、為政者(いせいしゃ)の心構えで、
天下国家の問題を人民よりも先に立って心配しそれを解決して、
人民が喜ぶのを見てから後に楽しむべきだということ。
我が身の楽しみは後回しにして、
いつも天下や人民の生活の安定を心がけているという、
政治家の心得を述べたもの。
「後楽園」の名は、これに由来する。





率先垂範 そっせんすいはん


率先垂範 そっせんすいはん  
人の先に立って行動し、模範を示す事。
「率先」は人の先頭に立って物事を行う事。
「垂範」は模範を示す、手本となるの意。





大喝一声 たいかついっせい


大喝一声 たいかついっせい  
大声で一発怒鳴りつけること。
大きなこえでしかること。また、その声。
「喝」はしかりつける、または大声でとがめるの意。
不心得者などをしかりつける場合にいう。





大声疾呼 たいせいしっこ


大声疾呼 たいせいしっこ  
大声であわただしく呼ぶ事。
また、大声を出して叫ぶようす。
「大声」は大きな声、「疾呼」は激しく呼びたてる、叫ぶの意。





跳梁跋扈 ちょうりょうばっこ


跳梁跋扈 ちょうりょうばっこ  
我が物顔でのさばり、思うまま好き勝手に動きまわる事。
とくに悪人など好ましくないものが動きまわる時に用いる。
「跳梁」は魚が梁(やな)の仕掛けを飛び越える様子で、
「跋扈」は魚が水中の仕掛けを飛び出る様子の意。
(転じて)ともに思うままにふるまうさま。
同意の言葉を重ねて強調したもの。




直言直行 ちょくげんちょっこう


直言直行 ちょくげんちょっこう  
思ったことははっきり言い、考えたことをそのまま行うこと。
自分の気持ちを、そのまま言行に反映させるという意。




直情径行 ちょくじょうけいこう


直情径行 ちょくじょうけいこう  
自分の感情のままに行動すること。
相手の気持ちなど考えずに感情をむき出しにして行動すること。
単純で浅はかな行動のたとえ。
「直情」は、ありのままの感情、「径行」は、ただちに行うの意。





猪突猛進 ちょとつもうしん


猪突猛進 ちょとつもうしん  
周囲をかえりみず、非常な勢いで突き進む事。
また、向こう見ずで熟慮に欠けた行動のたとえ。
「猪突」はイノシシのように突っ走る事、
「猛進」は猛猛しく進むの意。




低頭平身 ていとうへいしん


低頭平身 ていとうへいしん  
体をかがめ頭を下げて、恐縮する事、相手を敬う事。
また、ひたすらあやまること。
「平身」は、からだを低くかがめる、
「低頭」は、頭を低く下げるの意。





東奔西走 とうほんせいそう


東奔西走 とうほんせいそう  
東へ西へ奔走する事。
あちらこちらに忙しく駆けずり回るさま。
「奔」は走り回るの意。
目的を達成する為に、あちこち駆けずり回る事。




独断専行 どくだんせんこう


独断専行 どくだんせんこう  
自分だけで判断して勝手に行動する事。
「独断」は自分一人の判断、「専行」は思うままにふるまう事の意。
  



訥言敏行 とつげんびんこう


訥言敏行 とつげんびんこう  
徳のある人は、口数は少なく、
行動に敏速であるものだということ。
話すのは得意ではないが、行動は敏速であること。
「訥言」は口下手、「敏行」は敏速に行動するの意。
「言に訥にして、行いに敏なり
(げんにとつにしておこないにびんなり)」とも読む。
  



頓首再拝 とんしゅさいはい


頓首再拝 とんしゅさいはい  
うやうやしく礼をすること。
頭をぺこぺこと下げて礼をすること。
手紙の末尾に付け加えて相手に対して敬意を表す慣用表現。
「頓」はぬかずく。
「頓首」は頭を地面まで下げ、地面に打ち付ける敬礼。
「再拝」は二度おじぎをして、丁寧に礼拝することの意。





南船北馬 なんせんほくば


南船北馬 なんせんほくば  
あちこちと絶えず旅をしてまわる事。
忙しく動き回る事。
中国の南部は川や運河が多いので船に乗り、
北部は山や草原なので馬に乗って旅したことから。





八面六臂 はちめんろっぴ 


八面六臂 はちめんろっぴ  
一人で何人分もの働きをすること。
また、多方面でめざましい活躍すること。
もとは仏像などで八つの顔と六本の腕をもっていること。
「八面」は八つの顔、「六臂」は六つのひじの事。





不羈奔放 ふきほんぽう


不羈奔放 ふきほんぽう  
世間のしきたりにとらわれないで自由な事。
物事や他人の目に惑わされずに、自分の思うままにふるまう事。
才知があまりにも優れていて、普通の規律では判断しきれないこと。
「不羈」は手綱がないこと、束縛されないこと、
「奔放」は勢いよく走るさまの意。





不言実行 ふげんじっこう


不言実行 ふげんじっこう  
あれこれ理屈をいわないで、なすべきことを黙って実行すること。
前宣伝や能書きをいわないで、自分の信念に従って行動すること。



放歌高吟 ほうかこうぎん


放歌高吟 ほうかこうぎん  
あたりかまわず大きな声を出して、歌を歌ったり詩を吟じたりすること。
「放歌」は、まわりを気にせず大声で歌うこと、
「高吟」は、詩を高らかに吟ずる事の意。





無理算段 むりさんだん


無理算段 むりさんだん  
強引にやりくりして、金や品物を整えてしまうこと。
(転じて)
工夫して物事の都合をつけること。
「無理」は道理にはずれる、「算段」は工面するの意。
無理に物事の融通をつけて、望ましい結果を得ようとするときにいう。





遊刃余地 ゆうじんよち


遊刃余地 ゆうじんよち  
余裕をもって物事に対処することのたとえ。
また、技に熟達していること。
中国・梁(りょう)の料理の名人包丁(ほうてい)は、
肉を料理するときに、骨との間に余裕をもって
巧みにさばいたという故事から。
「包丁」の名の由来ともなった。
「刃を遊ばすに余地あり(やいばをあそばすによちあり)」の略。




融通無碍 ゆうずうむげ


融通無碍 ゆうずうむげ  
行動や思想がなにものにもとらわれずに、
自由でのびのびしている事。
「融通」は滞りなく通り抜ける、
「無碍」は「無礙」とも書き、障害がなにもないの意。





臨機応変 りんきおうへん


臨機応変 りんきおうへん  
その場の状況や事態の変化に応じて、
適切なふさわしい手段をとること。
「臨機」は時と場所にのぞむ、「応変」は変化に応じるの意。
柔軟なすばやい判断力で適切な手段方法をめぐらすということ。





阿吽之息 あうんのいき


阿吽之息 あうんのいき
二人以上で一つの作業を協力して行うとき、
お互いの調子や気持ちがぴったりと合っている様子をいうことば。
お互いの微妙な間合いや調子の変化などにも気持ちが通じ合い、
その微妙な変化にも対応できるほど、ぴったりと息があうこと。
「阿」は梵語の第一字母の最初の開口音。または吐く息のこと。
「吽」は最後の音で閉口音。または吸う息の事。
「息」は物事の調子のこと。
密教では、「阿吽」は、万有発生の根源と一切が帰着する知徳。
宇宙の初めと究極の意。
「阿吽の呼吸」ともいう。




悪逆無道 あくぎゃくむどう


悪逆無道 あくぎゃくむどう
人の道に背いた残酷でひどい悪事を行うこと。
道徳にそむく残酷な行為。
「悪逆」は道理にそむいた著しく悪い行い。
「無道」は人の道に外れること。
十悪の一つに数えられている父母や主君を
殺すような大罪を犯すこと。
「あくぎゃくぶどう」とも読む。





一致団結 いっちだんけつ


一致団結 いっちだんけつ
多数の人々が心を一つに合わせること。
一つの目的のために多くの人々が心を合わせて事を行うこと。
「団結」は、心を同じくする人々が、
目的達成のために集団を結成すること。
また、その結びつきの力のこと。




一点一画 いってんいっかく


一点一画 いってんいっかく
漢字の一つの点、一つの画のこと。
点や画など細かいところの一つ一つに気を配り、
丁寧に文字を書くことをいう。
ごくわずかのことをゆるがせにしないことにもいう。
「画」は、筆画(ひっかく)のこと。




移木之信 いぼくのしん


移木之信 いぼくのしん
約束を実行すること。
政府が人民との約束を守ることで、政治不信を取り除き、
法の権威と秩序を示すたとえ。
中国戦国時代、秦の商鞅(しょうおう)が法律の改正をする際に、
民衆の信頼を得ようとして、
市の南門の木を北門に移動した者に懸賞金を与えると公表し、
実行した者に約束通り懸賞金を与えたという。
商鞅が信頼すべき政治家であることを実証したという故事による。




縁木求魚 えんぼくきゅうぎょ


縁木求魚 えんぼくきゅうぎょ
誤った方法では求めるものを得ることができず、目的も達成できない。
目的にあった方法を取らないと、成果は得られないという意。
不可能なことのたとえ。
また、見当違いの無理な望みを持つこと。
「縁木」は、木によじ登ること。
「求魚」は、魚を捕まえようとすること。
孟子が王に「いまのようなやり方で、いまのような大望をおもちになるのは、まるで木に登って魚をとろうとするようなものです。」
と言ったことばから。
「木に縁(よ)りて魚(うお)を求(もと)む」と訓読する。




横行跋扈 おうこうばっこ


横行跋扈 おうこうばっこ
好き勝手にのさばること。横暴なさま。
威張ってわがまま勝手に振る舞うこと。
「横行」は、通ってはならないところを通ることで、
道理に背いた行為をいう。
また、むちゃくちゃなことをして暴れまわる意。
「跋扈」は、大魚が竹かごに入らずおどりはねて逃げることから、
(転じて)強引でわがままに振る舞うこと。






緩急自在 かんきゅうじざい


緩急自在 かんきゅうじざい
状況などに応じて速度を早くしたり遅くしたりと
自由自在に調節すること。
また、緩めたり厳しくしたりと思うままに操れるさま。
「緩急」は、ゆるやかなことときびしいこと。
また、遅いことと早いこと。
「自在」は、思いのままであるさま。
物事を自由自在に操ることにもいう。





行儀作法 ぎょうぎさほう


行儀作法 ぎょうぎさほう
日常の正しい立ち居振る舞いのこと。また、その仕方。
上品さや洗練の度合いをはかる尺度として用いられる。




教唆煽動 きょうさせんどう


教唆煽動 きょうさせんどう
教え唆(そそのか)して他人に行動させること。
「教唆」は、暗示を与えてそそのかすこと。
また、法律上では他人に不法行為の実行を決意させること。
「煽動」は、事を起こすように煽(あお)り、実行させること。
「教唆扇動」とも書き、良い意味で使われることはない。




曲水流觴 きょくすいりゅうしょう


曲水流觴 きょくすいりゅうしょう
昔の風雅な遊びの一つ。
庭園などの屈曲した小川の流れに杯を浮かべ、
それが自分の前を流れ過ぎてしまわないうちに詩を作り、
その杯で酒を飲むという貴族の風雅な遊び。
元来、中国の風習で、永和九年(三五三年)に晋(しん)の王
羲之(ぎし)が会稽山の蘭亭に文人を集めてこの遊びをしたのは有名。
日本でも王朝時代、陰暦三月三日に宮中の行事として行われた。
「曲水」は曲折した小川の流れ。
「觴」は、さかずきの意。




挙措動作 きょそどうさ


挙措動作 きょそどうさ
日々の行動。立ち居振る舞い。
身のこなし。体の動かし方。
「挙措」は、あげることとおくこと。




挙動不審 きょどうふしん


挙動不審 きょどうふしん
動作・様子が疑わしいこと。
社会の一般常識から見て、立ち居振る舞いが非常識であること。
行動が不自然であること。
「挙動」は、人の立ち居振る舞い。動作。
「不審」は、はっきりしない点があって、疑わしく思うこと。
いぶかしく思うこと。また、そのさま。
尋問の理由に使うことが多い。




乙夜之覧 いつやのらん


乙夜之覧 いつやのらん
天子が読書すること。
「乙夜」は、ひと晩を五つに分けたうちの二つ目で、夜十時ごろ。
昔、中国で天子は昼間は政務に忙しいので、夜十時すぎになって、
ようやく書を読む余裕ができるということから。
読書の大切さのたとえ。




有頂天外 うちょうてんがい


有頂天外 うちょうてんがい
喜びのあまり夢中になり、我を忘れる様子。
このうえなく大喜びすること。
「有頂天」は、仏教でいう三界(さんがい)の最上位の天で、
梵語の阿迦尼咤天(あかにたてん)の意訳。
存在世界の最上位をいい、ここまでのぼりつめほど
夢中で大喜びすること。
「有頂天外」は、さらにその上へ出るということ。
有頂天をさらに強めたことば。
(転じて)
精神的に一番高揚していること。
大喜びの形容。




得手勝手 えてかって


得手勝手 えてかって
わがままなこと。
他人の気持ちや立場のことは考えず、
自分だけに都合のいいように行動すること。
「得手」は、本来は得意なものの意。
ここでは、わがまま、勝手気ままなこと。




火中之栗 かちゅうのくり


火中之栗 かちゅうのくり
危険な目に遭うことを承知の上で、
他人の利益のために困難な事態に手を出すこと。
自分の利益にもならないのに、
紛糾(ふんきゅう)した事態を収拾するために介入すること。
また、危険を冒して得た利益を
他人に横取りされてしまう意にも用いる。
猿におだてられた猫が、暖炉の火の中に手を延ばし、
焼けた栗を取り出して大やけどをしたという
ラ・フォンテーヌの寓話に基づくフランスのことわざ。
「火中の栗を拾う」の略。




危言危行 きげんきこう


危言危行 きげんきこう
ことばや行いを厳しくすること。
論語の
「邦(くに)に道あれば、言を危(はげし)くし行いを危くす」に基づく。
「危」は、言動を厳しくして俗に従わない、また、厳正にすることの意。

また、言行を清く正しく保つこと。
朱子(しゅし)の「高峻(こうしゅん)なり」の説によって
「言を危(たかく)し行いを危(たかく)す」とよみ、
「危」は、高くする、正しく気高くすることの意。

言うべきことは断固として言い、行いを高潔にして、
やらなければならないことは決然として断行すべきであるという意。




犬猿之仲 けんえんのなか


犬猿之仲 けんえんのなか
何かにつけて、いがみ合うような仲の悪さのことをいう。
日本では昔から犬と猿は相性が悪いとされていることから、
非常に仲が悪いことのたとえ。




犬馬之労 けんばのろう


犬馬之労 けんばのろう
主人や他人のために力を尽くして働くこと。
また、そのことを犬や馬程度の働きだという意で、
自分の力を謙遜(けんそん)していうことば。
犬と馬は、人に忠実に仕える家畜の代表であることから、
主君のために働く自分自身を「犬馬」に見立てて、
へりくだっていったことば。






公私混同 こうしこんどう


公私混同 こうしこんどう
業務上、あるいは公的に携わっている事柄と、
私的な事情とを区別せずに扱うこと。
私的な利益を図る為に公式な権限を濫用(らんよう)すること。
公的なことと私的なことの区別をつけず、けじめがないさま。
業務に私情を持ち込むこと。
公的なことと私的なことが混じってしまう意で悪い意味に使う。




曠日弥久 こうじつびきゅう


曠日弥久 こうじつびきゅう
なすことなく、長い月日をむなしく費やすこと。
また、むだに時間を過ごしてだらだらと物事を長引かせること。
「曠日」は、することもなく月日をおくること。
「弥久」は、長きにわたること。
「曠日持久(こうじつじきゅう)」ともいう。





後生大事 ごしょうだいじ


後生大事 ごしょうだいじ
物を大事に所持すること。
もともとは仏教語で、後生(来世)の安楽を願って信心を忘れず、
善行を積むことの意であったが、本来の意味から離れ、
一般に、いつまでも物を大切に保管することの意に転じたことば。
また、つまらない物を大切に保有していることを
揶揄(やゆ)して用いることが多い。





採長補短 さいちょうほたん


採長補短 さいちょうほたん
人の長所を取り入れて、
自分の短所や足りないところを補うようにすること。
また、物事のすぐれたところを取り入れて、不備なところを補うこと。
「長きを採(と)り短きを補う」とも読む。




先則制人 さきんずればひとをせいす


先則制人(先んずれば人を制す) さきんずればひとをせいす
ひとより先に事を行えば、人を抑えることができ有利である。
人の後に回れば、牽制を受けて不利になる。
「先即制人、後則為人所制」
(先んずれば即(すなわ)ち人を制し、後(おく)るれば則(すなわ)ち
人に制せらる所と為る)ということばから。
何事においても後手に回ってはいけないということ。




自家薬籠 じかやくろう


自家薬籠 じかやくろう
自分が自由に使えるものの意。
「薬籠」は薬箱のこと。
自分の薬箱の中にある薬のように、
自分の思うままに利用できるもの。
(転じて)
すっかり身についた技術、お手の物、
お得意のものといったことをいう。
また、人の場合にもいい必要な人物、
自分の側に手なずけた人物の意にもいう。




已後而死 ししてのちやむ


已後而死(死して後已む) ししてのちやむ
死ぬまで努力し続けること。
死んでようやく終わりになることで、
命のある限り物事をやめるべきではないことをいう。




自主独立 じしゅどくりつ


自主独立 じしゅどくりつ
独力で行うこと。
自分の力で、自分の意志で、
自分の責任において物事をなしていくこと。




仁者不憂 じんしゃふゆう


仁者不憂 じんしゃふゆう
日ごろの行いがよければ、悩みごとはなくなるということ。
仁徳のある優れた人物は、道理に従い天命に任せるから、
心配したり嘆いたりしないという意。
「論語」の「知者は惑(まど)わず。仁者は憂(うれ)えず。
勇者は懼(おそ)れず。」から。




進取果敢 しんしゅかかん


進取果敢 しんしゅかかん
自ら積極的に物事に取り組み、
決断力にすぐれて大胆に突き進むこと。
「進取」は、自分から進んで事をなす、
「果敢」は、決断力が強く大胆なこと。




行不由径 こうふゆけい


行不由径 こうふゆけい
道を行くのに小道や裏道を通らず、
堂々と表通りの大道を行くこと。
行いの公明正大なたとえ。
また、事を行うのに、その場しのぎの手段を講じたり、
浅い考えの策を用いたりせず、
正々堂々と真正面から取り組むことにもいう。
「径」は「小道、近道、抜け道」の意。
歩くには近道を通らず、
公務でないかぎり長官の部屋を訪れないという人物、
澹台滅明(たんだいめつめい)を、
孔子の弟子 子游(しゆう)が評価したことによる。
「行くに径によらず(ゆくにこみちによらず)」と訓読する。





迅速果敢 じんそくかかん


迅速果敢 じんそくかかん
すばやく大胆に物事を行うこと。
「迅速」は、きわめて速く、すみやかなこと。
「果敢」は、決断力が強くおしきるさま。





先従隗始 せんじゅうかいし


先従隗始 せんじゅうかいし
大事業をなすときは、まず身近なことから始めよの意。
また、言いだした者が率先して実行せよという意にもいう。

優秀な人材を集めたいと願っていた燕(えん)の昭王(しょうおう)に、
その臣下の郭隗(かくかい)がこう進言した。
「昔、ある王が、千金を持たせて一日に千里を走る名馬を
求めさせたところ、その馬はすでに死んでいました。
だがその馬の骨を五百金で買い取ってみせると、そのうわさが
広まって、たちまち名馬が三頭も持ち込まれてきたというのです」
そして郭隗は「死馬の骨のような役立たずの私を、
不相応に優遇するところからはじめて下さい」と説得したという。
「先ず隗より始めよ(まずかいよりはじめよ)」と訓読する。





脱兎之勢 だっとのいきおい


脱兎之勢 だっとのいきおい
非常にすばやいこと。
罠から逃げ出す兎(うさぎ)のように、
非常に素早いことのたとえ。
また、その勢いのこと。





懲羹吹膾 ちょうこうすいかい


懲羹吹膾 ちょうこうすいかい
失敗したことに懲りて臆病になるさま。
勢いよく熱い吸い物をすすって口にやけどをしたのに懲りて、
冷たいなますや刺し身を食べるにも警戒して吹いてさます。
前の失敗に懲りて必要以上に警戒心を持つことのたとえ。
「羹」は「あつもの」と読み、野菜や魚肉などを入れて作る熱い吸い物。
「膾」は「なます」と読み、魚介類や野菜などを刻み、
酢で味付けした料理。
「羹に懲りて膾を吹く」(あつものにこりてなますをふく)と訓読する。





読書亡羊 どくしょぼうよう


読書亡羊 どくしょぼうよう
放牧中の羊の番をしていた二人の男が、
一人は読書に一人は双六(すごろく)に夢中になって、
羊が逃げ出したことに気がつかなかったことから、
(転じて)
他の事に気を取られて肝心の仕事をおろそかにすることのたとえ。
また、理由はどうであれ過失を犯したことについては同じであること。
「書を読みて羊を亡(うしな)う」と訓読する。






吐哺握髪 とほあくはつ


吐哺握髪 とほあくはつ
立派な人材を熱心に求めること。
「吐哺」は口中の食べ物を吐き出すこと。
「握髪」は髪を洗っている途中で、髪を握って洗うのをやめること。

古代周王朝の賢人周公旦(しゅうこうたん)は、
兄、武王(ぶおう)の子でまだ幼い成王(せいおう)を助けて
政治を安定させようと心を砕いていた。
そのため、天下の賢人を広く用いようと努め、
賢者の訪問を受けると食事中でも口中の食べ物を吐いてでも出迎え、
髪を洗っているときでもその髪を握ってすぐ出迎えたという故事から。
また、優れた人物を見失うことを心配していることの意。
「髪を握り哺を吐く(かみをにぎりほをはく)」と訓読する。
「握髪吐哺(あくはつとほ)」ともいい、略して「吐握」ともいう。




左見右見 とみこうみ


左見右見 とみこうみ
あちらを見たり、こちらを見たりすること。
あちこち様子をうかがうこと。
また、一つの物をさまざまな方角から、
じっくり眺めるさまについてもいう。
「さみうみ」「さけんうけん」と読むのは誤り。




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