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逆引き 四字熟語 四文字熟語辞典 > 状態 状況に関する四字熟語



異口同音 いくどうおん


異口同音 いくどうおん  
みんなが口をそろえて同じ事をいうこと。
多くの人の意見が一致する事。
「口を異にしても、音(ことば)は同じ」、
つまり話す人は違っていても、言うことはみな同じの意。
また、多くの人の説や考え方、意見などが一致する事にも使われる。




一部始終 いちぶしじゅう


一部始終 いちぶしじゅう  
事の始めから終わりまで。顛末(てんまつ)。
こまごまとした事情のすべて。
書物の始めから終わりまで。
「一部」は書籍などの一冊、または一揃え全巻の意。


一虚一実 いっきょいちじつ


一虚一実 いっきょいちじつ  
虚になったり実になったり(一定の形を保たずに消えたり現れたり)
して、変化の予測しにくいこと。
「虚」はむなしい、
「実」はみちるの意。
あるいはむなしく、あるいは満ちるの意。


一切合切 いっさいがっさい


一切合切 いっさいがっさい  
何も残さずすべて。何もかも。残らずみな。全部。
「一切」も「合切」も、ともにすべてという意で、
重ねて意味を強めたもの。
「一切合財」とも書く。


一瀉千里 いっしゃせんり


一瀉千里 いっしゃせんり  
物事が速やかにはかどり進む事。物事の進行が速いこと。
文章や弁舌がすらすらとよどみのない事。
川の水が一度勢いよく流れ出すと、一気に千里も流れるという意から。
「瀉」は流れ出る、そそぐの意。


一進一退 いっしんいったい


一進一退 いっしんいったい  
進んだり退いたりすること。
状態や状況などがよくなったり悪くなったりすること。
  


一世風靡 いっせいふうび


一世風靡 いっせいふうび 
その時代の人々をなびかせたり、従わせてたりする事。
又流行する事。
「一世」はその時代、
「風靡」は風が草木をなびかせるように人々をなびかせ従わせるの意。


一張一弛 いっちょういっし


一張一弛 いっちょういっし  
弦を強く張ったり、ゆるめたりすること。
(転じて)
人に厳しく接したり、やさしく接したりすること。
苦労させたり、楽をさせたりすること。
また、勢いが盛んになったり衰えたりすること。
「帳」は弓の弦を張ること、
「弛」は弓の弦をはずすことの意で、弓の弦の張りぐあいにもとづく語。
時には厳格に時には寛大に程よく人に接するべきであるという
政治家・上司・教育者の心得。
また現在では、相場が小さな変動を繰り返す場合にも使われることがある。
「一弛一張」(いっしいっちょう)ともいう。



紆余曲折 うよきょくせつ


紆余曲折 うよきょくせつ   
道や川などが曲がりくねっていること。
(転じて)
事情が複雑に込み入って面倒なこと。
また、物事の経過が複雑にいろいろ変わること。
「紆余」も「曲折」も、ともに曲がりくねったさまの意。




雲散霧消 うさんむしょう


雲散霧消 うさんむしょう   
ものごとが跡形もなく、すっかり消えてしまうこと。
雲や霧が、風や日の光によってたちまち消えてしまうことから。



蜿蜿長蛇 えんえんちょうだ


蜿蜿長蛇 えんえんちょうだ  
うねうねと長く続いているようす。
「蜿蜿」は「蜿蜒」「蜒蜒」とも書き、ヘビなどがうねり行くさま、
「長蛇」は長く大きなヘビの意(転じて)長い列の形容。
 



音信不通 おんしんふつう


音信不通 おんしんふつう   
訪れもなく、手紙などの連絡もなくなってしまったようす。
「音信」は「いんしん」とも読み、訪れや便り、
「不通」は手紙などのやりとりがない、交際がないの意。
連絡がまったくつかないときにも使われる。




鰥寡孤独 かんかこどく


鰥寡孤独 かんかこどく    
老いて身寄りのないひとり者。
また、身寄りの無い人々のこと。
「鰥」は妻をなくした老人、
「寡」は夫をなくした老女、
「孤」はみなし子、
「独」はひとり者。
これらをくみあわせて、身寄りの無い人々の意。
  



騎虎之勢 きこのいきおい


騎虎之勢 きこのいきおい   
ものごとに勢いついて、途中でやめられなくなったことのたとえ。
虎に乗って走ると大変な勢いであるのに加えて、
途中で降りたりすれば、かえって虎に襲われる危険があるので、
そのまま突っ走るほかないことからでたことば。
後に引けないことについていう。




窮鼠噛貍 きゅうそごうり


窮鼠噛貍 きゅうそごうり   
追いつめられて逃げ場を失ったネズミは、抵抗して
必死にタヌキ(もしくはネコ)にかみつくことから
(転じて)
弱い者も絶体絶命の窮地に追い込まれると、
強者に対して意外な力で反撃し苦しめられることをいう。
「貍」はタヌキ(または野良猫)のこと。
窮鼠噛猫(きゅうそごうびょう)と同じ意味。



急転直下 きゅうてんちょっか


急転直下 きゅうてんちょっか 
ものごとのようすが急に変わって、解決・決着がつくこと。
急に転じ直ちに下るの意で、変転の仕方が急激であること。
「急転」は、ものごとが急変すること、
「直下」は、ただちに結論が下るの意。




驚天動地 きょうてんどうち


驚天動地 きょうてんどうち  
世の中を大いに驚かせる事。
天を驚かし、地を動かすの意から。
世間の人々を大いに驚かすこと。




議論百出 ぎろんひゃくしゅつ


議論百出 ぎろんひゃくしゅつ  
数多くの意見がさまざまに出される事。
また、議論が戦わされること。
「議論」は意見を出し合って論ずること、
「百出」はさまざまのものが多く現れるの意。




君子豹変 くんしひょうへん


君子豹変 くんしひょうへん  
君子は自分の過ちがわかるとただちに改め、
すばやく善に向かうということ。
(転じて)
いままでの思想や態度が急に変わること。
また、変わり身の早さを言う。
もとはよい意味で使ったが、現在では態度や主張を急に変える、
悪い意味で用いられる。
豹は季節によってその斑紋が鮮やかで美しくなることから、
「豹変」は、すばやく鮮やかに変わるの意。




呉越同舟 ごえつどうしゅう


呉越同舟 ごえつどうしゅう  
敵味方、あるいは仲の悪い者同士が同じ場所、
もしくは同じ境遇にいること。
また、争っている者同士が、共通する利害のために
協力することのたとえ。
「呉越」は呉の国と越の国、
「同舟」は同じ舟に乗るという意。

中国の春秋時代、呉と越がしばしば戦っていたが、
両国の境を流れる川を渡るときは、たとえ敵同士でも
同じ舟に乗らなければならず、また、途中で災難に遭えば
助け合ったり協力し合ったりもしなければならなかったということから、
仲の悪いもの同士が一ヶ所にいること。
また、共に行動すること。
敵同士でも共通の困難に対しては協力するということ。



虎視眈眈 こしたんたん


虎視眈眈 こしたんたん      
虎が鋭い目で獲物をねらってじっと見下ろすさま。
(転じて)
強い者が機会をねらって形勢をうかがっているさま。
隙があればつけいろうと、油断なく相手の様子をうかがうたとえ。
「虎視」は、虎が獲物をねらい見ること。
「眈眈」は、にらみ見下ろすさま。




渾然一体 こんぜんいったい


渾然一体 こんぜんいったい  
複数のものがまじって一体となっていること。
異質のものが溶け合って区別のつかないさま。
「渾然」は、区別のないさま、
「一体」は、ひとまとまりの意。



再三再四 さいさんさいし


再三再四 さいさんさいし   
たびたび。
何度も何度も。
「再三」は、ふたたびみたび、何度もの意で、
「再四」は、再三をさらに強調したもの。



三者鼎立 さんしゃていりつ


三者鼎立 さんしゃていりつ  
三人もしくは三つの勢力が、互いに対立しあっていること。
「鼎」は、昔ものを煮るのに使った三本脚の金属製の器。
「鼎立」は、三者の対立を表し、三方に割拠して互いに
牽制しあうことをいう。




三位一体 さんみいったい


三位一体 さんみいったい  
三つのものが結びつき、一つのようになっていること。
また、三つは別別のものだが、本質は一致するということ。
doctrine of Trinityの訳語。
もとはキリスト教の根本主義で、
三位(父である神と神の子キリストと信仰経験に示された聖霊)は
唯一神の現れ方であり、神はこの三つをもつ実体であるとする説。
三者が心を合わせて協力する場合にも用いる。




十中八九 じっちゅうはっく


十中八九 じっちゅうはっく  
十のうち八か九まで。
ほとんど。
おおかた。
たいてい。
「じゅうちゅうはっく」とも読む。




紫電一閃 しでんいっせん


紫電一閃 しでんいっせん 
研ぎ澄ました刀を一振りした時にひらめく一瞬の鋭い光。
「紫電」は紫色の光
「一閃」はピカッと光る事。
(転じて)
一瞬の短い時間の事。または、事態が急変する事。




終始一貫 しゅうしいっかん


終始一貫 しゅうしいっかん    
始めから終わりまで、ずっと同じ主義や態度でのぞみ変わらないこと。
周囲の情勢や変化に影響される事なく、主義主張を持ち続ける場合
にも用いる。




衆人環視 しゅうじんかんし


衆人環視 しゅうじんかんし   
大勢の人がまわりをとり囲んで見ていること。
ものごとがまる見えなこと。
また、ものごとが白日の下にさらされていることにもいう。
「衆人」は、大勢の人、
「環視」は、まわりで見ていることの意。




十年一日 じゅうねんいちじつ


十年一日 じゅうねんいちじつ  
十年がまるで一日のようだという意。
(転じて)
長い年月のあいだ同じ状態が続いて変化や進歩がない事。
いつになっても変わりばえしないさま。
また、長い期間ひとつの仕事を怠(おこた)り無く勤め続けることの
形容にも用いる。
「十年一日の如し」という。




種種雑多 しゅじゅざった


種種雑多 しゅじゅざった   
いろいろなものが、雑然と入りまじっていること。
「種種」は、いろいろの意。
   



人口膾炙 じんこうかいしゃ


人口膾炙 じんこうかいしゃ  
広く世間の人人の話題になって、もてはやされること。
「人口に膾炙す」とも読む。
「膾」は、なますで、細かくきざんだ生の肉、
「炙」は、あぶった肉のことで、どちらも誰の口にも好まれることから、
(転じて)膾炙は広く人人に知れるという意。
おもに詩文や名文句などが広く人々の口にのぼってもてはやされる
ことをいう。




震天動地 しんてんどうち


震天動地 しんてんどうち  
天地をふるい動かすほどの大変な出来事のこと。
世間の人々を大いに驚かす事。
大事件が起こったときの形容。
天を震わせ地を動かすほど大きな音や力という意から。




寸鉄殺人 すんてつさつじん


寸鉄殺人 すんてつさつじん  
短くても、鋭く適切な言葉で相手の急所をつくことのたとえ。
「寸鉄人を殺す(すんてつひとをころす)」とも読み、
きわめて短い刃物で人を殺すという意から。
警句のひとつ。




生殺与奪 せいさつよだつ


生殺与奪 せいさつよだつ  
生かす、殺す、与える、奪うことなど、他者を支配し
自分の思うままにすること。
絶対的な権力をいう。

青天霹靂 せいてんへきれき


青天霹靂 せいてんへきれき   
突発的なできごと。急に起きた思いがけない大事件のたとえ。
青く晴れた空から、突然鳴り出す雷の意。
不意打ちを食らう、と言う意にも使われる。
「青天」は、よく晴れわたった青空で、「晴天」とも書く。
「霹靂」は、激しく空を裂くような雷鳴のさま。
本来の意味は、筆の勢いが激しく躍動するさまのたとえ。



勢力伯仲 せいりょくはくちゅう


勢力伯仲 せいりょくはくちゅう  
相互の力が接近していて、優劣の差がないこと。
二つの勢力が互いにつりあっていて、甲乙付けがたい状況のこと。
「伯仲」は長兄と次兄、
(転じて)
よく似ていて優劣がないこと、力が接近していることの意。




赤手空拳 せきしゅくうけん


赤手空拳 せきしゅくうけん  
手に何も持っていない事。
または、何の助けも受けないで、ひとりでやる事。
「赤手」も「空拳」も素手または、からての意。




千古不易 せんこふえき


千古不易 せんこふえき    
永遠に変わらないこと。
遠い昔から変わらず、永久に価値があること。またそのさま。
「千古」は大昔、遠い昔、または大昔からいままで、
「不易」は変化しないの意。




前人未到 ぜんじんみとう


前人未到 ぜんじんみとう     
いままでだれも到達していないこと。
まだ誰も成し遂げる事ができないほど、実現の困難なこと。
新分野を切り開くときや、空前の記録や偉業、探検などを
いうときに用いる。




前代未聞 ぜんだいみもん


前代未聞 ぜんだいみもん    
いままで一度も聞いたことのないような大変珍しいこと。
または、たいへんなこと。
驚きあきれたことに対して言う場合が多い。



千変万化 せんぺんばんか


千変万化 せんぺんばんか   
さまざまに変化すること。
場面・事態・様子などが次々と変化していくこと。
「千」も「万」も数が多い事を表す。
「千変」は「せんべん」とも読む。




千万無量 せんまんむりょう


千万無量 せんまんむりょう  
はかり知れないほど多いこと。
いい尽くせないほどたくさんあること。
「千万」も「無量」も、ともにきわめて多いの意。




滄桑之変 そうそうのへん


滄桑之変 そうそうのへん    
世の中の移り変わりの激しいこと。
「滄」は滄海の略で大海原、
「桑」は桑畑の意。
青い大海原が一夜にして干し上がって桑畑になるという意から、
激しい変化のたとえ。




桑田滄海 そうでんそうかい


桑田滄海 そうでんそうかい   
桑畑がいつの間にか青海原に変わってしまうことから
(転じて)
世の中の移り変わりが激しいこと。
「桑田変じて滄海となる」とも言う。




大廈高楼 たいかこうろう


大廈高楼 たいかこうろう   
大きく高い建物のこと。
また、それらが立ち並んでいる様子。
豪壮で立派な家。
「廈」は屋根をふいた家の事で、
「大廈」は大きな家屋敷の意。
「楼」は二階建て以上の建築物のことで、
「高楼」は高く層を重ねている建物の意。
「高楼大廈こうろうたいか」ともいう。





大山鳴動 たいざんめいどう


大山鳴動 たいざんめいどう  
はじめの騒ぎが大きいわりに、実際はたいした結果がでないこと。
前触れは大きいが、これといったことは起こらないこと。
「大山鳴動してネズミ一匹」の略で、騒ぎばかり大きくて、
実際に起こったことはたいした事ではない例え。
「大山」は「泰山」とも書く。
ローマの詩人ホラティウスの「山が産気づいて鼠を一匹産む」から。




大所高所 たいしょこうしょ


大所高所 たいしょこうしょ  
広い視野、高い見地からものごとをみて判断すること。
枝葉末節にとらわれない立場。
「大所」も「高所」も、ともに広く見渡せる高い立場の意。
また、小さな事柄にこだわらない態度も示す。




徹頭徹尾 てっとうてつび


徹頭徹尾 てっとうてつび   
最初から最後まで一貫しておし通すこと。
初めから終わりまで徹底的に。
「徹」は通る、突き通すの意で、頭から尾までを突き通すがもとの意。
また、「あくまでも」「決して」「だんじて」の副詞的な使い方もする。




天地無用 てんちむよう


天地無用 てんちむよう    
上下を逆さまにしてはいけないということ。
「天を地として用いること無かれ」の意で、
「天地」は上部と下部、上下のこと、
「無用」は、ある行為の禁止の意。
荷物の梱包箱などに書かれているが、上下どうでもよい
という意ではない。
もとは「天地混同無用」ということばで、これを四字に
省略して慣用表現されたもの。




徒手空拳 としゅくうけん


徒手空拳 としゅくうけん 
手に何も持っていない素手の事。
また自分以外に頼る物が何も無い事。
「徒手」は手に何も持っていない、
「空拳」は拳に何も無いの意。
同義語を重ねて意味を強めたもの。




如法暗夜 にょほうあんや


如法暗夜 にょほうあんや   
まっくらやみ。
文字どおりの暗い夜。
全くの闇夜であるということ。
「如法」は仏の教えのとおりであること。
文字どおりであること。




表裏一体 ひょうりいったい


表裏一体 ひょうりいったい  
二つのものの関係が表と裏のように密接で切り離せないこと。
また、相反する二つのものが、共通の目的に向かって一つになること。
外見と内心とが違いが無く一致していることにもいう。




不易流行 ふえきりゅうこう


不易流行 ふえきりゅうこう
変化するものも、もとは同じであるということ。
江戸時代の俳諧師(はいかいし)、松尾芭蕉が唱えた俳諧の基本理念の一つで、俳諧は時代によって詠み方が変わるが、その本質は変わらないということ。
「不易」は、いつまでも変わらない伝統や芸術の精神。
「流行」は、時代とともに変わり新しくなるものの意。
俳諧における永遠の本質は、新しさを求めて常に変化する流行の中にこそあるという考え。




文質彬彬 ぶんしつひんぴん


文質彬彬 ぶんしつひんぴん  
人間の外見と内容が調和していること。
実質の充実と外観の重々しさとの調和がよくとれて、優れているさま。
「文質」は外見と内容、
「彬彬」は、よく釣り合っているの意。
『論語』には「文質彬彬としてしかる後に君子なり
(外見と実質がうまくとけあってこそはじめて君子である)」とある。




弊衣破帽 へいいはぼう


弊衣破帽 へいいはぼう    
ぼろぼろの衣服と破れた帽子のこと。
とくに旧制高校の学生が硬派を気取ったバンカラ風な格好をいう。
「弊衣」は、くたくたになった衣服、
「破帽」は、破れた帽子の意。



平身低頭 へいしんていとう


平身低頭 へいしんていとう  
体をかがめ頭を下げて、恐縮するさま。
ひれ伏して相手を敬うこと。
また、ひたすらあやまること。
「平身」は、からだを低くかがめる、
「低頭」は、頭を低く下げるの意。




平平凡凡 へいへいぼんぼん


平平凡凡 へいへいぼんぼん   
とくに変わっていることがないこと。
ごくありふれていること。
「平凡」ということばをくり返して意味を強調したもの。
特に目立ったことが何もない場合に用いる。




変幻自在 へんげんじざい


変幻自在 へんげんじざい   
現れたり消えたり、変化が思いのままであること。
「変幻」は幻のように変化出没すること、
「自在」は自らの思いのままの意。
姿を現したかと思うとすぐに消え、また、すばやく姿を変えたり、
変化するのがめまぐるしく、自由自在であること。




暮色蒼然 ぼしょくそうぜん


暮色蒼然 ぼしょくそうぜん   
夕暮れ時のあたりが薄暗いさま。
夕方の景色がぼんやりと青く薄暗いということ。
「暮色」は夕方の薄暗い色合い。
「蒼然」は薄暗くぼんやりしたさま、色が青いさま。




満目蕭条 まんもくしょうじょう


満目蕭条 まんもくしょうじょう  
見渡すかぎり、もの寂しいこと。
「満目」は、目いっぱいに満ちること。あたり一面。
「蕭条」は、ひっそりと、もの寂しいさまの意。がらんとしたさま。




無我夢中 むがむちゅう


無我夢中 むがむちゅう    
一つの物事に心をとらわれて自分を忘れ、
他のことがわからなくなること。
あることに熱中して我を忘れ、
他のことをかえりみないで行動すること。
「無我」は、もとは仏教語で、
己への執着を脱した状態にあることの意。




孟母三遷 もうぼさんせん


孟母三遷 もうぼさんせん   
子どもの教育には、環境が大切だということ。
「孟母」は孟子の母、「三遷」は三度も住居を変えたという意。
「孟母三遷の教え」の略。
孟子の母は子どもの教育のことを考えて、三度も引越しをした。
初めは墓地の近くに住んでいたが、埋葬のまね事をして遊ぶので
市中に移り住んだ、
すると商売のまね事をして遊ぶので今度は学校の近くへ移り住んだ、
すると、礼儀作法など学習のまねをして遊ぶようになったので、
母は喜んでそこに居を定めた。という故事から。
 



門外不出 もんがいふしゅつ


門外不出 もんがいふしゅつ  
大切に保存して秘蔵すること。
貴重な芸術品などを秘蔵していて、家の外に持ち出したり、
人に見せたりしないこと。




門戸開放 もんこかいほう


門戸開放 もんこかいほう   
出入りの制限をやめて自由にすること。
(転じて)
市場に制限を加えずに貿易を自由化すること。
「門戸」は出入り口の意。




有形無形 ゆうけいむけい


有形無形 ゆうけいむけい   
形のあるものと形のないもの、
また目に見えるものと見えないものを含むあらゆるもの。
すべてのものという意。




臨機応変 りんきおうへん


臨機応変 りんきおうへん  
その場の状況や事態の変化に応じて、適切なふさわしい
手段をとること。
「臨機」は時と場所にのぞむ、
「応変」は変化に応じるの意。
柔軟なすばやい判断力で適切な手段方法をめぐらす
ということ。




鱗次櫛比 りんじしっぴ


鱗次櫛比 りんじしっぴ    
すき間なく、びっしりと並んでいること。
うろこやくしの歯のように順番に整然と並ぶこと。
「鱗次」は魚のうろこのように並び続いているさま、
「櫛比」は、くしの歯のようにすき間なく並んでいるの意。




吉凶禍福 きっきょうかふく


吉凶禍福 きっきょうかふく
吉事と凶事のこと。
また、めでたいことと縁起の悪いこと。
「吉凶」は、めでたいことと縁起の悪いこと。
「禍福」は、災いとしあわせなこと。
運や縁起が、よいか悪いかということ。
類似した意味の言葉を重ねたもの。




禍福倚伏 かふくいふく


禍福倚伏 かふくいふく
災いと幸福が表裏一体となって交互に出現することのたとえ。
災いがあるかと思うと、そのかげに福がかくれており、
福がおとずれたと喜んでいると、
そのかげには災いが潜んでいるもの。
「禍福」は災難と幸福。不運と幸運。
「倚伏」は互いに原因が潜んでいる事の意。
幸福と不幸はかわるがわる生じることをいう。




局外中立 きょくがいちゅうりつ


局外中立 きょくがいちゅうりつ
対立や抗争に関与せずにどちらにも味方をしない態度をとること。
戦争をしている国のいずれをも援助せず、
戦争に影響を与えるような行動をとらない国家の立場。
(転じて)
争いにかかわらない姿勢全般についていう。
「局外」は、そのことに関係のない立場。
「中立」は、争いの外にいてどちらにも味方しないこと。




九分九厘 くぶくりん


九分九厘 くぶくりん
ほとんど確実だと思われる様子。
十分(じゅうぶ)に一厘だけ足りない九分九厘までの意で、
ほとんど完全に近いと思われるさま。
九十九パーセントのこと。
「分」は全体の十分の一で、「九分」は九十パーセント。
「厘」は全体の百分の一で、「九厘」は九パーセントを表す。

ちなみに比率を表す「割」の単位はここでは考えに入れません。
「割」は江戸時代に登場した歩合(ぶあい)計算に使う十分の一のことで、それ以前からある数量を表したことばには使われていません。
たとえば「五分五分ごぶごぶ」や「腹八分目はらはちぶんめ」など。
歩合を表す言葉は、
「割」・・・10分の1の率。
「分」・・・割の10分の1。
「厘」・・・割の100分の1。
したがって、ここでいう「九分九厘」は、
歩合で表す「九割九分」と同じです。




現状維持 げんじょういじ


現状維持 げんじょういじ
現在の状態をそのまま保ち続けること。
現在続いている内容を今後も継続させていくこと。




塞翁之馬 さいおうのうま


塞翁之馬 さいおうのうま
人生の禍福は変転し予測できないものである。
またそれをいたずらに一喜一憂すべきことでないことをいう。

国境の砦に住む老翁が、飼っていた馬に逃げられたが、
やがてその馬が駿馬(足の速い馬)をつれて帰ってきた。
駿馬に乗った翁の子は落馬して足を折ってしまったが、
そのために、胡人の侵略による戦乱にも兵役をまぬがれて
無事であった、という故事から。
幸不幸は定め難く、不幸を嘆いてばかりいてはいけない
という意もある。
「人間万事塞翁が馬」ともいう。




死灰復燃 しかいふくねん


死灰復燃 しかいふくねん
ひとたび消えた火が、また燃え出すこと。
勢いを失ったものが、再び力を盛り返すこと。
「死灰」は、火の気がなくなった灰。
一度落着したことが、再度問題になる例え。
「死灰復燃ゆ(しかいまたもゆ)」ともいう。




時機到来 じきとうらい


時機到来 じきとうらい
しおどきの意。
あることを行うのに適当な機会が訪れること。
機が熟すこと。




自然淘汰 しぜんとうた


自然淘汰 しぜんとうた
自然界で、生態的条件や環境に適応できる生物は残り、
そうでないものは死滅する現象のこと。
ダーウィンが進化論の中で説いたことば。
適者生存の原則で比喩的に用いる。
また、時代の流れと共に優良なものが残り、
劣悪なものは滅びるということ。
「淘汰」は、選び分ける。悪いものを捨て、よいものを取ること。
「自然淘太」とも書く。




死馬之骨 しばのほね


死馬之骨 しばのほね
かつてはずばぬけていたが、
今は価値のなくなってしまったもののたとえ。
また、無用の物を利用して有用なものとすること。
凡人をまず優遇しておけば、やがて賢者が自然と集まって来るたとえ。
「死馬の骨を五百金に買う」の略。

昔、中国のある王が、千金を持たせて千里を走る名馬を
求めさせたところ、その馬はすでに死んでしまっていた。
だがその馬の骨を五百金で買い取ってみせると、そのうわさが
広まって、たちまち名馬が三頭も持ち込まれてきたという故事。
これは、優秀な人材を集めたいと願っていた
燕(えん)の昭王(しょうおう)に、その臣下の郭隗(かくかい)が、
具体策を示した時のたとえ話。
そして郭隗は「死馬の骨のような役立たずの私を、
不相応に優遇するところからはじめて下さい」と説得したという。
つまらぬものでもそれによって良い結果を得ることから、
人材を熱心に集めることの例えにも用いる。





食前方丈 しょくぜんほうじょう


食前方丈 しょくぜんほうじょう
豪華でぜいたくな食事のこと。
食事をするときに、席前に一丈四方いっぱいに料理を
ならべることから、きわめてぜいたくな料理のたとえ。
「食前」は、食事の席の前。
「方丈」は、一丈四方。
「丈」は、長さの単位。
一丈は約三・〇三(周代は二・二五)メートル。




新旧交替 しんきゅうこうたい


新旧交替 しんきゅうこうたい
新しいものが古いものと入れかわること。
役割や位置などを、古いものから新しいものへ替えること。
新しい者が古い者の座をとること。
「新旧交代」とも書く。




千鈞之重 せんきんのおもみ


千鈞之重 せんきんのおもみ
非常に重いこと。
また、その重い物。
「鈞」は、目方の単位、一鈞は三十斤といわれ、
「千鈞」は非常に重い目方のこと。
(転じて)
非常に価値が高いことの意にも使う。




多多益弁 たたますますべんず


多多益弁 たたますますべんず
(多多益益弁ず)

多ければ多いほどいいということ。
手腕や才能に余裕があり、
多ければ多いほど都合がよい意に用いる。
「弁」は、わきまえる、処理する意。
漢の劉邦(りゅうほう)が韓信(かんしん)に
将軍たちの統率力の大小をたずねたとき、
韓信は「私は兵士の数が多いほどうまく処理できます」と
言ったという故事から。
多ければ多いほどうまく使うことができるという意。




弾丸黒子 だんがんこくし


弾丸黒子 だんがんこくし
きわめて狭い、大変小さな土地のこと。
「弾丸」は、中国で昔小鳥などを捕るのに使われてた、
弓で飛ばした球形のはじき玉のこと。
「黒子」は、ほくろのこと。
(転じて)
はじき玉やほくろのように、非常に狭い土地のたとえ。




長蛇之列 ちょうだのれつ


長蛇之列 ちょうだのれつ
人々が並んで長く連なった様子が蛇に似ていることから、
蛇のように長々と続く行列をいう。
また、長く連なったものの例え。




時之氏神 ときのうじがみ


時之氏神 ときのうじがみ
けんかや口論の際に仲裁してくれる人。
「挨拶は時の氏神(あいさつはときのうじがみ)」の略。
喧嘩口論はだんだんエスカレートして、なかなか収まらないもの。
そんなとき双方の顔をつぶさないよう、
仲裁してくれる者があると、まるく収めることが出来る。
争いごとや けんかの仲裁に入ってくれる人が現れたならば、
ありがたくその人の言うとおりにした方が良いということ。
「氏神」は、先祖を祭った神、
または生まれた土地「うぶすな」の鎮守の神。




伯仲之間 はくちゅうのかん


伯仲之間 はくちゅうのかん
互いに優劣の差のない間柄。
「伯仲」は、長兄と次兄の意。
中国では兄弟の順番を、年齢の上の者から
「伯・仲・叔(しゅく)・季(き)」で表した。
長兄と次兄とは年齢の差が少ないことから、
優劣の差がないことで互角の意となった。
また、両者に差がなく似たりよったりであること。




万死一生 ばんしいっしょう


万死一生 ばんしいっしょう
命が助かる望みのない状態。
また、そのような危険な状態から命が助かること。
「九死一生」より少ない確率で命を取り留めること。
死を万とすると、生はわずか一しかない。
それほどきわめて危険な状態からかろうじて助かること。
「万死の中(うち)に一生を得る」ともいう。




万事万端 ばんじばんたん


万事万端 ばんじばんたん
何から何まですべての事柄のことと、
それに関して考えられる手段すべてのこと。
「万事」は、すべてのこと。
「万端」は、あらゆる事柄・手段をいう。




秘中之秘 ひちゅうのひ


秘中之秘 ひちゅうのひ
秘密にすべき事柄のうちでも、特に秘密の事柄。
絶対の秘密。
極秘。
芸術などで口伝(くでん)の奥義(おうぎ)についてもいう。




複雑多岐 ふくざつたき


複雑多岐 ふくざつたき
事情が込み入っているさま。
物事の事情や関係が、
多方面にわたっていて込み入っているさま。
「多岐」は、道筋がいくつにも分かれて多いこと。




忙中有閑 ぼうちゅうゆうかん


忙中有閑 ぼうちゅうゆうかん
忙しいなかにも、ほっと一息つくわずかな暇があるの意。
また、どんな忙しい時でも、心に余裕があること。
「忙中閑あり(ぼうちゅうかんあり)」と訓読する。




鵬程万里 ほうていばんり


鵬程万里 ほうていばんり
遠い道のりのこと。
「鵬程」は、ひとたび飛び上がれば九万里を行くという
鵬(おおとり)の飛び渡る道のりの意。
海路または空路の旅程が極めて長距離であること。
また、将来が希望に満ち溢(あふ)れて前途洋々のたとえ。




羊腸小径 ようちょうしょうけい


羊腸小径 ようちょうしょうけい
くねくねと曲がった長い小道のこと。
羊の腸のように山道などが曲がりくねっていること。
「羊腸」は、羊のはらわた。
「小径」は、小道。




洛陽紙価 らくようのしか


洛陽紙価 らくようのしか
著書が好評を博して盛んに売れること。
晋(しん)の左思(さし)が「三都賦(さんとのふ)」を作った時、
洛陽(らくよう)の人が争ってこれを書き写したために
紙の需要が増した。
そのため洛陽では紙の値段が高くなったという故事に基づく。
「洛陽の紙価を貴む」「洛陽の紙価を高める」
「洛陽の紙価を高らしむ」ともいう。




李下之冠 りかのかんむり


李下之冠 りかのかんむり
他人の疑いを受けやすい行為は、
初めからしないほうがよいという意。
李(すもも)の木の下で冠をかぶり直したりすれば、
手を伸ばして李を盗んでいるのだと疑われるから。
「李下に冠を正さず(りかにかんむりをたださず)」と訓読する。
類義語、「瓜田李下」「瓜田に履を納れず」




鹿鳴之宴 ろくめいのえん


鹿鳴之宴 ろくめいのえん ろくめいのうたげ
中国で唐代、州県の官吏登用試験に合格して
都に上る人を送るための宴。
また、群臣や賓客をもてなす酒宴。




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