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逆引き 四字熟語 四文字熟語辞典 > 知的な人 賢者に関する四字熟語



一日之長 いちじつのちょう


一日之長 いちじつのちょう
他人より経験や知識・技能などが少し優れていること。
人より少し年長であること。
孔子が弟子たちに、「私がお前達より多少年が上だからといって、
私に遠慮しなくてもよい」と言った故事から。
(転じて)
年の功で経験や知識・技能などが勝(まさ)っていることを指す。
自分の経験・能力・技能などを謙遜(けんそん)していうことば。




一目十行 いちもくじゅうぎょう


一目十行 いちもくじゅうぎょう
読む力がすぐれていて、非常な速さで本を読むこと。
本を読むときに目を一度上下させるだけで、
十行分を読み取ることができる能力をいう。
また、その人物の才気が優れているたとえにも使われる。





一挙三反 いっきょさんはん


一挙三反 いっきょさんはん
頭の回転が速いこと。
ある一つのものを取り上げて教えれば、それによって他の多くの事を類推して理解するように、積極的に自分で考え求めること。
孔子が、教える価値がある人について、
「四すみのうち、一つのすみを示せば(一挙)、
あとの三つを答える(三反)ような人には、繰り返して教えてもよい」
と言った故事から。
学ぼうとする意欲が旺盛なたとえにもいう。





円転滑脱 えんてんかつだつ


円転滑脱 えんてんかつだつ  
物事を手際よく処理する事。
物事が順調に進行する事。
また、人との応対がかどを立てずに巧みな事。
「円転」はまるく転がる、「滑脱」はなめらかにすべりぬけるの意。


快刀乱麻 かいとうらんま


快刀乱麻 かいとうらんま 
物事を敏速かつ手際よく、鮮やかに解決をする事。
「快刀」は良く切れる刀、
「乱麻」は縺れた麻の意。
「快刀乱麻を絶つ(切れ味の良い刀で縺れた麻糸を断ちきる)」の
略で、こみいった物事を明快に解決することをいう。



臥竜鳳雛 がりょうほうすう


臥竜鳳雛 がりょうほうすう 
非常に優れた能力を持っているのに、
世の中には知られていない大人物と、
将来大人物になる事を嘱望されている少年の事。
「臥竜」は横になって眠っている竜、
「鳳雛」は鳳凰(ほうおう/中国神話の伝説の鳥)のひなの意。
「臥竜」は(がりゅう)とも読む。

中国の三国時代、人物鑑定で有名な司馬徽(しばき)が、
諸葛亮(しょかつりょう/孔明こうめい)を「臥竜」にたとえ、
龐統(ほうとう/士元しげん)を「鳳雛」にたとえたことから。
その才能を認められた二人はのちに、
蜀(しょく)の初代皇帝・劉備(りゅうび/玄徳げんとく)に召し抱えられ、有能な軍師となった。




眼光紙背 がんこうしはい


眼光紙背 がんこうしはい  
書物の字句の奥にある深い意味まで読み取り、理解すること。
「眼光」は目の光の他に、観察力、洞察力という意がある。
「紙背」は紙の裏まで見通すの意。
「眼光紙背に徹す」といい、鋭い視線が文字はおろか、
紙の裏にまで達するほど徹底的に洞察力を働かせて読み込むの意。



機略縦横 きりゃくじゅうおう


機略縦横 きりゃくじゅうおう  
その時時に応じた適切なはかりごとを、自由自在にめぐらすこと。
臨機応変に計略を自由自在に使いこなすこと。
「機略」は、その場に応じた策略、
「縦横」は、縦と横、転じて自由自在の意。


錦心繍口 きんしんしゅうこう


錦心繍口 きんしんしゅうこう  
詩文の才能がすぐれている事。
また、そのような人。
「錦心」は美しい心、またはすぐれた思想。
「繍口」は刺繍入りの織物のように美しい言葉の意。
美しい心とそこから発する美しい言葉ということ。
文才の優れた人をほめていう。


鶏群一鶴 けいぐんいっかく


鶏群一鶴 けいぐんいっかく   
多くの凡人の中に一人だけ優れた人物がおり、
目立っている事のたとえ。
「鶏群」はにわとりの群れ、または凡人の集まりの意。
たくさんのにわとりのなかに一羽の鶴が混じっているということから。


才気煥発 さいきかんぱつ


才気煥発 さいきかんぱつ   
頭の働きが活発で速いこと。
すぐれた才能が盛んに外に表れること。また、そのさま。
「才気」は、すぐれた知性の働き、
「煥発」は、光輝くように外面に表れるという意。
  



才子多病 さいしたびょう


才子多病 さいしたびょう   
才能のある人は、とかくからだが弱く病気がちであるということ。
「才子」は、才能のある男性。
体が弱かったり、病気がちの場合にも使う。



才色兼備 さいしょくけんび


才色兼備 さいしょくけんび   
すぐれた才能と美しい容貌の両方に恵まれた女性の事。
「才」は才知で、「色」は容色の意。
男性には「智勇兼備」をつかう。


志操堅固 しそうけんご


志操堅固 しそうけんご    
何があっても主義や考えを固く守って変えないこと。
周囲の事情や環境が変わっても、
志を固く守りふらふらと動揺などしないこと。
計画をしっかりとして、変えないこと。
「志操」は、堅く守っている志やみさお、主義のこと。
また、節操を維持するさま。




七歩之才 しちほのさい


七歩之才 しちほのさい     
優れた詩才に恵まれており、しかも作詞が早いこと。
魏(ぎ)の曹操(そうそう)の子、曹植(そうち)が、
兄の曹丕(そうひ)からその才能を妬まれ、
七歩あるく間に詩を作れと命じられたが、
即座に作詞したと言う故事から。


出藍之誉 しゅつらんのほまれ


出藍之誉 しゅつらんのほまれ  
師匠よりも弟子の方がすぐれている事の例え。
青色の染料の原料となる草は藍(あい)だが、
その染料の色は原料の藍よりも青くなる事から。


聖人君子 せいじんくんし


聖人君子 せいじんくんし    
ほまれ高い人物のこと。
すぐれた知識・教養を身につけ、
徳望にもすぐれた理想的な人物。
「聖人」は最高の人格を備えた人。
「君子」は学識や人格のすぐれた人。




先見之明 せんけんのめい


先見之明 せんけんのめい   
先のことを見抜く能力。
将来のできごとを予言したり、見通したりする
優れた眼力や見識のこと。
「先見」は将来のことをあらかじめ見抜くこと、
「明」は見分けるの意。



千慮一失 せんりょいっしつ


千慮一失 せんりょいっしつ  
どんな知者や賢者でも、
たまには間違いや失敗を犯すことがあるということ。
また、十分に考慮したつもりでも、
思いがけない手ぬかりや誤りがあること。
「千慮」は、あれこれ考えをめぐらすこと、
「一失」は、一つの誤りの意。




泰山北斗 たいざんほくと


泰山北斗 たいざんほくと   
その分野で最も世に仰ぎ尊ばれている人。
第一人者のこと。
「泰山」は中国華北、山東省にある天下一と言われた名山の名称、
「北斗」は北斗七星のこと。
いずれも人々に仰ぎ見られる存在であることから、
学問や芸術など、その分野の第一人者・権威を示す。
略して「泰斗/たいと」ともいう。


智勇兼備 ちゆうけんび


智勇兼備 ちゆうけんび     
智恵と勇気のどちらももちあわせていること。
「智勇」は智恵と勇気、
「兼備」は兼ね備えるの意。
「智勇」は「知勇」とも書き、主に男性についてのみ用いる。
女性の場合は「才色兼備」という。



当意即妙 とういそくみょう


当意即妙 とういそくみょう  
その場に応じて機転をきかすこと。
即座の機転。
素早い機転でその場にかなった対応をすること。
「当意」は、その場にふさわしい、
「即妙」は、即座に巧みな技を出すの意。



訥言敏行 とつげんびんこう



訥言敏行 とつげんびんこう  
徳のある人は、口数は少なく、行動に敏速であるものだということ。
話すのは得意ではないが、行動は敏速であること。
「訥言」は口下手、
「敏行」は敏速に行動するの意。
「言に訥にして、行いに敏なり
(げんにとつにしておこないにびんなり)」とも読む。
  



嚢中之錐 のうちゅうのきり


嚢中之錐 のうちゅうのきり  
才能のある人は、大勢の中にいてもすぐに才能を発揮して、
目立つようになること。
「嚢」は袋の意。
袋の中に入れた錐は、すぐその先端が外に突き出てしまうことから、
優れた人物は多くの中に混じっていても、
かならず頭角を現すことのたとえ。


博学多才 はくがくたさい


博学多才 はくがくたさい   
博識で才能が豊かな事。
広くいろいろな学問に通じていて、多方面にわたって
才知・才能が豊かな事。
「博学」は、いろいろな学問を詳しく知っている事。
「多才」は、才能や知識が豊かな事の意。



伯楽一顧 はくらくいっこ


伯楽一顧 はくらくいっこ     
才能が認められること。
また、能力を認めてくれる人に重用されること。
昔、馬の鑑定名人の伯楽が、馬をチラッと見ただけで、
その馬の値段があがったという故事から。
「一顧」はチラッと見るの意。



博覧強記 はくらんきょうき


博覧強記 はくらんきょうき  
広く書を読み、よく覚えて知っている事。
または、知識が豊富なこと。
「博覧」は広く書を読む、
「強記」は記憶力が優れていることの意。



飛耳長目 ひじちょうもく


飛耳長目 ひじちょうもく   
遠くのことを見聞できる耳と目。
(転じて)情報収集の能力にすぐれ、
学問や世情に精通していること。
また、見聞を広める書物のこと。
「飛耳」は遠くのことをいち早く聞く能力、
「長目」は遠くのことを見る能力の意。



百家争鳴 ひゃっかそうめい


百家争鳴 ひゃっかそうめい   
多くの学者や専門家が、
学問や芸術などについて活発に論争し合うこと。
また、さまざまの立場の人が自由に意見を言い合うこと。
「百家」は多くの学者や専門家のこと。
「争鳴」は活発に論争し合うことの意。




良禽択木 りょうきんたくぼく


良禽択木 りょうきんたくぼく 
賢い人は自分の主君をよく選んで仕えるというたとえ。
賢い鳥は木を選んで巣をつくるがもとの意。
「良禽は木を択ぶ」と訓読する。



良知良能 りょうちりょうのう


良知良能 りょうちりょうのう   
人が生まれながらにもっている知恵と才能。
「良知」は人が生まれつきもっている判断能力、
「良能」は生まれながらにもっている才能の意。
孟子(もうしの)の性善説(せいぜんせつ)にもとづく考え方。



和光同塵 わこうどうじん


和光同塵 わこうどうじん    
自分の才能を隠し、世間の中で目立たないように暮らしていくこと。
「和光」は才能をやわらげる、
「同塵」は俗世間に合わせるの意。
賢い人が、その才能の光をやわらげ隠し、
俗世間の人々に合わせ同化することの意。
仏教では、仏や菩薩が衆生(しゅじょう)を救うために本来の威光を
隠して、汚れた人間界に姿を変えて現れるという意。
    



帷幄之臣 いあくのしん


帷幄之臣 いあくのしん
本陣で指揮官と共に作戦に参画する幕僚のこと。
有能な作戦参謀のこと。
陣営に幕をめぐらしたことから、作戦を練る場所にいる重臣をさす。
「帷」は垂れ幕、「幄」は引き幕。
「帷幄」は、幕のこと。幕でしつらえられた本陣。
(転じて)作戦会議をするところ。




詠雪之才 えいせつのさい


詠雪之才 えいせつのさい
文学的才能のすぐれている女性をいう。
女性の詩文の才をほめることば。
「詠雪」は、雪を詠むこと。
晋の王凝之(ぎょうし)の妻謝道饂(しゃどううん)が、
降る雪を柳絮(りゅうじょ/白い綿毛のついた柳の種)が
風に乗って舞う様子にたとえた故事から。




蓋世之材 がいせいのざい


蓋世之材 がいせいのざい
特別に優れた才知がある人材のこと。
「蓋世」は、世を覆い尽くす・圧倒するの意。
世間を圧倒するほどの優れた才能や器量を備え持つ者をいう。




幹国之器 かんこくのき


幹国之器 かんこくのき
国家を統率する才能のこと。
「幹」は、木のみきではなく、「幹事」「主幹」などと同じく、
任にたえる・つかさどるという意味。
国をつかさどる器量をもった人、また、その才能をいう。




貴顕紳士 きけんしんし


貴顕紳士 きけんしんし
身分高く、教養や品位がある男子のこと。
「貴顕」は、身分が高く名声があること。
また、その人やさまのこと。
「紳士」は、「縉紳(しんしん)の士」のことで、高貴な人物の意。
また、上流社会の人で教養があり、礼儀正しい男性のこと。




出一頭地 いっとうちをいだす


出一頭地(一頭地を出だす) いっとうちをいだす
他の人より頭一つだけ抜け出している意味から。
まわりの人よりひときわ優れていること。
多くの人よりも一歩抜き出ていることの意。
学問・技芸などが多くの中で一段と傑出していること。
「一頭地」は頭一つだけの高さ・差の意。
「一頭地を抜く」(いっとうちをぬく)ともいう。




勁草之節 けいそうのせつ


勁草之節 けいそうのせつ
くきが強くて、吹きつける強風にも折れずに耐える草。
(転じて)
困難な状況にあって自分の節操や信念を堅持し続けること。
また、激しい風が吹くと弱い草はみな折れてしまう、
その中ではじめて強い草の存在が見分けられるように、
困難な状況にあって、はじめて節操の固い
傑物(けつぶつ/秀でた人物)の真価が発揮されるということ。




高材疾足 こうざいしっそく


高材疾足 こうざいしっそく
知勇を兼ね備えた、優れた能力のある人物のたとえ。
すぐれた手腕や働きをする者のたとえ。
「高材」は、すぐれた才能の意。
「疾足」は、足が速いことの意。
「優れた才能」と「速い足」とを併せ持つことから、
智勇兼備の人をいう。
「こうさいしっそく」とも読み、「高才疾足」とも書く。




子建八斗 しけんはっと


子建八斗 しけんはっと
優れた才能のこと。
中国南朝の宗の詩人 謝霊運(しゃれいうん)が
魏(ぎ)の曹植(そうち)の詩才をほめたたえて語ったことば。
天下の才が全部で一石(いっこく)だとすると、
子建ひとりでそのうちの八斗を有するという意。
「子建」は、曹植の字(あざな)。
「斗」は、容量の単位。一石は十斗。




周而不比 しゅうしてひせず


周而不比 しゅうしてひせず
優れた人格者は、だれとも公平に交わり、
かたよった仲間を作らないこと。
「周」は、あまねく広く人々と親密に交わること。
「比」は、かたより親しんで党派をなすこと。
孔子の「子曰、君子周而不比、小人比而不周」
(子曰わく、君子は周して比せず、小人は比して周せず)
ということばから。
君子は誰とでも誠実公正に付き合うが、
特定の仲間だけの私的な結束はしない。
小人は私的な結束はするが
広く分け隔てない誠実なつき合いはしない。
「君子」は、学識・人格ともに優れた立派な人。
また、高位・高官の人。




仁者不憂 じんしゃふゆう


仁者不憂 じんしゃふゆう
日ごろの行いがよければ、悩みごとはなくなるということ。
仁徳のある優れた人物は、道理に従い天命に任せるから、
心配したり嘆いたりしないという意。
「論語」の「知者は惑(まど)わず。仁者は憂(うれ)えず。
勇者は懼(おそ)れず。」から。




仁者無敵 じんしゃむてき


仁者無敵 じんしゃむてき
情け深い人は、人から憎まれないということ。
また、仁徳者は慈愛をもって政治を行い、
人民を分け隔てなく愛するから敵対する者がいないということ。
「仁者」は、儒教道徳の根本原理である「仁」の徳を備えている人、
仁政を施す為政者のこと。
梁(りょう)の恵王(けいおう)が、「自分に敵対する者がいるか」と
問うたのに対して、ある人が「民衆は、仁政をなす王に心から従い、
敵対する者はいない。」と答えた故事から。
仁徳の備わった人は、すべての人に愛情をもって接するので、
敵というものがないということ。
「仁者は敵無し(じんしゃはてきなし)」と訓読する。




仁者楽山 じんしゃらくざん


仁者楽山 じんしゃらくざん
日ごろの行いのよい者は少々の事では動揺しないこと。
仁徳のある人は心がおだやかでゆったりとしているので、
同じように安定したどっしりとした山を愛するものであるということ。
山の永遠で不動なさまを、仁者が天命に安じて欲に動かされず、
自然を楽しむ心境に例えたことば。
「仁者は山を楽しむ」と訓読する。




碩学大儒 せきがくたいじゅ


碩学大儒 せきがくたいじゅ
深い学問を身につけた学者。
学問の奥義をきわめた大学者のたとえ。
「碩学」は、修めた学問の広くかつ深い人のことで、大学者のこと。
「碩」は、大きい意で、内容の充実しているさまをいう。
「大儒」は、すぐれた儒者または大学者のこと。
「儒」は、中国の春秋時代の孔子が始めた儒教の教えを
伝える人の意で、後に学者一般をさすことばとなった。
「碩儒(せきじゅ)」ともいう。




滄海遺珠 そうかいいしゅ


滄海遺珠 そうかいいしゅ
世間に知られない才能ある人物のたとえ。
大海原の深い海底にとり残された真珠という意味から、
広い世間で人に知られずに、埋もれている有能な人材のこと。
「滄海」は、青海原(あおうなばら)、大海原。




大信不約 たいしんふやく


大信不約 たいしんふやく
本当の信義というものは約束などをしなくとも守られるもので、
本当の信頼関係において約束や誓約は必要ないということ。
どんな約束も大事なのはその心だということ。
また、信義の厚い人はやたらと約束をせず、
一度誓約をかわせばその遂行(すいこう)に全力を尽くすということ。
「大信は約せず(たいしんはやくせず)」と訓読する。




知者不言 ちしゃふげん


知者不言 ちしゃふげん ちしゃはいわず
本当に物事をよく知っている人は、それを軽々しく言わないということ。
「知者」は、物事の真理を深く理解している人のこと。
そういう人は、謙虚で、知識をひけらかしたりしないものである。
また、「言者不知(言う者は知らず)」と言って、
やたらと言いたがる人は、かえってよく知らないものである。




知者不惑 ちしゃふわく


知者不惑 ちしゃふわく ちしゃはまどわず
賢人は決断力があるということ。
知恵のある者は道理を知り、物事を見抜く力があるので、
事に当たって迷うことはないという意味。
「知者は惑わず、仁者(じんしゃ)は憂(うれ)えず、
勇者は懼(おそ)れず」から。




桃李成蹊 とうりせいけい


桃李成蹊 とうりせいけい
桃や李(すもも)は口をきいて人を招くことはしないが、
花や実にひかれて人々が自然と多く集まってくるので、
いつのまにか木の下へ至る小道ができてしまうということ。
(転じて)
立派な人物は自ら特別なことをせずとも、
その徳を慕って人々が自然と集まってくるという意。
「桃李言わざれども下自ずから蹊を成す
( とうりいわざれどもしたおのずからけいをなす )」と訓読する。




斗南一人 となんのいちにん


斗南一人 となんのいちにん
天下第一の人物。
天下に並ぶ者のない人のこと。
北斗星は天空の極点を示す星であり、
その北斗星の南には、ただこの人がいるだけであるの意から、
天下第一の賢人をいう。




述而不作 のべてつくらず


述而不作 のべてつくらず
(述べて作らず)

先賢の説を受け継いで述べることはするが、
軽率に自分から創作はしない。
天下の道理は、古人聖賢のことばにすべて含まれているという意。
「論語」の「述べて作らず、信じて古(いにしえ)を好む。」に基づく。
孔子の学問に対する自分のやりかたを述べたことば。
「述」は、先人の学問を受け継いで述べ伝えること。
「作」は、創作すること。




博識多才 はくしきたさい


博識多才 はくしきたさい
知識が広く才能が優れている意。
いろいろな学問に通じ才能が豊かなこと。
「博識」は、広く物事を知っていること。
「多才」は、いろいろな方面の才能を豊かに備えていること。




成人之美 ひとのびをなす


成人之美 ひとのびをなす
(人の美を成す)

人を助けてよい事を成就させること。
人の美点や長所を十分に伸ばすように助成することをいう。
「成」は、完成の意。
「論語」に「君子は人の美を成し、人の悪を成さず。
小人(しょうじん)は是れに反す」とある。
教養や徳のある人は人に美点や長所があれば、
それを助けて伸ばすようにしてあげ、
また人に欠点があれば、これをいさめ教えて、
それがなくなるように導く。
しかし、教養や徳のない人はこれとまったく正反対の事を
するということ。




名人上手 めいじんじょうず


名人上手 めいじんじょうず
その技芸で、他の人以上に優れた技能を持っている人。
名人とも上手ともいわれる人。
「名人」と「上手」は、そのことに巧みである人の意。
江戸時代、囲碁将棋の世界では段位の別称として、
七段の者を「上手」九段の者を「名人」と称したことから。
なお、八段は「半名人」という。




山不厭高 やまたかきをいとわず


山不厭高 やまたかきをいとわず
(山高きを厭わず)

徳は多く積むほどよいこと。
山は多くの土砂や岩石が慕い寄って、
高さが増すことを厭(いや)がらないので、ますます高くなり、
徳を慕って人の寄ってくることを拒まなければ、
ますます立派なものになることをいう。
「海不厭深(海は深きを厭わず)」と続く。




蘭摧玉折 らんさいぎょくせつ


蘭摧玉折 らんさいぎょくせつ
賢人や美人の死をたとえていう。
蘭の花が散り、玉が砕け割れること。
(転じて)
賢人や美人などが、その魅力を十分に発揮しないまま、
世を去ってゆくこと。
「蘭摧玉折と為(な)るとも簫敷艾栄(しょうふがいえい)
とは作(な)らず」という語から。
蘭が折れ、玉が砕け散るように、
優れた者として死ぬことはあっても、
雑草が茂るように無能の者として繁栄することは欲しない。
なんの取り得もなく漫然といき長らえるよりは、
潔く死ぬほうが本望であるの意。




和而不同 わじふどう


和而不同 わじふどう わしてどうぜず
他人と親しくしても、自己の見識に基づいて
相手におもねり従うようなことはしないという孔子のことばによる。
「君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず」から。
君子は人と協調するが、
自分の立場を忘れて人にこびへつらったりはしない、
器量の小さい人間は、すぐ他人に同調するが、
心から打ち解ける事は無いということ。
「和」は、自分の考えをもって協調すること、
「同」は、自分の考えが無いままに、周りと協調すること。




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